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Amazon FBAとは?仕組み・手数料・納品方法を初心者向けに完全解説【2026年最新版】

更新日: 2026.3.17

カテゴリ:  Amazon

Amazon FBAとは?仕組み・手数料・納品方法を初心者向けに完全解説【2026年最新版】

Amazonに出店してグングンと売上を伸ばすためには、サービスをフル活用する必要があります。その代表的なサービスの一つがAmazon FBAです。
「Amazon FBAとは何だろうか?」と疑問に思われるかもしれません。しかし、サービスを正しく理解して活用できれば、販売体制を効率的に構築し、売上を伸ばしやすくなります。

 

そこでこの記事では、Amazon FBAの概要からメリット、利用するためのステップまで分かりやすく解説していきます。

なお、弊社ではAmazonの新規出店ガイドを無料で提供しています。

 

これからAmazonに出店を考えている方向けに、成果を最大化するためのポイントを解説しております。

 

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FBA(フルフィルメント by Amazon)とは?

FBA(フルフィルメント by Amazon)とは?

出典:FBA

Amazon FBA(フルフィルメント by Amazon)とは、商品の保管・梱包・発送に加え、注文後のカスタマー対応までを総合的に代行してくれるAmazonのサービスです。

 

初心者の方がFBAに興味を持つ理由の多くは、「発送作業の手間を減らせる」「Amazonが発送することで売れやすくなる」といった点にあります。
一方で、手数料がかかるため、本当に利益につながるのかが判断しにくい点も特徴です。

 

そのため、FBAは「とりあえず使えば儲かる仕組み」ではなく、向いている条件を満たしているかどうかを見極めたうえで導入を検討する必要があります。

Amazon FBAの仕組み

Amazon FBA(Fulfillment by Amazon)は、出品者が商品をAmazonの物流センターに納品することで、保管・梱包・発送・カスタマー対応までをAmazonが代行してくれるサービスです。
出品者は商品を事前にFBA倉庫へ送るだけで、その後の配送業務を自分で行う必要がありません。

 

注文が入るとAmazonが商品をピッキングし、梱包・発送を行い、購入者への問い合わせや返品対応もAmazonが担当します。
Amazon FBAの基本的な流れは、次の通りです。

  • 出品者が商品をAmazonの倉庫へ納品
  • Amazonが商品を保管
  • 購入者がAmazonで商品を注文
  • Amazonが梱包・発送を実施

このように物流業務をAmazonに任せられるため、出品者は商品開発や販売戦略に集中しやすくなります。
EC運営の効率化を図りたい場合には、Amazon FBAの活用を検討するとよいでしょう。

Amazon FBAとFBMの違い

Amazonで商品を販売する方法には「FBA」と「FBM」の2種類があります。
FBAはAmazonの倉庫を利用して、保管・梱包・配送・カスタマー対応までAmazonが代行してくれるサービスです。

 

一方、FBM(自己発送)は出品者自身が商品管理や発送を行います。
FBAを利用すると配送スピードや顧客対応の品質が安定しやすく、Prime対象になるため購入率が上がる傾向があります。

 

ただし、手数料や保管料が発生する点には注意が必要です。

項目 FBA FBM
在庫保管 Amazon倉庫 自社
梱包・発送 Amazon 出品者
カスタマー対応 Amazon 出品者
Prime対応 対応しやすい 原則として対象外

商品数が多い場合や発送業務を効率化したい場合は、Amazon FBAの活用がおすすめです。

Amazon FBAを利用するメリット

Amazon FBAを利用するメリット

では、Amazon FBAを利用する5つのメリットについて詳しくみていきましょう。

  1. 売上・転換率に影響する
  2. 作業コストのカット
  3. 決済方法の選択肢増加
  4. 海外への販路拡大が可能
  5. FBA小型軽量商品プログラムで手数料が抑えられる

売上・転換率に影響するFBAのメリット

FBAを利用すると、商品がAmazonプライム対象となり、配送スピードや信頼性が向上します。
これにより、購入者にとって「安心してすぐに届く商品」と認識されやすくなり、クリック率や購入率の向上が期待できます。

 

また、同じ商品を複数の出品者が扱っている場合、FBAを利用している商品はカートボックスを獲得しやすい傾向があります。
結果として、露出機会が増え、売上につながりやすくなる点が大きなメリットです。

