セラースプライト一括レビューリクエストの使い方完全ガイド
2025.08.08
更新日: 2026.2.16
Amazonで商品を販売する店舗が売上を高めていくためには、ショッピングカートの取得が欠かせません。なぜなら、ユーザーの目に留まりやすくなり、商品の売上に直結するためです。
とはいえ、ショッピングカートを獲得していくためには正しいノウハウの習得と実践が必要不可欠です。ではどのようにすればカートを獲得できるのでしょうか。
そこでこの記事では、Amazonのショッピングカートを獲得するための前提条件や施策について解説していきます。
なお、弊社ではAmazonの新規出店ガイドを無料で提供しています。
これからAmazonに出店を考えている方や、出店しているものの、うまく集客できていない、もっと売上を伸ばしたいという方に向けて、成果を最大化するためのポイントを解説しております。
資料は下記のバナーをクリックしていただくことでダウンロード可能です。
目次
Amazonの仕組み上、同じ商品を複数のショップが販売していても、商品詳細ページに表示される購入ボタン(おすすめ出品者)は原則1枠です。
Amazonで商品を購入したい消費者の多くは、商品ページの右側にある「カートに入れる」をクリックして購入手続きに進みますが、この1枠を掴むことを「カートを獲得する」と表現します。
ショッピングカートを得られないEC事業者は、この枠に入れずユーザーの目に留まる機会が減少してしまいます。
また、広告利用にも大きな影響を及ぼすため、ショッピングカート獲得は売上や利益アップの大きな鍵を握ります。
ではあらためて、Amazonでショッピングカートを獲得すべき理由についてみていきましょう。
まず、ショッピングカート獲得はユーザーの目に留まりやすく、商品の売上に直結するために必要不可欠です。
カート(おすすめ出品)を獲得できていない出品者は、商品ページに掲載される「他の出品者」の小さなリンクからしか閲覧できないため、ユーザーからはほとんど見られないといっても過言ではないでしょう。
ショッピングカートを獲得できれば、そのまま売上に直結します。
先述した通り、Amazonは1商品あたりにつき1ページというメカニズムになっているため、ショッピングカートを獲得できただけでも大きな差別化を図れます。
詳しくは以降で説明しますが、ショッピングカート獲得にはさまざまな施策を実施しなければいけません。ただ、多くのユーザーが「カートに入れる」を活用している以上、カート獲得はCV獲得にそのまま直結します。
競合店舗と明確に差別化をしたいのであれば、まずショッピングカート獲得を目指しましょう。
ピュアフラットは、ECモール領域のマーケティング支援に特化した企業です。
売上拡大に向けて、サイト構築から商品ページ作成・広告運用などの集客まで
一気通貫でマルっと代行・サポートいたします。 下記よりお気軽にご相談ください。
このようにカートを獲得することは、Amazonでの売上アップには必須です。
では、Amazonでカートを獲得するメリットは何でしょうか?
ここではカート獲得のメリットを2つご紹介します。
まず大きなメリットは、「目立つ場所へ商品が表示される」ことです。
自社販売の商品が目立つ場所へ表示されることで、より多くのユーザーに商品を見てもらえる可能性が高まります。
より多くのユーザーに見てもらえることで、購入に繋げやすく、Amazonでの売上アップを狙うことができます。
2つ目のメリットは、「Amazonスポンサープロダクト広告を利用できる」ことです。
Amazonスポンサープロダクト広告とは、Amazonの検索結果と商品詳細ページに表示される広告です。
このAmazonスポンサープロダクト広告を活用することで、低コストで出品者の商品の認知度と売上を向上させることが可能です。
しかし、カート(おすすめ出品)を獲得できていない場合、Amazonスポンサープロダクト広告経由の購入導線が弱くなり、成果が出にくくなる傾向があります。
そのため、Amazonでショッピングカートを獲得することで、低コストで多くのユーザーに認知してもらうAmazonスポンサープロダクト広告を活用できるメリットがあります。
関連記事:Amazonのスポンサーディスプレイ広告は有効!活用メリットも解説
ではAmazonでショッピングカートを獲得するうえで、影響を及ぼす要素を紹介します。
一般的に、次の3要素がカート獲得に影響すると言われています。
以下で詳しく解説します。
まず、出品形態は「大口出品」であることが必須です。
Amazonには2つの出品形態があります。
| 小口出品 | 商品1点につき100円+販売手数料 |
