セラースプライト一括レビューリクエストの使い方完全ガイド
2025.08.08
更新日: 2026.2.10
Amazonで売上が伸び悩む原因の1つに、「相乗り出品(相乗り)」があります。
「1商品につき商品詳細ページは1つ」というAmazon特有のルールが背景にあります。
また「相乗り出品」は不正出品と混同されやすく、ネガティブな印象を持たれがちです。
しかし、上手に活用すれば、比較的少ない労力で、短期間の売上アップにつなげられる可能性があります。
この記事では、相乗り出品とはそもそも何で、どのようなメリット・デメリットがあるのか、誰がどのように活用するとよいのか、詳しく解説します。
なお、弊社ではAmazon売上アップガイドを無料で提供しています。
これからAmazonの売上を伸ばしていきたい方向けに、成果を最大化するためのポイントを解説しております。
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目次
相乗り出品とは、ある出品者が出品している商品を、他の出品者が出品することを指します。
Amazonでは、「1つの商品に商品詳細ページは1つ」というルールがあるため、相乗り出品されるということは、自分たちが作った商品ページを他の出品者にも利用される形になる、ということです。
つまり、先行出品者にとっては競合が増えやすい仕組みです。
しかし、後発の出品者や購入者にとっては、ありがたいシステムでもあります。
購入者が同一ページで出品者を比較できるため、購入体験を最適化する設計だといえます。
別の出品者が出している商品を、ほかの出品者が出すことは、実際の店舗でも、楽天市場や各種ECサイトなどでも、ごく普通のことです。
それなのに、他の出品者による出品が、Amazonの中でだけ「相乗り出品」と言われ、さまざまな防止策が講じられているのには、Amazon特有の出品ルールが関係しています。
そのルールとは、「1つの商品につき、商品ページは1つ」というものです。
実店舗販売などの場合、商品が同じだったとしても、違う店舗が出品していると、店舗ごとに陳列の仕方や売り込み方はばらばらです。
しかし、Amazonにおいては、同じ商品を扱う出品者は、全員が同じ商品ページを使って販売することになります。
つまり、最初に出品した人から見ると、他の出品者が「相乗り」してきたかのように見えるわけです。
これが、「相乗り出品」が生まれる「仕組み」です。
では、相乗り商品は、他の商品とはどのような違いがあるのか、出品方法ごとの商品の特徴について解説します。
相乗り商品は、他の出品者がすでに出している商品なので、世間一般で広く売られているものを仕入れて売る場合に、相乗り商品になりがちです。
たとえご自身がはじめて出品する場合でも、その商品が誰でも入手できるものだとしたら、時間の経過とともに、相乗り商品という立場になってしまうでしょう。
一方、自社独自で生産し、販売する商品は「オリジナル商品」と呼ばれます。
オリジナル商品は、販売できるのが自社のみなので、相乗りされる心配がありません。
自分が一から商品をつくり、商品ページもつくるので、販売に際して工数はかかりますが、一度売れたときのメリットもその分大きくなります。
OEMとは、「original equipment manufacturing」の略で、自社ブランドの商品を、他の企業に生産してもらうことを指します。
オリジナル商品とは異なり、自社で商品を生産しませんが、販売できるのは自社のみです。オリジナル商品と同様、販売に際しての工数はかかりますが、その分売れたときのメリットが大きいです。

Amazonで相乗り出品をすることは、誰にでも可能です。
しかし、ただ売れている商品を相乗り出品して稼げばいいということではありません。
商品によって、法律的に販売が禁止されているものや規制されている商品があります。
もし、違反行為で相乗り出品をしているものが見つかれば、場合によってはアカウント停止などのペナルティが課せられることがあるので注意しましょう。