作業コストのカット

FBAを導入することで、自社で対応していた作業負担や人件費を大幅に削減できます。FBAを導入した事業者が取り組むべきは、商品の仕入れとフルフィルメントセンターへの発送のみ。

 

その後はAmazon側が注文対応や発送などを行ってくれるため、仕組み化しやすいといったメリットがあります。

 

特にお客様対応はトラブルの原因につながりやすいですが、Amazon側が対応してくれるため、問題に発展するリスクを大きく減らせます。

決済方法の選択肢増加

Amazon FBAを取り入れると決済手段に「代金引換」を採用できるようになります。

 

一般的にクレジットカード決済などのキャッシュレスに対応させる事業者が多いですが、現金しか使用しないユーザーも少なくありません。

 

クレジットカード決済しか用意していない場合、現金払いを希望するユーザーを取りこぼす可能性があります。

 

「代金引換」を採用すれば、そういった現金への支払いを希望しているユーザー層の獲得も見込めます。

海外への販路拡大が可能

そして海外進出を見据えた事業者にとっても、FBAの導入は大きなメリットがあります。というのも、FBAには「FBA海外配送プログラム」と呼ばれる事業者の海外出品をサポートするサービスがあるからです。

 

日本国内に限らず、海外市場での販売拡大を視野に入れる事業者にとって、有効な選択肢となります。

 

ただし、すべての商品が対象になるわけではないため、補足的なメリットとして捉えるのが現実的です。

FBA小型軽量商品プログラムで手数料が抑えられる

Amazon FBAには、「FBA小型軽量商品プログラム」という配送方法があります。

 

商品の販売価格が1,000円以下の小さくて軽い商品が対象となり、プログラム対象商品は配送手数料を抑えることが可能です。

 

以下の3点を満たした場合、FBA小型軽量商品プログラムの対象となります。

  • 配送パッケージサイズ:35.0cm x 30.0cm x 3.3 cm
  • 商品の重量:950g以下
  • 商品の販売価格:1,000円以下

低単価商品を扱う場合でも、条件次第ではFBAを利用しやすくなる点はメリットといえるでしょう。

Amazon FBAのデメリット

Amazon FBAのデメリット

一方、Amazon FBAを利用するにあたってのデメリットもいくつかあります。導入前にきちんと確認しておきましょう。

  1. 利用手数料がかかる
  2. 自社で商品の状態を確認できない
  3. 取り扱い不可の商品もある
  4. 他店舗との差別化が難しい

利用手数料がかかる

まず、Amazon FBAの利用にはいくらかの利用手数料が発生します。無料で活用できるわけではありません。

 

具体的な手数料の内容に関しては後述しますが、細かな手数料がかかるため、全て把握して発送前にシミュレーションしておくべきでしょう。

 

AmazonにはFBA料金シミュレーターと呼ばれる各種手数料がいくらかかり、どれくらいの利益が見込めるかがわかるツールがあります。こうしたツールを活用しながら販売していく必要があるでしょう。

自社で商品の状態を確認できない

また、一度フルフィルメントセンターへ発送してしまうと、商品の状況を逐一確認できません。もし商品の状況を確認するなら、一度倉庫から返送してもらい、確認後に再度送り返す必要があります。

 

つまり、商品の状況確認だけでも手間がかかってしまうのです。

 

特に少しの衝撃で傷ついたり壊れやすいようなデリケート商品の場合は、こまめに確認できないのは不安要素となるため、デメリットと言えるでしょう。

取り扱い不可の商品もある

また、FBAでは全ての商品を発送できるわけではありません。

 

主に、以下の特徴に当てはまる商品は扱えないため確認しましょう。

  • 常温で管理できない商品
  • 動植物
  • 危険物および化学薬品
  • 医療機器
  • 医薬品・酒類・金券、商品券など
  • ネオジウム磁石など磁気が他商品に影響を及ぼす恐れのある強力磁石
  • ゴールドやプラチナ、銀などでできた商品
  • 金貨・銀貨・銅貨・記念コイン
  • 古銭・古札

特に香水のような危険物やカミソリなどの刃物はこうした条件に抵触する可能性があるため注意しなければいけません。

他店舗との差別化が難しい

Amazon FBAを利用した商品は、Amazonが発送する商品として購入者に安心感を与えやすい一方で、発送面での差別化はしにくくなります。

 

Amazonブランドであるということで安心感や信頼感が生まれやすくなる一方で、他店舗との差別化が難しくなってしまうというデメリットがあります。

また、Amazonのサービス範囲内の流通加工サービスにしか対応していないため、梱包や発送面で他店舗との差別化を図りにくくなります。

 

