3ヶ月で販売実績が2桁成長 | アモーレパシフィックジャパン株式会社 ラネージュ様
2023.08.18
更新日: 2025.7.29
剣持 様・安井 様 (株式会社JAPANNEXT) / 液晶モニターを通じて生活の質・生産性の向上に貢献することがミッション
今回ご紹介するのは、液晶モニターの企画・販売を手掛け、コストパフォーマンスに優れた豊富なラインナップを強みとする株式会社JAPANNEXT様です。
インタビューにご協力いただいたのは、株式会社JAPANNEXTの剣持様・安井様(以下「剣持様」「安井様」)と、弊社コンサルタント佐護(以下「佐護」)です。本記事は弊社営業の高杉(以下「高杉」)によるインタビュー形式でお送りします。
目次
会社名: 株式会社JAPANNEXT
設立: 2015年12月
事業内容: 液晶モニターの企画・販売
強み: コストパフォーマンス、豊富なラインナップ
EC展開: 2016年~(Amazon、自社サイト、楽天市場、Yahoo!ショッピング)
—JAPANNEXT様の企業理念や主な事業内容について教えてください。
剣持様:液晶モニターを中心に、最新のテクノロジーをお客様に安価で提供しています。それにより、生活の質や生産性の向上に貢献したいと考えています。
—液晶モニター市場における御社の強みは何でしょうか。
剣持様: まず第一にコストパフォーマンスの良さですね。ニッチなサイズやスペックのモニターも安価に提供しています。また、細かいスペックを自由に選べるというラインナップの広さも当社の強みです。お客様が「これが欲しい」と思う商品を、必要なスペックに応じて安く購入できることが魅力だと自負しています。
—EC事業はいつ頃から始められたのでしょうか。
剣持様:2016年にまずAmazonや自社サイトでモニターの販売を開始しました。もともとモニターはECとの相性が良く、市場の売上の約7~8割をECが占めています。その後、2022年には楽天市場とYahoo!ショッピングにも出店しました。
—楽天市場やYahoo!ショッピングへ出店された目的を教えてください。
剣持様:ユーザー層がプラットフォームごとに異なるため、出店しないのは機会損失だと考えたからです。明確な数値目標を掲げたわけではありませんでしたが、各モールごとに新しいお客様にリーチするために出店を決めました。
—事業全体におけるEC売上の比率はいかがですか。
剣持様:立ち上げ当初はオンラインの売上比率が非常に高かったと思います。その後はオフラインでの販売チャネルも拡大してきたため、現在はEC比率は当時より下がっていますが、それでも依然としてECは重要な売上チャネルです。
—以前は他社にEC運営の支援を受けていたと伺いましたが、ピュアフラットに切り替えた理由を教えていただけますか。
剣持様:前の支援会社には約1年間お世話になっていました。売上も好調に伸びてはいましたが、モニターという製品の特殊性や、各モールごとの複雑な施策をより的確に運用し、さらなる成長につなげていくには、より深い理解と提案力をもつパートナーが必要ではないかと考えるようになりました。ちょうどEC全体の成長率にやや停滞感があったこともあり、今後の展開を見据えて、パートナーの見直しを決断した形です。
—数ある支援会社の中から弊社(ピュアフラット)を選んでいただいた理由を教えてください。
剣持様:実は約10社ほどの支援会社と面談しました。大手の会社ですと担当者の顔が見えにくく、具体的な提案もありませんでしたし、何よりモニターという商材に関する十分な知識が感じられませんでした。その点、ピュアフラットさんは面談の段階から具体的な施策の指摘をくださり、モニターに詳しい方がいらっしゃったことが大きかったです。モニターは毎日・毎月頻繁に買う商品ではなく特殊な購買行動がありますから、商材を深く理解してくれるかどうかは支援会社選びで非常に重視しました。実際、ピュアフラットさんにはモニターに興味を持って取り組んでくださる姿勢があり、この点が決め手になりましたね。
