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Amazon FBA納品を初心者向けに解説!ステップ別に手順と注意点を紹介

更新日: 2024.11.21

カテゴリ:  Amazon

Amazon FBA納品を初心者向けに解説!ステップ別に手順と注意点を紹介

Amazonに出店してグングンと売上を伸ばすには、サービスをフル活用する必要があります。その一つのサービスとしてAmazonFBAがあります。
「AmazonFBAとは何だろうか?」と疑問に思われるかもしれません。しかしサービスをきちんと理解して活用できれば販売体制が整備されて、より効率良く売上をスケールアップさせられるでしょう。

 

そこでこの記事ではAmazonFBAの概要からメリット、利用するためのステップについて分かりやすく解説していきます。

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FBA(フルフィルメントby Amazon)とは?

FBA(フルフィルメントby Amazon)とは?

出典:FBA

そもそもAmazonFBA(フルフィルメントby Amazon)とは、商品の管理から注文などのお客様対応、配送などをトータルで代行してくれるAmazonのサービスです。

 

Amazonには、フルフィルメントセンターと呼ばれる専用の倉庫があり、24時間365日どんなときでも出荷できる管理体制や対応の代行といったサポートが充実しています。これにより、自社のリソースが空き、商品の仕入れなどに専念できます。

 

実際にAmazon公式の発表によると、75.5%の販売事業者が満足していると回答しているほど、おすすめのサービスと言えるでしょう。

AmazonFBAを利用するメリット

AmazonFBAを利用するメリット

では、AmazonFBAを利用する9つのメリットについて詳しくみていきましょう。

  1. カートボックス取得率アップ
  2. 作業コストのカット
  3. 決済方法の選択肢増加
  4. Amazon primeの対象で転換率アップ
  5. Amazon発送で安心感や信頼感の獲得
  6. 海外への販路拡大が可能
  7. FBA小型軽量商品プログラムで手数料が抑えられる
  8. FBAマルチチャネルサービス利用が可能
  9. Amazonプライム会員の送料が無料になる

カートボックス取得率アップ

まず、FBAの利用によってカートボックスの取得率アップが期待できます。

 

そもそもAmazonでは商品ページを1枚しか作成できないため、カートボックスの取得が売上アップの鍵になると言っても過言ではありません。

 

FBAの獲得が本当に直接的な影響を与えているのかどうかは確認できないものの、Amazon公式には「FBAを取り入れたことでカートの獲得率が○倍にアップした」など、成果につながっている声も多いことから効果を期待できるでしょう。

作業コストのカット

FBAの導入によって、自社が行わなければならない作業コストが大幅にカットできます。FBAを導入した事業者が取り組むべきは、商品の仕入れとフルフィルメントセンターへの発送のみ。

 

その後はAmazon側が注文対応や発送などを行ってくれるため、仕組み化しやすいといったメリットがあります。

 

特にお客様対応はトラブルの原因につながりやすいですが、Amazon側が対応してくれるため、問題に発展することもありません。

決済方法の選択肢増加

AmazonFBAを取り入れると決済手段に「代金引換」を採用できるようになります。

 

一般的にクレジットカード決済などのキャッシュレスに対応させる事業者が多いですが、現金しか使用しないユーザーも少なくありません。

 

クレジットカード決済に強みを置いていると、カードがないユーザーはいくらターゲットでも獲得できないでしょう。

 

「代金引換」を採用すれば、そういった現金への支払いを希望しているユーザー層の獲得も見込めます。

Amazon primeの対象で転換率アップ

AmazonFBAからの出品商品はAmazonプライムの対象商品となり、「primeマーク」が付与されます。

 

このマークが付与されると、お急ぎ便やお届け日時指定便が無料化。Amazonに関わらず、インターネットで商品を購入するユーザーは少しでも早く届いて欲しいと考える方も多いため、購入されるきっかけを生み出せます。

 

また、公式側がプライム会員獲得を強化している傾向にあり、ユーザービリティや認知度も高まっていくかもしれません。

 