まず、有名ブランドやキャラクターの商品は、商標登録がされているものがほとんどです。
商標登録がされているものや、販売規制のある商品を相乗り出品する場合、許可がなければ販売できません。
もし、商標登録されている商品を相乗り出品してしまった場合、知的財産権の侵害となり損害賠償を請求される恐れもあります。
そのため、相乗り出品する商品を探す場合は、有名ブランドやキャラクター商品は避けた方がいいでしょう。
また、Amazonが直接出品している商品は避けた方が良いでしょう。
なぜかというと、相乗り出品をすると違反になるというわけではなく、たとえ相乗り出品をしたとしても売上につながる確率が低いからです。
これは、Amazonが出品している商品に限らず、家電量販店が販売している商品も同じことが言えます。
相乗り出品したとしても、Amazonや家電量販店にカートを取られてしまうため、売上につながりにくいでしょう。
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一般的に悪いイメージを持たれがちな相乗り商品ですが、当然メリットもあります。ここでは相乗り出品のメリットを3つご紹介します。
相乗り出品は、既に誰かが販売している商品を販売するので、0から認知度を上げていく必要はありません。
その商品が既に持っている認知度、ブランド力を活用して商品販売ができるので、短期で売上を作りたい場合、相乗り出品は有力な選択肢になります。
相乗り出品は、出品の手間もかかりません。
既に誰かが作った商品ページを使って出品・販売するので、商品ページを作成する必要がありません。
手っ取り早く出品したい方、出品はしたいが、ページデザインはできないという方には、相乗り出品は大きなメリットがあるといえます。
また、販売する前に商品リサーチができることも、相乗り出品のメリットです。
通常、新商品を売り出す際には、その商品がどれくらい売れるのか、競合となりうるのはどんな商品か、どんなターゲットに売れる商品なのか、その商品の強みは何なのかなど、その商品に関することを、ゼロベースで、かつ推測で考えるほかありません。
しかし、相乗り出品の場合、すでにある程度販売実績のある商品を出せるので、これらの要素を、事実に基づいて、より明確に把握できます。
もちろん、相乗り出品にはデメリットもあります。
ここでは、相乗り出品のデメリットを、3つご紹介します。
出品後、売上を上げるためにさまざまな施策を実行し、「商品紹介ページを変更したらもっと売れる」と考えたとしても、相乗り出品の場合は自由に変更できません。
他の出品者が作った商品紹介ページを使っているので、作成の手間がかからず便利な一方、変更できない不自由さもあります。
そして、相乗り商品には、「価格競争に巻き込まれやすい」というデメリットがあります。ユーザーがある商品を買いにきたとき、その商品を出している出品者が複数存在します。
そのときユーザーは、何を判断材料として、どの出品者から買うかを判断するでしょうか。
配送スピード、ショップレビューなど、いくつか判断材料はあるでしょうが、販売価格も判断材料の1つになってきます。
そのため、相乗り商品の場合は、各出品者がシェアを争い、こぞって値下げに走るため、どうしても価格競争に巻き込まれがちです。
Amazonの相乗り出品には、カートを獲得するのが難しいというデメリットがあります。
カートとは、商品ページで最初に表示される「カートに入れる」ボタンのことであり、これを獲得できないと売上アップは期待できません。
Amazonはさまざまな要素を考慮してカート獲得者を決定しますが、そのなかでも特に重要なのが価格と配送スピードです。他の出品者よりも安い価格を設定し、迅速な配送を提供しなければカート獲得は難しくなるでしょう。
また、Amazonでは販売実績のある優良な店舗が有利になります。そのため、後発の出品者が既存の競合店を抜いてカートを獲得するのは容易ではありません。
それでは、Amazonで売上を上げるには、結局相乗り商品とオリジナル商品、どちらがよいのでしょうか。