安井様:加えて、ピュアフラットさんは費用面でも柔軟にご対応いただけました。当時、楽天市場とYahoo!ショッピングの売上規模はまだ小さかったので、高額な手数料や固定費を提示する会社だと委託は難しかったんです。その点、弊社の状況に合わせて提案してくださったのもありがたかったです。
—ご検討からご契約までにはどれくらいの期間をかけましたか。
安井様:およそ半年ほどかけて検討しました。社内でも慎重に議論を重ねていましたね。
—支援開始時、JAPANNEXT様の課題をどのように分析し、まずどんな施策から着手されたのでしょうか。
佐護:当初から感じたのは、新商品の投入スピードが非常に速いという点です。多くの企業では主力商品を一つ決めてそこにリソースを集中しますが、JAPANNEXT様の場合は様々な角度から次々と新しいモニターを投入しており、そのスピード感があって非常にやりやすかったですね。支援開始時点では、これといった大きな課題は見当たりませんでしたが、言い換えれば伸ばせる余地がたくさん残っている状況でした。そこで、まずはEC運営効率を上げるためのツール導入や、店舗内での買い回り(複数商品購入)を促進する施策の提案から始めました。また、楽天市場内のセールやイベントなどモール側のキャンペーン施策も積極的に活用することで、すぐに売上アップにつなげられると考えたのです。
—ピュアフラットとJAPANNEXT様との役割分担についてはいかがでしょうか。
佐護:明確に線引きはしていませんが、楽天市場とYahoo!ショッピングの店舗運営に関しては基本的にまるごと弊社にお任せいただいています。JAPANNEXT様には在庫の確保や商品開発など本業に注力していただき、運営面は我々がフルサポートするという体制ですね。
—ピュアフラットに依頼して良かった点があれば教えてください。
安井様:楽天市場・Yahoo!ショッピングにおいて常にスピーディーに各種提案をいただける点は非常に助かっています。また、剣持も申しましたようにモニターという商材へのリテラシー(理解度)が高く、日々のやり取りでもその専門性が伝わってくるところが安心感につながっています。同じモニターでも他社では画一的な運用をされてミスマッチが起こる懸念がありますが、ピュアフラットさんは商材特性に合わせた対応をしてくださるので信頼できますね。
剣持様:ピュアフラットさんとは、こちらの意見も言いやすく、対等な立場で建設的なコミュニケーションが取れるのもありがたいですね。まるで同じチームの一員のように伴走してもらっています。
—逆に、課題や懸念に感じている点があれば教えてください。
安井様:正直、これまで大きな問題は発生していません。ただ今後、仮に何かトラブルが起きた際に、現在の少数精鋭の体制でどれだけ機動的に対処できるかは少し気になる点です。一度、体制強化について打ち合わせさせていただいたこともありますが、長期的なお付き合いの中で万一大きな問題が発生した時にどう対応いただけるかは注視しています。
剣持様:また、当社は取り扱い商品の数が非常に多いので、ピュアフラットさんには全体を俯瞰しつつも、あまり動いていない商品にも目を向けて次の一手を一緒に考えていただけるとなお嬉しいですね。人気商品だけでなく、埋もれている商品のテコ入れにも期待しています。
—ただいまのご指摘を踏まえて、ピュアフラットとしてはいかがでしょうか。
佐護:ご懸念はもっともだと思います。現在は市場シェアを拡大しているフェーズですが、いずれ競合他社とのシェア争いのフェーズに入っていくでしょう。ですので、早め早めに先手を打った施策を講じていくことが重要だと考えています。売上が伸びている今だからこそ、ご指摘いただいた点も含めて、これまで以上にきめ細かな対応を行ってまいります。
—協働する中で、印象に残っているエピソードや成果があれば教えてください。
安井様:先日、オフラインで交流させていただく機会(※)があり、ピュアフラットさんのチームの専門性の高さと真摯な取り組み姿勢を改めて実感しました。マーケティングに関するアンテナも広く、色々なことに興味を持って取り組んでおられる印象です。そうした姿勢から上がってくるフィードバックがどれも的確で、非常にありがたいですね。