| 大口出品 | 4,900円(税別)/月+販売手数料 |
価格以外にも大口出品プランと小口出品プランでは、出品可能な商品数が異なります。
そのため、通常は出品予定の商品数や予算に合わせて出品形態を選ぶ必要がありますが、カート取得のためには「大口出品」であることが必須です。
次にAmazonのカート取得に影響する要素は、「パフォーマンス指標」です。
注文不良率・キャンセル率・出荷遅延率などを総合的に判断して、パフォーマンス指標が決定されます。
後ほど「Amazonでショッピングカートを取得する前提条件」で詳しく解説しますが、以下の取り組みを行い、パフォーマンス指標を改善しましょう。
このパフォーマンス指標が低いと、カート取得ができないだけではなく、在庫保管制限の対象となる可能性があるので注意しましょう。
関連記事:Amazonで避けるべき在庫切れ!そのリスクと対処法を解説
最後にAmazonのカート取得に影響する要素は、「注文数」です。
Amazonが出品者を正確に評価するために「注文数」を重要視しています。
注文数(販売実績)は、一定期間にどれだけ購入されたかを示す指標で、カート獲得にも影響します。
ただし、決済エラーおよび72時間以内にキャンセルされた注文は、注文数の合計から除外されます。
注文数を上げるためには、写真や商品説明などの商品ページの充実や価格設定が重要です。
このように、Amazonのショッピングカートを取得するには、大口出品であること・高いパフォーマンス指標・一定基準以上の注文数である必要があります。
しかし、これらはあくまで必須条件であり、他にも重視される前提条件があります。
では、Amazonでショッピングカートを取得する前提条件について紹介します。
ショッピングカート獲得に最も影響する要素は、商品価格です。
ここで言う商品価格とは、購入者が支払う販売価格+配送料の合計額。販売価格単体ではありません。
Amazon運営側は、ユーザーが商品を購入しやすいように、低価格で提供したいと考えています。そのため、価格相場を調査して料金を調整し、最安値になる価格帯に設定するとカートの取得率向上が期待できます。
ただし、料金設定する際にはセラーセントラルの「価格」タブ内にある「価格設定の健全性」を必ず確認しましょう。
なぜなら、販売価格が適切でない場合、Amazonの基準を満たす価格設定に戻すまで出品停止になる可能性もあります。
この出品停止は、価格が高すぎても安すぎても、抵触する可能性がありますので注意しましょう。
そして、良質なカスタマーサービスを提供しましょう。
Amazon側は、出品者が販売・発送する商品に関して介入しません。そのため、購入者との注文・キャンセル対応などはもちろん、配送パフォーマンスを適切に管理しておかなければ、消費者からの評価は悪化してしまいます。
実際に、注文不良率やキャンセル率、出荷遅延率の低さがカート獲得に大きく影響します。
またユーザーからすると、「Amazonを利用するのはやめておこう」と、ネガティブな印象を抱いてしまうため、評価が低いショップはカート獲得が難しいでしょう。
また、ユーザーが利用しやすいようにオプションや割引、配送料無料などのサービスを付与しましょう。
特にユーザー目線で、配送料無料にすると購入しやすくなるため、消費者からの評価も高まりやすくなります。
Amazon目線から見ると、良好な評価が集まるショップにカートを獲得させたほうが良い影響が生み出されやすいと考えられるため、こうしたオプションは積極的に導入してください。
カートに入れる商品が在庫切れの状態が続くと、Amazonにとっても都合が悪いです。そのため、在庫切れを起こさないことは徹底してください。
在庫切れを防ぐだけでなく、常に在庫を潤沢に保つ意識を持つことが重要です。実際に在庫の量も少なからずカート獲得に影響を及ぼすため、在庫状況についても見直してください。
ここでは、自社ショップがAmazonのカートをどの程度獲得できているか、具体的な数値で確認する手順を解説します。
Amazonでカート取得ができているかを確認するためには、セラーセントラル内のビジネスレポートを活用します。「詳細ページ 売上・トラフィック」レポートにある「おすすめ商品(ショッピングカートボックス)の割合」は、チェックすべき重要な指標です。
この割合は商品ページを見たユーザーのうち、どれだけの割合が自社のカート状態で表示されたかを示しており、売上に直結する重要な数値です。もし割合が低下している場合は、価格だけでなく配送スピードや在庫の安定性、アカウント健全性などを見直す必要があります。