―明確な答えはありませんが、相乗り商品は「ローリスク・ローリターン」、オリジナル商品は「ハイリスク・ハイリターン」だとイメージするとよいでしょう。
小さくてもいいから確実に利益を得ていきたい方には相乗り商品が、多少リスクをとってでも、長期的かつ大きな利益を得ていきたい方にはオリジナル商品が、それぞれおすすめです。
相乗り出品の実績を土台に、オリジナル商品へ移行することで得られるメリットを解説します。
Amazonにおける相乗り出品は、リスクを最小限に抑えながら市場のニーズを掴める、究極のテストマーケティングともいえる手法です。自社でゼロから商品を開発する際には、どの仕様や価格帯が市場に受け入れられるのかを事前に把握するのは難しいでしょう。
相乗り出品であれば、実際にどの時間帯に、どの価格帯で、どのような購入層が商品を選んでいるかといったリアルな実績データを得られます。こうしたデータを活用することで、商品開発の失敗リスクを大幅に抑えることが可能です。
販売中に蓄積されたレビューを分析すれば、既存商品の不満点や改善してほしい点が明確になります。それらを反映させたオリジナル商品を設計すると、後発であっても既存品以上の満足度を提供できるでしょう。
相乗りで売れると確信を得たジャンルに絞ってオリジナル商品を展開することで、高い成約率と安定した売上が期待できるのです。データに基づいた商品設計は、差別化と競争優位を生む最短ルートになります。
既製品を扱う相乗り出品は仕入れ価格のコントロールが難しく、競合が増えるほど価格競争に巻き込まれやすいため、利益率が下がりやすいという課題があります。しかし、相乗りで得た販売実績をもとにオリジナル商品へと展開すれば、工場と直接契約できるようになり、中間マージンを排除することで仕入れ原価を大幅に抑えられます。
これまで相乗り販売で価格競争により失っていた利益を、自社の粗利として確保できるのが大きなメリットです。相乗り出品はローリスク・ローリターンなビジネスモデルですが、そこから自社ブランド化に移行すると、高利益・高コントロールの体制にシフトできるでしょう。
浮いた原価を広告や品質向上に再投資すれば、売上の安定化やリピート率の向上も期待できます。このように、相乗りからオリジナル商品へとステップアップするのが、Amazon販売における収益性を大きく引き上げるカギとなるのです。
新規出品に比べると、商品の詳細情報を埋める手間が少ないため、出品が簡単です。Amazonで相乗り出品する手順は以下の通りです。
1)まずはSeller Centralにログインしましょう。左上の「商品登録ボタン」をクリックしてください。
2)「商品の出品」の下の検索ボックスに、出品したい製品名や製品コードなどを入力して検索します。
3)検索結果に該当商品が出たら「出品する」をクリックしましょう。
相乗りするべき商品ページが見つかったら、以下の情報を登録していきます。
商品管理番号とは、出品者が任意で決めることが可能な識別コードのことです。「SKU」と呼ばれることもあります。半角英数字で40文字まで入力可能です。既存のSKUは変更できないため、管理しやすい番号を決めておきましょう。
新品や中古など、商品の状態を指定します。なお、カビや激しい変色、腐食の形跡があるなど、出品不可と判断される場合は、Amazonに出せないため注意しましょう。
税込金額を入力します。また、配送料を含まない金額を付ける必要があります。
30日以内で出荷できる在庫数を入力します。
注文の入った商品を配送業者に届けるまでの期間を入力します。
入力が終わったら「保存して終了」を押します。「ご登録の商品はAmazonに出品されました。」と表示されれば、作業完了です。
Amazonで相乗り出品する際には、いくつか注意するべき事項があります。
Amazonには多くの出品者がいます。
Amazonは各出品者が適切に出品しているかどうかチェックをしていますが、すべてを即時にチェックするのはなかなか難しいものがあります。
そのため、一時的に販売禁止の商品が販売されてしまうことがあります。
