Amazonの小型軽量プログラムとは|メリット・デメリットや登録方法を徹底解説
2024.09.23
更新日: 2024.9.24
Amazonで出品する際、FBAを利用する方が多いのではないでしょうか。
そこで、今回はFBA納品をする上で、重量超過をした場合の対処法と、コスト削減のコツを解説します。
重量超過に関するルールを見落とすと、思いがけず無駄なコストが発生してしまいます。
確かな知識を身につけ、しっかりと利益アップに繋げていきましょう!
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Amazon出品者にとって「重量超過」に関して知っておく必要があります。
「重量超過」の商品を扱っている場合、適切に処置しなければ納品を拒否されてしまうことがあるので、気を付けましょう。
Amazonでは下記のようにサイズ・重量を決めています。
サイズ区分 | サイズ | 重量 |
---|---|---|
小型・標準 | 3辺が50cm×60cm×50cm以下 | 30Kg以下 |
大型 | 3辺の合計が216cm以下 | 40Kg未満 |
特大 | 3辺の合計が400cm以下 | 80Kg未満 |
注意すべき点は、上記の表には15Kgを超えると「重量超過」とは記載されていません。
しかし、Amazonでは”15Kg以上=重量超過”のボーダーラインがあるので、覚えておきましょう。
思いがけず重量超過をしていた場合、どのようになるのでしょうか。
ここでは以下の2点について解説していきます。
では早速見ていきましょう。
重量超過をした際の手数料は特に発生しません。
重量超過をしている場合、つまり15kgを超えた商品を納品する際はダンボールに「重量超過」というラベルを貼れば問題なく納品できます。貼る場所はダンボール上部と横に貼れば問題ありません。
ただし、重量が重くなればなるほど配送料は高くなります。
万が一、「重量超過」のラベルを貼っていない場合は、ペナルティが発生しますので注意しましょう。
手数料以外のペナルティは以下の通りになります。
以上のように、重量超過時の対処を行わないと、さまざまなペナルティを課されることがあるので、注意が必要です。
特に、受取拒否により出品者の送料負担で返送されてしまうと、コストが3倍になるためどれだけ利益を出しても無駄になってしまいます。
重たい商品を扱う出品者は、今一度重量を測って納品するようにしましょう。
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ここからは、FBA納品時に重量超過を防ぐための梱包方法を解説していきます。
いずれも余分な配送料やコストをかけないために大切な点になりますので、確認しておきましょう。
FBA重量超過を避けるための梱包のコツとして、今一度Amazonで決められているサイズ・重量表を見てみましょう。
サイズ区分 | サイズ・重量 | メーカーが提供する輸送箱 |
---|---|---|
小型・標準 | サイズ:3辺が50cm×60cm×50cm以下 重量:30Kg以下 |
サイズ:3辺が95cm×69.9cm×50.9cm以下 重量:40kg未満 |
大型 | サイズ:3辺の合計が216cm以下 重量:40Kg未満 |
サイズ:3辺が95cm×69.9cm×50.9cm以下 重量:40kg未満 |
特大 | サイズ:3辺の合計が400cm以下 重量:80Kg未満 |
左の列に同じ |
上記の通り、小型・標準サイズでも30kg以下となっています。
また、大型サイズに関しては3辺の合計の長さのみの記載となっており、1辺の長さに指定はありませんが、重量は40kg未満となっています。
ここで忘れてはいけないのが、15kgを超えたら「重量超過」になるということです。
小さくても重たい商品はありますし、大きな商品は大きさに比例して重量がある商品も多くなります。
もしまとめて商品を梱包することで15kgを超えるようでしたら、「重量超過」のラベルを貼ることを忘れないようにしましょう。
もしくは、Amazon規定のサイズに収まっているようでしたら、ダンボールに入れずにメーカー純正の箱のまま納品してもOKです。
重量超過しないためには、梱包材を変えてみるのもひとつの手です。
FBA納品用のダンボールを選定する際、2つの方法があります。
それでは一つずつ見ていきましょう。