他店舗と差別化する場合は、商品ページに載せる写真や説明文等、流通加工サービスや価格以外でユーザーに訴求できるポイントを探す必要があります。

Amazon FBAの始め方(全体の流れ)

Amazon FBAの始め方(全体の流れ)

Amazon FBAは工程が多く見えますが、流れを整理するとシンプルです。
まずは細かい操作を覚える前に、全体のステップ感を把握しましょう。

 

Amazon FBA開始までの基本ステップ

手順 概要
出品用アカウントを用意する Amazonセラーセントラルに登録し、FBAを利用できる状態にします。
商品を登録する 既存の商品ページに出品する、もしくは新規で商品ページを作成します。
納品プランを作成する 納品する商品・数量・梱包方法などを設定します。
商品ラベル貼付・梱包を行う Amazonの規定に従って商品ラベルを貼り、指定ルールどおりに梱包します。
Amazon指定の倉庫へ発送する 納品先のFBA倉庫はAmazonが自動で割り当てます。
受領完了後、自動で販売開始 以降は、保管・発送・購入者対応をAmazonが代行します。

初心者が押さえておきたいポイントは以下の通りです。

  • 最初から大量に納品しない
  • 操作は「完璧理解」より「流れの把握」を優先する
  • 納品ルールは自己判断せず、必ず公式ガイドを確認する

Amazon FBAは、一度流れを理解すれば、2回目以降は迷わず進められます。まずは小さく始め、運用しながら慣れていきましょう。

関連記事:【2025年最新】Amazonの倉庫場所一覧|FBA納品場所の指定や固定ってできるの?

Amazon FBAの納品ルール

Amazon FBAの納品ルール
Amazon FBAを利用する場合、Amazonが定める納品ルールを守ることが重要です。
ルールに沿っていない商品は倉庫で受領されない場合や、追加作業手数料が発生することがあります。スムーズに販売を開始するためにも、納品前に梱包やラベルの条件を確認しておきましょう。

 

特にAmazon FBAで注意すべき納品ルールは次の通りです。

  • 商品ごとに FNSKUラベルを貼付する
  • 商品が破損しないよう 適切な梱包を行う
  • 外箱サイズや重量の制限を守る
  • 納品プランで指定された倉庫へ発送する

Amazonの物流センターでは大量の商品を管理しているため、ラベルや梱包が正確であるほど受領処理がスムーズになります。
事前にFBA納品ルールを確認しておくことで、販売開始までの時間を短縮できるでしょう。

Amazon FBAの納品に向く商品・向かない商品

Amazon FBAを利用する際には、納品する商品の選定が重要です。
FBAに向く商品と向かない商品をしっかり理解しておくことで、スムーズな運用と利益の最大化を図れます。
それでは向く商品の特徴と向かない商品の特徴について、それぞれ詳しく説明していきます。

向いている商品の特徴

Amazon FBAに納品するのに向いている商品には、以下のような共通点があります。

  • 小型で軽量な商品:保管や配送にかかるコストを抑え、利益を確保
  • 回転率が高く在庫が長期間倉庫に滞留しない商品:Amazonの物流網を最大限に活かせ、顧客への迅速な配送が可能
    例)季節を問わず売れる消耗品、トレンドに左右されにくい商品
  • 壊れにくく耐久性のある商品:FBA倉庫内での保管や配送中のトラブルの減少

これらの特徴を持つ商品は、効率的にFBAを活用でき、利益を最大化しやすいといえます。

向かない商品の特徴

一方で、Amazon FBAに向かない商品には、以下のような特徴があります。

商品の種類 特徴
大型で重量がある商品 保管や配送にかかるコストがかさみ、利益を圧迫
期限のある商品や品質管理が難しい商品 管理が難しくトラブルの原因
例)温度管理が必要な食品、劣化しやすい化粧品
壊れやすい商品 返品による損失リスクあり
法的に制約のある商品や危険物 FBAでは取り扱えないため、事前に規制を確認

これらの特徴を持つ商品は、別の販売方法を検討したほうが良いでしょう。

出品禁止商品

以下の商品の出品は、Amazon FBAでは禁止されています。
誤って出品するとアカウントが停止される可能性があるため、該当しないか必ず確認しましょう。

  • 日本の規格・法律を満たしていない商品
  • 室温で保管できない商品
  • 動植物
  • 危険物や化学製品
  • 医療機器
  • 医薬品
  • 金券類(ギフト券、商品券など)