その商品が販売禁止のものであると知らず、「他の人が販売しているから」という理由で販売してしまうと、それが相乗りであってもペナルティの対象となります。
相乗り出品する際は、「他の人が出しているから」という理由だけで安心せず、販売しても問題ない商品かどうか、自分自身でも確認するようにしましょう。
相乗りの形で商品を売る際には、ページに記載されているものと完全に同一であるかをチェックしなければいけません。少しでも違う点があれば別の商品であり、同一のページに載せることは規約違反になるからです。
身の回りの小物など、安くてありふれた商品ほど注意が必要となります。「だいたい似てるから問題ないだろう」という理屈は通りません。どのような商品であれ、記載されているものとまったく同じでなければいけないことに注意してください。
出品する際には、以下の項目が同じであるかをしっかり確認しましょう。
商品の名前だけではなく、JANコードも使って検索するのがおすすめです。
また、商品ページで梱包資材が指定されている場合には、相乗り出品する側も同じ梱包資材を使わなくてはなりません。梱包資材が指定されていないかどうかも、欠かさずチェックしましょう。
相乗り出品する際は、商品だけでなく、その梱包材まで同じものにする必要があります。
購入者からすると、梱包材まで含めて1つの商品であると感じるためです。
相乗り商品の場合、購入者から、相乗り出品ならではのクレームを受けることがあります。
それは、「購入した商品が商品ページに載っているものと違う」というクレームです。
サイズや色、バージョンなど、少しでも違いがあると、クレームに繋がる可能性があるので、出品時には注意が必要です。

相乗り出品は、自分が他人の商品にする際には便利ですが、自分が出している商品に相乗りされてしまうと、売上を奪われてしまうため、好ましくありません。
そこで、自分が相乗り出品された場合の対策を6つご紹介します。
商標権を取得している商品への相乗りは原則禁止されているため、商標権を取得し、ブランド登録などの体制を整えることで、不正な相乗りへの対抗手段を持てます。
相乗り出品への対策として、セット販売や特典(おまけ・サンプル)を付ける方法は非常に有効です。
以下のような工夫により、商品が同一でも他の出品者と差別化でき、売上の減少を防ぐことにつながります。
単品で販売されている商品を組み合わせ、新たな商品価値を創り出す方法です。
たとえば、シャンプーとコンディショナーのセット販売など関連性の高い商品をまとめることで、より魅力的な商品となります。
組み合わせにより他の出品者との差別化が図れ、相乗りによる売上の減少を抑えられます。
メイン商品に関連する小物や、自社のオリジナル商品などを無料の特典として提供する方法です。
無料サンプルの提供は、自社ブランドの訴求力を高める手段としても有効です。
こうした特典追加により、他商品との差が明確になります。
おまけやサンプルは、メイン商品と関連のあるものを選ばなくてはなりません。
また、虚偽の表記や誤認を招くような商品説明は、Amazonの出品規約に違反する可能性があります。
違反があると、商品ページの削除やアカウント停止などが課せられます。事前にAmazonのガイドラインをよくチェックしておきましょう。
これは極力避けたい手段ですが、商品の価格を下げることも、相乗り出品対策に有効です。
一般的に、相乗り出品された場合には、安いものが多く買われる傾向にあるため、価格競争に陥りがちです。
そのため、安易に価格を下げるのではなく、その他の手段を優先させることをおすすめします。
購入者からのレビュー獲得は、商品の信頼度を高めるうえで欠かせません。レビューの数と質が充実すれば、相乗り出品者に対して優位に立てる強力な武器になります。
Amazonが提供している「レビューリクエスト機能」を活用することで、正規の手順で購入者にレビューをお願いできます。
この機能はセラーセントラルから簡単に操作でき、規約に反しない安全な方法としておすすめです。