転換率アップを狙うためにもprimeマークは大切な要素と言えます。

Amazon発送で安心感や信頼感の獲得

FBAから出荷されるため、発送元はAmazonになります。ユーザー目線でみると、信頼できるAmazonの公式から発送された商品は安心感が大きいでしょう。

 

つまり、FBAを利用すると安心感を持って購入してもらえるため、より買ってもらいやすくなります。

 

梱包作業や送料などの配送にかかるコストをカットできるといった効果だけでなく、ユーザーの安心感も手にできるFBAの与える効果が大きいでしょう。

海外への販路拡大が可能

そして海外進出を見据えた事業者にとっても、FBAの導入は大きなメリットがあります。というのも、FBAには「FBA海外配送プログラム」と呼ばれる事業者の海外出品をサポートするサービスがあるからです。

 

「日本から海外に進出して、自社商品をどんどん売っていきたい!」
「売上を拡大していきたい!」
といった事業者がチャレンジできる場を与えてくれるというメリットがあります。

FBA小型軽量商品プログラムで手数料が抑えられる

AmazonFBAには、「FBA小型軽量商品プログラム」という配送方法があります。

 

商品の販売価格が1,000円以下の小さくて軽い商品が対象となり、プログラム対象商品は配送手数料を抑えることが可能です。

 

以下の3点を満たした場合、FBA小型軽量商品プログラムの対象となります。

  • 配送パッケージサイズ:35.0cm x 30.0cm x 3.3 cm
  • 商品の重量:950g以下
  • 商品の販売価格:1,000円以下

FBAマルチチャネルサービス利用が可能

「FBAマルチチャネルサービス」が利用できることも、AmazonFBAのメリットです。

 

FBAマルチチャネルサービスとは、その名の通りAmazon以外のマルチなショッピングモールで売れた商品をAmazonから発送できるというサービスです。

対象となるショッピングモールは、楽天市場やYahoo!ショッピング等多岐にわたります。

 

商品はFBA倉庫に納品されており、購入され次第、購入者のもとへ配送可能です。

Amazon以外のショッピングモールに出品している商品を、Amazonで出品している商品と同様に管理・発送手続きできることは大きなメリットではないでしょうか。

 

さまざまな経路で販売している商品をAmazonで一括管理することで、販売時のわずらわしい諸業務を削減することができます。業務負担の削減は人件費の削減にもつながるでしょう。

 

ただし、FBAマルチチャネルサービスを依頼するごとに手数料がかかる点に注意してください。

また、海外への発送にも対応している点にも注目です。

Amazonプライム会員の送料が無料になる

Amazonプライム会員は、「プライム対象商品はユーザー側の送料負担が無料になる」という特典があります。

 

AmazonFBAを利用した場合、その商品はAmazonプライムの対象商品となるため、必然的にAmazonプライム会員の送料が無料になります。

 

ユーザーが商品購入時にお得感を感じるポイントのひとつに「送料」があります。

そのため、FBAを利用してプライム対象商品にすることで、ユーザーの購買意欲向上の後押しをすることができるでしょう。

AmazonFBAのデメリット

AmazonFBAのデメリット

一方、AmazonFBAを利用するにあたってのデメリットもいくつかあります。利用する前にきちんと確認しておいてください。

  1. 利用手数料がかかる
  2. 自社で商品の状態を確認できない
  3. 取り扱い不可の商品もある
  4. 他店舗との差別化が難しい

利用手数料がかかる

まず、AmazonFBAの利用にはいくらかの利用手数料が発生します。無料で活用できるわけではありません。

 

具体的な手数料の内容に関しては後述しますが、細かな手数料がかかるため、全て把握して発送前にシミュレーションしておくべきでしょう。

 

AmazonにはFBA料金シミュレーターと呼ばれる諸々の手数料がいくらかかり、どれくらいの利益が見込めるかがわかるツールがあります。こうしたツールを活用しながら販売していく必要があるでしょう。