時折、店内に「ご自由にお使いください」などとダンボールが置いてある場合があります。それらを使用するということです。
無料のため、コストを削減できるというメリットがある一方、使用済みのものになるため、耐久性が良くないものもあります。
また、商品の大きさに合わない場合や、いつも同じ大きさのダンボールが手に入る場合ではないというデメリットもあります。
以上の点を踏まえて使用するようにしましょう。
最も安全な入手方法はネットショップやホームセンターで購入することでしょう。
ホームセンターではさまざまな大きさのダンボールが売っています。
ホームセンターよりも豊富な品揃えは専門のネットショップです。
専門のネットショップによっては、欲しい大きさのカスタムオーダーが出来るショップもありますので、大変便利と言えます。
更にネットショップで購入すると、ダンボールを自宅まで届けてくれるのはありがたいことです。
重量超過しないよう、梱包材を見直してみましょう。
複数のECモールで出店をする方には、Amazonと楽天出品の発送システムの違いにはどのようなものがあるのか、気になるところです。
ここでは以下の点について見ていきます。
Amazonと楽天市場への出品においての重量制限とルールの違いについて解説します。
AmazonのFBAにおいて重量制限はありませんが、重量によって納品する際に利用する配送業者を選別しなくてはなりません。
配送会社 | 重量制限 | 重量を超えた場合 |
---|---|---|
ヤマト運輸 | 25Kgまで | 25kgを超えた場合は「ヤマト便」を使用 |
ゆうパック | 25Kgまで | 25~30kg以下は「重量ゆうパック」を使用 |
佐川急便 | 30Kgまで | 30Kgを超えた場合は「飛脚ラージサイズ」を使用 |
上記の表を参考に、重量制限を超える場合は配送業者のルールに則って納品するようにしましょう。
一方、楽天市場のフルフィルメントサービスはRSL(楽天スーパーロジスティクス)と言い、下記の重量制限があります。
「3辺の合計が160cm以内、重量25kg以下」
つまり、大型家具、重量のある工業製品を取り扱う場合は、RSLを利用できないことがありますので、注意が必要です。
関連記事:楽天市場のRSL(楽天スーパーロジスティクス)とは?活用方法と料金表
続いて、FBAと楽天RSL(楽天スーパーロジスティクス)との配送コストの違いについて解説します。
FBAへの納品の場合、Amazonは商品によって発送拠点が異なるため、複数の拠点へ配送する可能性があります。
一方、RSLの場合は契約企業につき1拠点と決まっているため、非常にシンプルな作業となります。
よって、さまざまな商品を取り扱う場合、RSLを利用する方がコスト削減へと繋がるでしょう。
Amazon出品者の方はFBAを利用している方も少なくないと思います。
そこで、この記事ではFBAへ納品する際の「重量超過」に関して解説してきました。
「重量超過」の基準を知らないことで、思いがけずコストが発生してしまいます。
FBA納品をする際のルールをしっかり把握して、ストレスフリーな納品を行いましょう。
今は誰でも気軽にECモールにて出店が出来るような時代です。
しかし、始めてみたけれど、思ったより売上が伸びなかったり、リピーターが定着しなかったりなど、さまざまな悩みにぶつかることがあると思います。
また、お店の規模が大きくなるにつれて、AmazonにおいてはFBAを利用することも少なくないのではないでしょうか。
しかし、FBAを利用する上で細かなルールなどがあります。そのルールを見落とすことで、思いがけずコストが発生することもありますので、注意が必要です。
そういった見落としをしないようにするためにも、プロのコンサルティング会社に依頼をし、運営をする上で抜け漏れのないように的確なアドバイスをもらうことが大切になってきます。
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FBAの重量超過は何キロからですか?
15kg以上からとなります。
FBA重量超過した場合は納品を受け付けてもらえないのでしょうか?
ダンボールの上部と横に「重量超過」のラベルを貼り付ければ、問題なく納品できます。
監修者情報
ピュアフラット運営事務局
株式会社ピュアフラットはEC事業に特化したマーケティング会社です。
楽天などのECモール出身の担当を中心としてメンバーが運営をしております。