Amazonの「Vine先取りプログラム」を利用することで、信頼性のあるレビュアーから中立的かつ質の高いレビューを獲得できます。
Vine先取りプログラムは新商品や発売前アイテム向けの制度で、対象レビュアーに商品を無償提供することでレビュー投稿を促します。
商品の認知拡大や購入意欲の向上にもつながる効果的な手段です。
レビューを集める際には、Amazonの定めるガイドラインに違反しないことが最も重要です。
金銭的報酬や特典と引き換えにレビューを求める行為や、高評価を強要するような依頼は厳禁されています。信頼を損なわないためにも、正規の方法で運用しましょう。
Amazonの「ブランド登録制度」は、他者による不正な出品や情報改ざんから自社のブランドを守るための仕組みです。
相乗り出品への対抗策としても非常に有効です。
ブランド登録により、商品情報や画像、説明文などのページ内容を自由に編集・更新できます。
他の出品者による無断変更や誤情報の掲載を防ぎ、正しい情報を消費者に届けられるのです。
登録後は独自のロゴや商標を商品ページに使用できるようになり、ブランドの認知度や信頼感が向上します。
さらに、Amazonの自動システムが知的財産権の侵害や偽造品を検知・報告し、ブランドの安全性を高めてくれるのです。
専用の報告ツールを使うことで、怪しい商品や模倣品をすぐにAmazonに通報できます。迅速な対応により被害を最小限に抑えられるのです。
ブランド登録には、事前に商標登録が必要です。
これはブランド名やロゴの独自性を法的に保護する手段であり、登録後にAmazonの「ブランドレジストリ」に申請することで正式に制度を利用できるようになります。
ブランドへの信頼度が高まることで、消費者が安心して購入できる環境が整います。結果として販売機会の拡大にも寄与するのです。
オリジナル商品の企画・開発は、Amazonでの相乗り出品のリスクを回避し、ブランド価値を築く上で有効なアプローチです。
また、既製品と差別化された独自性のある商品を展開することで、過当な価格競争から距離を置き、安定した売上基盤を築けます。
苦労してオリジナル商品を開発しても、その製品が模倣されては元も子もありません。
製品が模倣されるリスクを最小限に抑えるためには、商標や特許などの法的保護の取得が重要です。ブランドとしての独自性を法的に守ることが、長期的な成長を支える土台となります。
さらに、商品を販売する際には、適切な商品ページの設計やSEOに基づいたキーワード設定、Amazon広告の活用といったオンライン上のプロモーション施策も併せて実施しましょう。オリジナリティ溢れる商品も認知されなければ売上にはつながりません。
Amazonで相乗り出品をされて、売上が落ちてしまったと悩みを抱えている出品者も少なくないでしょう。
ですが、いくつかの条件がそろえば、Amazonの相乗り出品を排除できます。
では、相乗り出品を排除できる条件と手順をご紹介します。
まず、Amazonの相乗り出品を排除できる条件は下記の通りです。
ただ、商標権を獲得しているからといって、必ずしも相乗り出品を排除できるとは限りません。
商品本体に商標が表示されていれば、その商品の販売は商標権侵害になる可能性が高くなります。
しかし、カタログ上での相乗り出品の場合、商標権侵害になるかどうかは状況に応じて判断となるでしょう。
また、Amazonブランド登録をしておくと、スムーズに相乗り出品を排除できますが、必ずしも登録する必要はありません。
続いて、相乗り出品を排除する方法についてご紹介します。
手順は下記の通りです。
手順通り行い商標権の侵害が認められると、申請が認められれば、Amazon側で対応が進みます(対応時間はケースにより変動します)。
相乗りによる価格競争を回避し、オリジナル商品の独自性を維持するためには、法的な保護機能を持つ商標権の活用が有効です。