自社で商品の状態を確認できない

また、一度フルフィルメントセンターへ発送してしまうと、商品の状況を逐一確認できません。もし商品の状況を確認するなら、一度倉庫から返送してもらい、確認後に再度送り返す必要があります。

 

つまり、商品の状況確認だけでも手間がかかってしまうのです。

 

特に少しの衝撃で傷ついたり壊れやすいようなデリケート商品の場合は、小まめに確認できないのは少しばかりの不安が募るため、デメリットと言えるでしょう。

取り扱い不可の商品もある

また、FBAでは全ての商品を発送できるわけではありません。

 

主に、以下の特徴に当てはまる商品は扱えないため確認しましょう。

  • 常温で管理できない商品
  • 動植物
  • 危険物および化学薬品
  • 医療機器
  • 医薬品・酒類・金券、商品券など
  • ネオジウム磁石など磁気が他商品に影響を及ぼす恐れのある強力磁石
  • ゴールドやプラチナ、銀などでできた商品
  • 金貨・銀貨・銅貨・記念コイン
  • 古銭・古札

特に香水のような危険物やカミソリなどの刃物はこうした条件に抵触する可能性があるため注意しなければいけません。

他店舗との差別化が難しい

AmazonFBAを利用した商品は一律「Amazonブランド」の商品として認識されます。

 

Amazonブランドであるということで安心感や信頼感が生まれやすくなる一方で、他店舗との差別化が難しくなってしまうというデメリットがあります。

また、Amazonのサービス範囲内の流通加工サービスにしか対応していないため、流通加工サービスで他店舗と差別化をはかることができません。

 

他店舗と差別化する場合は、商品ページに載せる写真や説明文等、流通加工サービスや価格以外でユーザーに訴求できるポイントを探す必要があります。

AmazonFBAの納品に向く商品・向かない商品

Amazon FBAを利用する際には、納品する商品の選定が重要です。
FBAに向く商品と向かない商品をしっかり理解しておくことで、スムーズな運用と利益の最大化を図れます。
それでは向く商品の特徴と向かない商品の特徴について、それぞれ詳しく説明していきます。

向いている商品の特徴

AmazonFBAに納品するのに向いている商品には、以下のような共通点があります。

  • 小型で軽量な商品
    保管や配送にかかるコストを抑え、利益を確保
  • 回転率が高く在庫が長期間倉庫に滞留しない商品
    Amazonの物流網を最大限に活かせ、顧客への迅速な配送が可能
    例)季節を問わず売れる消耗品、トレンドに左右されにくい商品
  • 壊れにくく耐久性のある商品
    FBA倉庫内での保管や配送中のトラブルの減少

これらの特徴を持つ商品は、効率的にFBAを活用でき、利益を最大化しやすいといえます。

向かない商品の特徴

一方で、Amazon FBAに向かない商品には、以下のような特徴があります。

  • 大型で重量がある商品
    保管や配送にかかるコストがかさみ、利益を圧迫
  • 期限のある商品や品質管理が難しい商品
    管理が難しくトラブルの原因
    例)温度管理が必要な食品、劣化しやすい化粧品
  • 壊れやすい商品
    返品による損失リスクあり
  • 法的に制約のある商品や危険物
    FBAでは取り扱えないため、事前に規制を確認

これらの特徴を持つ商品は、別の販売方法を検討したほうが良いでしょう。

出品禁止商品

以下の商品の出品は、Amazon FBAでは禁止されています。
誤って出品するとアカウントが停止される可能性があるため、該当しないか必ず確認しましょう。

  • 日本の規格・法律を満たしていない商品
  • 室温で保管できない商品
  • 動植物
  • 危険物や化学製品
  • 医療機器
  • 医薬品
  • 金券類(ギフト券、商品券など)

FBAでは、日本の規格や法律を満たしていない商品を出品することはできません。
例えば、PSEマークを取得していない輸入家電や、日本で使用が禁止されている化粧品などが該当します。
これらの商品は、安全基準をクリアしていないため、FBAでの取り扱いが認められていません。