定期的に数値を確認して改善サイクルを回すことで、継続的にカート取得率を高めていきましょう。
レポートでの事後分析に加えて、実際の商品ページを直接確認するのも、Amazonカート取得の状況を把握するうえで欠かせない方法です。商品詳細ページの「カートに入れる」ボタン付近に、自社の名前が「販売元」として表示されているかをリアルタイムで確認しましょう。
もし他社が表示され、「すべての出品を見る」となっている場合、その時点でカート獲得の機会を逃していることになります。こうした目視でのチェックは、競合の価格や配送条件の変化を素早く察知できるだけでなく、Amazonのアルゴリズムにおける自社の評価、顧客満足度の現状を把握する手がかりにもなります。
数値データと現場の状況を照らし合わせ、迅速な改善へとつなげましょう。
それでは、Amazonでカートを獲得するための施策を紹介します。
まずやるべき施策は、Amazonの出品プランを大口出品に設定しておくことです。
大口出品であることがカート取得の必須条件であるためです。
小口出品と比較すると月額4,900円と割高な料金となりますが、ショップの詳細管理など幅が広がるため、必ず設定してください。
次に、店舗の販売実績を高めましょう。
カートの取得率と販売実績は大きく関係します。販売実績の充実度によってカート取得率に圧倒的な差が出るでしょう。
よって、初期段階ではカート獲得を狙うために広告運用を活用した露出強化の施策や購入確率を高めるレビュー施策、最安値で出品するといった施策が効果的です。
「できるだけ売れやすい状況を生み出していくこと」が大切なポイントです。
Amazonのカート取得率に販売価格の安さが影響するため、ユーザーが購入したときにその金額に応じたAmazonポイントの付与も有効です。
Amazonポイントを付与すると、ユーザーがお得感を感じられるうえ、リピート購入にもつながります。
Amazonの仕組み上、ポイント分はストアの売上から差し引かれるので、実質的には値下げと変わりありません。ただ、ユーザー視点では良い印象を抱いてもらえる施策となるため、定価を維持しつつ販売実績を伸ばせます。
また、ユーザーの満足度を高める指標として配送のリードタイムも意識しましょう。
そもそもリードタイムとは、注文受注から商品発送にかかるまでの日数のこと。注文を受けてからスピーディーな対応ができればできるほど、カート獲得がしやすくなります。
ユーザー目線で考えると、日時指定をする場合を除いて、商品は注文してからできるだけ早く届いて欲しいもの。ユーザーにストレスをかけないためにも、常に対応できる状態に整え、受注処理から発送の手続きを早めに済ませましょう。
どうしても自社では発送がスピーディーに行える体制を作れないのであれば、FBAの導入を検討してください。
FBAとは、フルフィルメント by Amazonの略であり、商品の梱包・発送から倉庫での在庫管理、決済やキャンセル及び返品対応などを一貫して代行してくれるサービスのこと。
このサービスを活用すれば、仕入れと倉庫への発送作業を行うだけで売上を上げられる仕組みづくりが構築できるため、ぜひ検討してみてください。
Amazonでカートを獲得し続けるためには、一時的な対策ではなく、継続的な改善と戦略的な運用が不可欠です。
Amazonのカート取得を左右する要素の中で、最も大きな影響を持つのは価格ですが、むやみに値下げを行うのは禁物です。効果的にカートを獲得するには、競合の価格変動に応じて柔軟に対応できる「自動価格設定」の活用が有効です。
Amazonでは、価格だけでなく配送スピードや顧客満足度なども総合的に評価されるため、FBAを利用しているなどの条件が整っていれば、必ずしも最安値でなくてもカートを維持できる場合があります。
安易な価格競争に巻き込まれず、利益を確保しながらカート獲得率を高めるには、適切な価格帯を常に保つバランス感覚が重要です。賢く運用することで、長期的な収益と安定したカート取得の両立ができるでしょう。
Amazonでカート取得を有利に進めるためには、地道な販売実績の積み重ねが欠かせません。Amazonは、一定期間内の販売件数や速度を、セラーの信頼性を示す重要な指標として評価しています。
継続的に注文を処理してトラブルのない取引を積み重ねるのは、高い顧客満足度を示す要素となり、カートを獲得しやすくなる大きな強みになります。特に販売実績が少ない新規商品では、スポンサープロダクト広告を活用して露出を増やし、確実に注文数を伸ばすのが効果的です。
こうして販売実績が蓄積されれば、競合が多い中でもカート取得率を安定して維持できる、強いアカウントへと成長できるでしょう。