Amazonでは、同一商品であれば既存の商品ページに出品する相乗りが基本とされていますが、商標権を取得することでルールに対する自社の防御力を高められます。自社ブランドとして商標を登録すれば、ブランド名を使った商品ページは法的に保護され、無関係なセラーによる出品を「知的財産権の侵害」としてAmazonに申告し、排除を求めることが可能です。
商標を活用してAmazonブランド登録を行うと、商品ページの編集権限を自社で保持できるほか、不正出品の監視ツールなども利用可能になります。これにより、ページの品質を維持しながら、相乗りによる価格崩壊やブランドのイメージ低下を防げるでしょう。
商標登録証という公的な証拠があることでAmazon側の対応も迅速になりやすく、トラブルの早期解決につながるのも大きな利点です。規約を味方につけて攻めから守りまで一貫したブランド戦略を実現できるのが、商標権取得の大きな価値といえます。
自社で開発したオリジナル商品であっても適切な対策を講じていなければ、他の出品者から利益を得やすい相乗り先として狙われるリスクがあります。Amazonでは、売れている商品ほど検索結果の上位に表示されるため、露出が増えるほどに誰でも仕入れられる既製品と見なされ、意図せぬ相乗りを招いてしまうケースが少なくありません。
このような状況を放置すると、価格競争によって利益が削られるだけでなく品質の低い模倣品が紛れ込み、商品ページ全体のレビュー評価が悪化する恐れもあります。一度ついた低評価は、ページの信頼性と成約率を長期にわたって下げる要因となりかねません。
こうしたリスクを防ぐには、商標権の取得・独自のセット販売・パッケージの工夫などによって、相乗りされにくい環境をあらかじめ整えておくのが重要です。オリジナル商品の価値を守るには、売れる前から守る体制を築くことが、長期的な成功のカギとなるでしょう。
Amazonに限らず、一般的に、競合がひしめく中で売上を上げていくためには、競合との差別化が鍵となります。
しかし、相乗り商品の場合は、商品が同じであるため、差別化戦略がより重要になります。
相乗り商品で差別化するために有効な方法をご紹介します。
広告やイベントを活用することで、相乗り商品とは別のルートからユーザーを獲得することが可能です。
そして、売上を上げられれば、SEO評価が高まり検索結果で上位表示されやすくなったり、カート獲得の確率が高まったりなど、好循環が生まれます。
商品の配送は、他社と差別化するための大きな要素の1つです。
注文するとすぐに届く、よい品質のまま届くとなると、その出品者に対する評価が高まり、「商品」ではなく、「サービス」の面で差別化することが可能です。
オリジナル商品のオーナーだけが使える、相乗り出品者には利用できない広告について解説します。
Amazonブランド登録済みのオリジナル商品であれば、検索結果の最上部に表示されるスポンサーブランド広告を活用できます。相乗り出品者には使えないオリジナルブランド専用の広告枠であり、自社の魅力を検索段階から強く打ち出せるのが大きな特徴です。
スポンサーブランド広告では、ブランドロゴ・キャッチコピー・複数の商品画像などを表示できるため、ユーザーが商品ページに入る前の時点で、自社ブランドの世界観を視覚的にアピールできます。他社との価格競争が始まる前にユーザーの興味を引き、自社商品への誘導が可能です。
相乗りによる価格勝負に巻き込まれることなく、ブランドに共感して購入する層を効率よく取り込めるのが、オリジナル商品を持つセラーならではの大きな強みです。ブランド登録によって得られる広告枠は、集客力と収益性の面で価値が高いといえるでしょう。
Amazonで相乗り出品をしたことで、ライバルである競合者から嫌がらせをされたという事例があります。
具体的に、どのような嫌がらせを受けたのかの内容の紹介と、嫌がらせを受けた時の対処法についてご紹介します。
もし、今後嫌がらせを受けた時のために、ぜひ参考にしてください。
Amazonで相乗り出品をしたことがきっかけで嫌がらせを受けた内容をご紹介します。
このように、悪質な嫌がらせをするライバルセラーも存在します。
嫌がらせにより自社の売上が下がってしまうこともあるでしょう。
続いて、嫌がらせをされた場合の対処法についてご紹介します。