剣持様:特に印象的だったのは、Yahoo!ショッピング店の売上が大きく伸びたことです。契約当初、報酬体系をインセンティブ連動型にしていましたが、「初年度は様子を見る」というような遠慮はまったくなく、最初から全力で伴走してくださった点も信頼につながりました。
(※ピュアフラット担当者とJAPANNEXT様で懇親の場を持ち、親睦を深めたエピソード。)
—今後、ピュアフラットに期待することは何でしょうか。
剣持様:現在、楽天市場・Yahoo!ショッピングどちらも当社の属するカテゴリー内ではほぼ1位の売上規模になりましたが、今後はさらに圧倒的なNo.1を目指していきたいと思います。ピュアフラットさんには、ぜひ現在の体制のまま継続的にサポートしていただきたいですね。長期的に同じ担当の方々と二人三脚でやっていければと願っています。
佐護:売上が右肩上がりなのは、ひとえにJAPANNEXT様が良い商品を開発し提供されているからです。我々はその“黒子”として、引き続きEC事業の更なる成長を支えていきます。今後もJAPANNEXT様が新たな挑戦をされる際には、ECマーケティングの側面から全力でご支援したいと思います。
—最後に、EC支援会社の利用を検討している企業様へアドバイスをお願いします。
剣持様:会社ごとに重視するポイントは様々だと思いますが、スピード感を求めるなら少数精鋭で動いてくれる会社が良いと感じます。ピュアフラットさんのようにフットワークが軽く、対応が迅速なパートナーだと心強いですね。また、支援会社側が自社の商品に関心を持って深く理解してくれるかどうかも重要です。お客様(購入者)の気持ちを理解して施策を打ってくれる会社であればEC運営は成功しやすいですし、メーカーとしても安心して任せられます。
安井様:特に液晶モニターのように前例が少ない商材の場合、状況に応じて柔軟に対応してもらえる支援会社であることが不可欠です。自社の方針や運用方法に寄り添ってくれるパートナーを選ぶことがポイントだと思いますよ。
以上でインタビューは終了です。ご協力いただいたJAPANNEXTの剣持様、安井様、ありがとうございました!
JAPANNEXT様との協働により、EC事業において以下の成果を実現:
ピュアフラットでは、楽天やAmazonを始めとする各種ECモール出店企業様向けに、売上アップにコミットしたコンサルティングサービスを提供しております。
ECモールでの売上アップに関して、疑問をお持ちの方、まずはお気軽にご相談ください。
執筆者
柴田 達郎
EC業界歴15年。大手アパレル会社に入社後ECサイトをゼロから立ち上げを行い10億規模までスケール。
その後、大手美容家電メーカーに入社し、主にマッサージガンなど美容家電のECサイト運営責任者を担当。
多様なモールでの販売戦略、データ分析を通じた売上拡大、広告運用やCRMにおいても成果を上げ、売上数十億円達成。
編集者
井家大慈
2022年に食品メーカーへ入社し、1年で店舗運営責任者に昇格。EC事業部では販促施策、フルフィルメント改善、商品開発、広告運用、新規店舗出店など幅広く担当し、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Qoo10など複数のモールでの運営を経験。3年間で月商を15倍に成長させ、Qoo10では食品ながら他モールと同等の売り上げ規模を達成。EC業界の可能性を感じ、株式会社ピュアフラットへ入社。現在は食品、ヘアケア、家電、インテリア、生活雑貨など多様なジャンルのクライアントを支援し、売上拡大や課題解決に取り組んでいる。
監修者
高杉 史郎
PR会社にて大手企業の売上促進プロジェクトを多数担当し、事業部責任者として新規開拓とマーケティングに従事。
「本当にいいものをキチンと届けられる世の中を作りたい」という考えに共感し、ピュアフラットに入社。
企業のEC売上を飛躍的に伸ばし、MVPを受賞。EC未経験のクライアントに対しても 寄り添ったうえで成功に導けるサポートを心がけております。