FBAでは、日本の規格や法律を満たしていない商品を出品することはできません。
例えば、PSEマークを取得していない輸入家電や、日本で使用が禁止されている化粧品などが該当します。
これらの商品は、安全基準をクリアしていないため、FBAでの取り扱いが認められていません。

 

また、冷蔵や冷凍が必要な生鮮食品も取り扱いができません。
例えば、冷凍保存が必要なアイスクリームや冷蔵保存が必要なデザートなどは、FBA倉庫が常温管理のため配送には向いていないのです。

 

さらに、動植物も出品禁止対象に含まれます。
観葉植物や水槽で育てる熱帯魚など、生体管理が必要な商品は出品できません。

 

同様に、除草剤や強い溶剤といった危険物や化学製品も、事故のリスクがあるため扱えません。

 

さらに、医療機器や医薬品の一部も、医療機関や認可のある店舗での取り扱いが基本とされているため、Amazon FBAでは取り扱いができません。例えば、血圧計や一部の処方薬が該当します。

 

また、金券類も出品禁止商品です。
Amazonギフト券や百貨店の商品券など、現金同等に扱われるアイテムは、転売や詐欺の防止の観点から、Amazonでは取り扱わないルールになっています。

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Amazon FBA利用時の注意点

Amazon FBA利用時の注意点
Amazon FBAは物流業務を効率化できる便利なサービスですが、利用する際にはいくつか注意点があります。
特に手数料や在庫管理の仕組みを理解していないと、売上はあるのに利益が出にくい状況になる可能性があります。

 

こちらでは、Amazon FBAを利用する際に知っておきたい主な注意点を解説します。

FBA手数料を考慮した利益計算が必要

Amazon FBAを利用すると、配送代行手数料や在庫保管料などの費用が発生します。
これらのコストを考慮せずに価格設定を行うと、売上があっても利益が残らない場合があります。

 

特に注意したい費用は次の通りです。

  • Amazon販売手数料
  • FBA配送代行手数料
  • 在庫保管料
  • 長期在庫保管料

商品を出品する前に、AmazonのFBA料金シミュレーターを活用して利益計算を行うことが重要です。

長期在庫になると保管料が増える

Amazon FBAでは商品を倉庫で保管するため、在庫が長期間売れない場合は保管料が増えてしまいます。
特に一定期間を超えると長期在庫保管料が発生するため、利益を圧迫する可能性があります。

 

長期在庫を防ぐためには次のような対策が有効です。

  • 適切な在庫数量を設定する
  • 定期的に販売状況を確認する
  • セールや値下げを活用する

在庫回転率を意識した運営を行うことで、FBAの保管コストを抑えやすくなります。

納品ルールを守らないと受領されない場合がある

Amazon FBAでは商品ラベルや梱包方法など、細かな納品ルールが定められています。
ルールを守らない場合、倉庫で受領されないことや追加作業手数料が発生することがあります。

 

特に注意したいポイントは次の通りです。

  • 商品にFNSKUラベルを貼る
  • 商品の破損を防ぐ梱包を行う
  • 外箱サイズや重量制限を守る

納品ルールを事前に確認しておくことで、スムーズにFBA販売を開始できます。

Amazon FBAでかかる主な手数料

先ほども少し触れた、Amazon FBAで発生する主な利用手数料についてみていきましょう。

 

結論から言うと、発生する手数料は大きく6種類。

項目 説明
配送代行手数料 注文商品のピッキングや梱包、配送、カスタマーサービス、返品にかかる手数料
在庫保管手数料 フルフィルメントセンターに保管するすべての商品にかかる手数料
返送/所有権の放棄手数料 フルフィルメントセンターの在庫を返送や廃棄するときにかかる手数料
長期在庫保管手数料 保管してから365日を超える商品にかかる手数料
購入者返品手数料 Amazonが返品時の送料を無料にするときにかかる手数料
商品ラベル貼付サービス手数料 適切な準備やラベル貼付なしに納品されたときなどにかかる手数料

中でも、配送代行手数料や在庫保管手数料は、FBA料金シミュレーターを活用して把握しておくことが大切です。

Amazon FBAを活用したら利益が出ない。その理由とは?