まず、嫌がらせ行為を受けたら、Amazonテクニカルサポートへ内容を伝えて通報してください。
Amazonのガイドライン違反によるレビューは禁止されているため、低評価レビューをされた場合は削除依頼してみましょう。
また、購入後保留にされたままであったり、虚偽クレームで返品されたときは、しっかり証拠を残して整理し、Amazonに通報してください。
できれば、ライバルからの嫌がらせは受けたくないものです。
嫌がらせを受けた後に、Amazonへ通報しても全て対応してくれるとは限りません。
そのため、嫌がらせを受けないために、事前に対策をすることも大切です。
事前にできる対策は、下記の通りです。
中でも、海外の出品者から嫌がらせを受けた事例が多いため、海外の商品に相乗り出品をする場合は注意してください。
また、注文数を制限したり支払い方法を制限することで、大量注文や商品を放置されるなどの嫌がらせを受けるリスクを避けられます。
嫌がらせを回避するためにも、できる限り事前に対策しておきましょう。
相乗り出品で売上を上げる方法、自身が相乗り出品された場合の対策についてご紹介しました。
相乗り出品の場合には、オリジナル商品やOEM商品と異なる販売戦略が必要で、他社との競争も激しくなりがちです。
相乗り出品は、多くの場合、価格競争に走りがちであるため、ピュアフラットにご相談いただき、専門的な知見を取り入れたうえで、利益を担保しながら売上を上げていくことをおすすめいたします。
弊社では、これまで数多くのお客様の売上アップに貢献させていただいてきた知見を活かし、ご相談店舗様の売上アップに最大限貢献いたします。
以上、相乗り出品に関して掘り下げて解説いたしました。
出品に際しての手間やリスクは最小限に抑えられる一方、販売開始後、競争に打ち勝ちながら売上を上げていくことが困難な販売手法です。
ぜひ、外部の知見を取り入れながら、売上を伸ばせるように策を講じることをおすすめいたします。
Amazonの相乗り出品するメリット・デメリットは?
相乗り出品のメリットは、出品が比較的容易であることと、最初期に売上を立てることが比較的簡単な点です。 一方、デメリットとしては、売上アップのために取れる戦略が限られていること、自分自身も相乗りされやすいため、売上を上げ続けるのが難しいことが挙げられます。
相乗り出品された場合の対策を教えてください。
相乗り出品された場合には、以下3つの対策が有効とされています。 ①商標権の取得 ②セット販売や特典をつける ③商品の価格を下げる
執筆者
柴田 達郎
EC業界歴15年。大手アパレル会社に入社後ECサイトをゼロから立ち上げを行い10億規模までスケール。
その後、大手美容家電メーカーに入社し、主にマッサージガンなど美容家電のECサイト運営責任者を担当。
多様なモールでの販売戦略、データ分析を通じた売上拡大、広告運用やCRMにおいても成果を上げ、売上数十億円達成。
編集者
井家大慈
2022年に食品メーカーへ入社し、1年で店舗運営責任者に昇格。EC事業部では販促施策、フルフィルメント改善、商品開発、広告運用、新規店舗出店など幅広く担当し、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Qoo10など複数のモールでの運営を経験。3年間で月商を15倍に成長させ、Qoo10では食品ながら他モールと同等の売り上げ規模を達成。EC業界の可能性を感じ、株式会社ピュアフラットへ入社。現在は食品、ヘアケア、家電、インテリア、生活雑貨など多様なジャンルのクライアントを支援し、売上拡大や課題解決に取り組んでいる。
監修者
高杉 史郎
PR会社にて大手企業の売上促進プロジェクトを多数担当し、事業部責任者として新規開拓とマーケティングに従事。
「本当にいいものをキチンと届けられる世の中を作りたい」という考えに共感し、ピュアフラットに入社。
企業のEC売上を飛躍的に伸ばし、MVPを受賞。EC未経験のクライアントに対しても 寄り添ったうえで成功に導けるサポートを心がけております。