Amazonでカート取得ができなくなった場合、売上への影響を最小限に抑えるための復旧手順を解説します。
Amazonのカートを獲得できなくなった場合は、「アカウント健全性ダッシュボード」を確認するのが最優先です。なかでも、注文不良率や出荷遅延率など、顧客満足度に直結する指標が悪化していないか、Amazonからの重要な通知が届いていないかを丁寧にチェックしましょう。
問題がない場合は、競合他社がポイント還元を含めた実質価格を下げていないか、自社の在庫数や配送条件に変化がないかも確認が必要です。Amazonのアルゴリズムは常に変動しているため、状況を一つひとつ検証しながら原因を特定し速やかに対応するのが、再びカートを獲得するための最短ルートです。
自社での対応に限界を感じたときは、Amazonの運用代行会社にサポートを依頼するのも有効な選択肢です。Amazonのアルゴリズムは年々複雑化しており、価格調整だけではカート取得が難しい場合も多く見られます。
運用代行会社は、競合の動向分析や顧客満足度に関わる内部指標の見直しなど、複数の視点から最適な改善策を提案してくれるのが強みです。また、最新の規約やアルゴリズムの変化にも精通しているため、トラブル時の早期対応や売上の安定化にもつなげられます。
より確実に成果を出したい場合には、社内リソースを本業に集中させ運用代行会社の力を借りることが、Amazonカート取得への近道といえるでしょう。
Amazonのショッピングカートを取得することがどれだけ重要なことであるかはわかったけど、自社でカート獲得できるか不安がある、といった方はAmazonの運用代行会社への依頼がおすすめです。
株式会社ピュアフラットなら、内部の構造を知り尽くした元Amazonのメンバーを中心としたコンサルタントによるノウハウをもとに、売上アップを実現するための的確な施策を提案、実施します。
Amazonのショッピングカート獲得に苦戦している方やこれから売上を上げていきたい方もぜひお気軽にご相談ください。
Amazonのショッピングカート獲得は、売上に直結する重要な施策です。
ショッピングカートを獲得できない状態が続くと、売上が伸びにくい状況に陥りやすくなります。
自社での取り組みが難しい場合は、Amazonのコンサル会社もしくは運営代行会社への依頼で解決できます。このようなサービスをうまく活用し、売上アップにつなげていきましょう。
参考:リードタイムとは?物流における計算方法や短縮ポイントなど徹底解|Shopi Lab
Amazonのカート取得率を上げる方法を教えてください
Amazonでカート獲得を目指すなら5つのポイントを意識しましょう。 1.大口出品に設定する 2.販売実績を高める 3.Amazonポイントを付与する 4.商品到着のリードタイムを意識する 5.FBAを活用する
Amazonのカート獲得率を確認する方法はありますか?
カートボックス獲得率は下記の3ステップで閲覧できます。 1.Amazonセラーセントラルにログインする 2.レポートからビジネスレポートを選択する 3.左メニューの(親)商品別詳細ページ 売上・トラフィックを選択する
執筆者
柴田 達郎
EC業界歴15年。大手アパレル会社に入社後ECサイトをゼロから立ち上げを行い10億規模までスケール。
その後、大手美容家電メーカーに入社し、主にマッサージガンなど美容家電のECサイト運営責任者を担当。
多様なモールでの販売戦略、データ分析を通じた売上拡大、広告運用やCRMにおいても成果を上げ、売上数十億円達成。
編集者
井家大慈
2022年に食品メーカーへ入社し、1年で店舗運営責任者に昇格。EC事業部では販促施策、フルフィルメント改善、商品開発、広告運用、新規店舗出店など幅広く担当し、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Qoo10など複数のモールでの運営を経験。3年間で月商を15倍に成長させ、Qoo10では食品ながら他モールと同等の売り上げ規模を達成。EC業界の可能性を感じ、株式会社ピュアフラットへ入社。現在は食品、ヘアケア、家電、インテリア、生活雑貨など多様なジャンルのクライアントを支援し、売上拡大や課題解決に取り組んでいる。
監修者
高杉 史郎
PR会社にて大手企業の売上促進プロジェクトを多数担当し、事業部責任者として新規開拓とマーケティングに従事。
「本当にいいものをキチンと届けられる世の中を作りたい」という考えに共感し、ピュアフラットに入社。
企業のEC売上を飛躍的に伸ばし、MVPを受賞。EC未経験のクライアントに対しても 寄り添ったうえで成功に導けるサポートを心がけております。