Amazon FBAを活用してビジネスを行う際、多くのセラーが直面するのが「利益を出しづらい」という問題です。

 

しかし、その背景には明確な理由があり、適切な対策を講じることで改善できる可能性があります。

ここでは、Amazon FBAで利益が出ない主な理由を紹介します。

理由①商品選定のミス

Amazonで成功するには、市場の需要と供給を理解し、適切な商品を選定することが必須です。
当然ですが、需要の低い商品や過剰な競争がある商品を選んでしまうと、利益を得ることが困難になります。

  • 価格帯が低すぎる
  • サイズや重量が大きく、FBA手数料が高い
  • 競合が多く価格競争になりやすい

このような商品は、FBA手数料を差し引くと利益がほとんど残らないケースがあります。
特に初心者は「売れている=儲かる」と誤解しやすいため注意が必要です。

理由②高額なFBA手数料

前述の通り、FBAを利用する際には多くの手数料がかかります。
これが予想以上に積み上がると利益を圧迫します。
特に長期保管手数料や大型商品の取り扱い手数料は高額になりがちです。

 

「売上」のみではなく、手数料を引いた後の利益で判断すると良いでしょう。

理由③不十分な価格戦略

適切な価格設定はAmazonで成功するための鍵です。
市場価格よりも高すぎると売れませんし、低すぎると利益が出ません。

 

「手数料を含めた最低利益ラインを決める」「無理な価格競争に参加しない」などの視点を持つことが重要です。

 

FBAの利用料金も含めて価格設定をしなければ、最悪「FBAを使用しているせいで利益が出ない」という事態に陥ってしまいます。

理由④在庫管理の失敗

過剰な在庫は保管手数料を増加させ、キャッシュフローを圧迫します。
一方で、在庫不足は機会損失につながります。

理由⑤マーケティング不足

FBAは「出品すれば自動で売れる仕組み」ではありません。
商品が優れていても、適切なマーケティングが行われなければ、消費者の目に触れる機会は限られます。

Amazon FBAで利益を出すために最低限知っておくこと

Amazon FBAで利益を出すために最低限知っておくこと
Amazon FBAは手数料が発生するため、商品によっては利益率が下がるケースもありますが、FBAを利用するからできる迅速な対応やリソースの確保は、他の場面でメリットを生み出します。
その結果、売上増加、利益最大化を狙うことができるのです。

ここからは、Amazon FBAをうまく利用して利益を最大化するための対策を紹介します。

市場の需要と供給を理解する

市場の需要を満たしつつ供給が過剰でない商品を選ぶことで、競争が激しい市場での生き残りが可能となります。

 

需要がある商品であっても、供給が過剰な市場では価格競争が激しくなり、利益を確保しにくくなります。そのため、「売れている商品」をそのまま真似するのではなく、「安定した需要が継続しているか?」「競合出品者が過剰に参入していないか?」のような視点で市場調査を行うことが重要です。

 

顧客のニーズがあるものや競合店舗の調査を怠らず、常に情報をアップデートしながら移りゆく市場の需要に対応できるようにしましょう。

FBA手数料を事前に把握し計画的に対応する

手数料の詳細を事前に理解し、長期保管手数料や大型商品の取り扱いに特に注意を払いながら、コストを抑える商品選定と効率的な在庫管理を心掛けましょう。

AmazonにはFBA料金シミュレーターという便利なツールがあるので、そちらを活用することをお勧めします。

競争力のある価格設定を実施する

市場価格を常に監視し、自身の商品が市場で競争力を持つよう適切な価格設定を行いましょう。
価格は利益を生むための重要な要素ですので、市場と自身のコストを考慮した戦略的な価格設定が求められます。

適切な在庫管理を実行する

過剰な在庫は余分なコストを生みますが、在庫不足は売上機会の損失につながります。
需要予測に基づいて適切な在庫量を維持し、過剰在庫や在庫不足を避けるための計画的な仕入れ、在庫管理が必要です。

効果的なマーケティング戦略を展開する

リスティング広告の最適化、広告キャンペーンの実施、顧客レビューの獲得など、様々なマーケティング活動を通じて商品の可視性と魅力を高めましょう。

これらの理由を把握し、それぞれ対応することで、Amazon FBAを用いたビジネスの収益性を大きく改善することができるはずです。

Amazon FBAの導入事例

Amazon FBAは、物流業務をAmazonに任せることで販売効率を高められるサービスです。
実際にFBAを活用して売上を伸ばした企業やブランドも多く存在します。

 

こちらでは、Amazon FBAを導入することで事業拡大につながった企業の事例を紹介します。
自社で物流を構築するのが難しい場合でも、FBAを活用することで販売規模を拡大できる可能性があります。

McMiller Games(ボードゲームメーカー)

アメリカのボードゲームメーカー McMiller Games は、Amazon FBAを活用して事業を拡大した企業の代表的な事例です。
同社は当初、自宅のガレージに在庫を保管しながら発送業務を行っていましたが、注文数の増加により物流対応が難しくなりました。

 

そこでAmazon FBAを導入し、在庫保管や発送、返品対応をAmazonに任せる体制へ移行しました。
FBA導入後は物流負担が大幅に軽減され、商品開発やマーケティングに集中できるようになりました。

 

その結果、同社は年間売上約700万ドル規模のビジネスへと成長しています。
FBAの物流ネットワークを活用することで、世界100以上の国と地域へ商品を届けられるようになりました。

Toniiq(健康食品ブランド)

アメリカのサプリメントブランド Toniiq も、Amazon FBAを活用して成長した企業の一例です。
同社はAmazonを中心に販売を行っており、商品の保管や発送をFBAに任せることで物流インフラを自社で構築する必要がなくなりました。

 

FBAを利用することで、注文が増えてもAmazonの物流ネットワークが対応するため、販売拡大に合わせて発送体制を整える必要がありません。
実際にToniiqのようなAmazon販売中心のブランドでは、売上の大半をAmazon経由で獲得するケースも多いとされています。

 

FBAは少ない設備投資でEC事業を拡大できる点が大きなメリットといえるでしょう。

中小事業者(B2B企業)のAmazon活用事例

Amazon FBAは大企業だけでなく、中小企業の新規事業にも活用されています。
例えばネットワーク機器を扱う企業では、Amazonを活用してオンライン販売を開始し、月商500万円規模の売上を実現した事例があります。

 

この企業では、Amazonの物流サービスを利用することで自社で配送システムを構築する必要がなく、比較的少ない初期投資でEC事業をスタートできました。
Amazon FBAを活用すると次のようなメリットがあります。

  • 自社物流を用意する必要がない
  • 注文処理や発送を自動化できる
  • 新規事業としてEC販売を始めやすい

物流インフラがない企業でも、Amazon FBAを利用すればオンライン販売に参入しやすくなります。

Amazon FBA料金シミュレーターを活用しよう

Amazon FBA料金シミュレーターは、FBA利用時の利益を試算するうえで重要なツールの一つです。
ここでは、下記の内容について解説します。

  • Amazon FBA料金シミュレーターとは
  • Amazon FBA料金シミュレーターの使い方
  • Amazon FBA料金シミュレーターの注意点

Amazon FBA料金シミュレーターを正しく理解し、上手に活用しながら利益率をアップさせましょう。

Amazon FBA 料金シミュレーターとは

まず、Amazon FBA料金シミュレーターとは、Amazonが出品者に向けて提供しているツールのことで、各種手数料や利益計算ができる便利なサービスです。
Amazon FBA料金シミュレーターでは、下記の手数料を確認することができます。

  • 販売手数料
  • 在庫保管手数料
  • カテゴリー別成約料
  • Amazonストアで販売される商品のFBA手数料

上記の手数料については、計算してくれるので把握ができますが、それ以外にかかる月間登録料や返品手数料などその他費用は計算に含まれないので、あらかじめ理解しておきましょう。

 

また、Amazon FBA料金シミュレーターは、Amazon出品者でなくても、出品を検討している段階で利用できる便利なツールです。

Amazon FBA 料金シミュレーターの使い方

続いて、Amazon FBA料金シミュレーターの使い方について解説します。
使い方の流れは下記の通りです。

  1. Amazon FBAシミュレーターにアクセス
  2. 調べたい商品の検索
  3. 必要事項の入力
  4. 計算をクリックし比較する

まずは、Amazon FBAシミュレーターにアクセスし、Amazonセラーセントラルのアカウントを持っている方は「セラーセントラルにサインインします」を選択し、持っていない方は「ゲストとして続ける」を選択しましょう。
そこからは、自分の調べたい商品の商品名やASINコードなどを入力して検索ボタンを押します。

Amazon FBA料金シミュレーター

すると、Amazonから出荷の場合と出品者出荷の場合とで比較する画面が出てくるので、それぞれ入力項目に従って埋めていきます。

Amazon FBA料金シミュレーター

入力が終わり、計算ボタンをクリックすると「商品あたりの費用」に対して「純利益」と「純利益率」が表示されます。

そこで、出荷方法の違いによる利益率の比較を行い、利益率を参考にしながら料金設定や出荷方法の選択をしましょう。

Amazon FBA料金シミュレーターの注意点

Amazon FBA料金シミュレーターは、出品者にとって利益率を把握するのに便利なツールですが、いくつか注意点があります。

  • 販売手数料の消費税は含まれていない
  • キャンペーンは適用されない
  • その他雑費が含まれない

まず、Amazonの販売手数料には消費税が加算されます。
しかし、Amazon FBAシミュレーターの販売手数料の中には消費税を含まない金額が表示されるため、注意が必要です。
販売数が増えれば増えるほど、その分の消費税の加算も増えていくので利益率を把握する場合は注意しましょう。
Amazon FBA料金シミュレーターは、手数料が改定されると正しく反映されますが、期間限定のキャンペーン時は正しく反映されていない場合があります。

 

また、配送作業時には梱包資材やシールなどの雑費が必要になりますが、このような雑費もAmazon FBAシミュレーターの中には含まれないため、別途計算する必要があるでしょう。

まとめ

Amazon FBAは、出荷作業や顧客対応をAmazonに任せられるため、少人数や初心者でも運営しやすい仕組みです。特に、作業負担を減らしながら販売拡大を目指したい方には向いています。

 

一方で、利益率が低い商品や大型・回転率の悪い商品では、手数料が利益を圧迫する可能性があります。FBAを導入する際は、料金シミュレーターを活用し、自社の商品で利益が出るかを事前に確認することが重要です。

 

自分の販売スタイルに合うかを見極めたうえで、慎重に判断しましょう。

 

なお、株式会社ピュアフラットでは、Amazonに出店する事業者様の売上アップを実現させるためのコンサルティングを行っています。元Amazon出身者が在籍しているため、実務に基づいた支援が可能です。
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関連するご支援実績

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AmazonFBAに関するよくある質問

  • AmazonのFBAとは何ですか?

  • AmazonFBAとは、フルフィルメントby Amazonの略で商品の管理から注文などのお客様対応、配送などをトータルで請け負う代行サービスです。 フルフィルメントセンターと呼ばれる専用の倉庫があり、そこで24時間365日どんなときでも出荷できる管理体制や対応の代行といったサポートが充実しています。よって、自社は商品の仕入れなどにコミットできます。

  • AmazonのFBAへの納品方法を教えてください

  • AmazonFBAへの納品手順はこちらの7ステップです。 1.セラーセントラルでFBAをセットアップする 2.商品登録する 3.納品プランを作成する 4.商品ラベル貼付してバーコードを確認する 5.納品倉庫を確定する 6.Amazonの基準に従って梱包する 7.配送準備を行い完了させる

執筆者

執筆者

柴田 達郎

EC業界歴15年。大手アパレル会社に入社後ECサイトをゼロから立ち上げを行い10億規模までスケール。
その後、大手美容家電メーカーに入社し、主にマッサージガンなど美容家電のECサイト運営責任者を担当。
多様なモールでの販売戦略、データ分析を通じた売上拡大、広告運用やCRMにおいても成果を上げ、売上数十億円達成。

編集者

編集者

井家大慈

2022年に食品メーカーへ入社し、1年で店舗運営責任者に昇格。EC事業部では販促施策、フルフィルメント改善、商品開発、広告運用、新規店舗出店など幅広く担当し、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Qoo10など複数のモールでの運営を経験。3年間で月商を15倍に成長させ、Qoo10では食品ながら他モールと同等の売り上げ規模を達成。EC業界の可能性を感じ、株式会社ピュアフラットへ入社。現在は食品、ヘアケア、家電、インテリア、生活雑貨など多様なジャンルのクライアントを支援し、売上拡大や課題解決に取り組んでいる。

監修者

監修者

高杉 史郎

PR会社にて大手企業の売上促進プロジェクトを多数担当し、事業部責任者として新規開拓とマーケティングに従事。
「本当にいいものをキチンと届けられる世の中を作りたい」という考えに共感し、ピュアフラットに入社。
企業のEC売上を飛躍的に伸ばし、MVPを受賞。EC未経験のクライアントに対しても 寄り添ったうえで成功に導けるサポートを心がけております。

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