また、冷蔵や冷凍が必要な生鮮食品も取り扱いができません。
例えば、冷凍保存が必要なアイスクリームや冷蔵保存が必要なデザートなどは、FBA倉庫が常温管理のため配送には向いていないのです。

さらに、動植物も出品禁止対象に含まれます。
観葉植物や水槽で育てる熱帯魚など、生体管理が必要な商品は出品できません。
同様に、除草剤や強い溶剤といった危険物や化学製品も、事故のリスクがあるため扱えません。
さらに、医療機器や医薬品の一部も、医療機関や認可のある店舗での取り扱いが基本とされているため、Amazon FBAでは取り扱いができません。例えば、血圧計や一部の処方薬が該当します。

また、金券類も出品禁止商品です。
Amazonギフト券や百貨店の商品券など、現金同等に扱われるアイテムは、転売や詐欺の防止の観点から、Amazonでは取り扱わないルールになっています。

出品許可が必要な商品

出品が禁止されていなくても、特定の商品カテゴリやブランドに関しては、事前にAmazonの審査を受け、出品許可が必要です。
以下の商品は許可を得てから出品しましょう。

  • 酒類
  • 動物関連商品
  • 自動車関連製品(車両部品など)
  • 通貨や硬貨、現金に相当する商品
  • 医薬部外品および化粧品
  • 栄養補助食品

一部の商品は、出品自体は禁止されていなくてもAmazonの審査を受け、許可を取得する必要があります。
例えば、アルコール飲料。ビールやワインといったアルコール類は、法律に基づいて管理されており、出品の際には事前にAmazonからの許可が求められます。

同様に、ペット関連商品も許可が必要になる場合があります。
例えば、ペットのサプリメントや特殊なペット用医薬部外品などです。

さらに、車の部品や医薬部外品、化粧品も同様です。
特に健康や安全に関わる商品は、誤った商品が流通しないように厳しい基準が設けられているため、販売前に許可を得る必要があります。
サプリメントなどの健康食品についても、Amazonは品質管理を重視しているため、出品には一定の基準をクリアする必要があるのです。

賞味期限・消費期限がある商品

食料品や消費期限が設定されている商品は、特別な管理が必要です。
以下のルールを守らないと、出品が認められない場合があります。

  • 常温で保管できない商品(冷蔵・冷凍が必要なもの)
  • 消費期限が70日以内の商品(FBAに納品時点での期限)
  • 消費期限の記載がない商品
  • アルコール類
  • 「ヘルス&ビューティ」カテゴリに属する商品(化粧品など)

食料品や消費期限のある商品は、期限管理がしっかりできていないとFBAでは取り扱いができません。
例えば、消費期限が70日を切っている商品は、FBAに納品する時点で出品できません。
これに該当するのは、お菓子やドリンク類といった食料品全般です。また、賞味期限が記載されていない商品も出品不可です。
例えば、自家製のお菓子や、家庭で瓶詰めにした食品などは、表示ルールに従っていないため出品できません。

また、アルコールを含む食品や、「ヘルス&ビューティ」カテゴリの商品も注意が必要です。
化粧品やスキンケア用品などは、使用期限や保存状態に関する規定があるため、出品前に消費期限の記載や表示方法を確認しましょう。
納品時には消費期限シールを貼るなど、細かなルールが求められています。

危険物に指定されている商品

危険物として分類される商品は、取り扱いに厳しいルールがあります。
FBAの倉庫内で大きな事故を起こさないために、規制が入っているのです。
具体的には、以下のような商品は出品不可か、特別な許可が必要です。

  • 爆発物
  • 火薬類
  • 引火性ガスや非引火性ガス
  • 毒性ガス
  • 引火性液体

危険物として分類される商品は取り扱いに特に注意が必要です。
例えば、花火や火薬類、塗料用のシンナーなど、爆発性や引火性の高い商品はFBA倉庫で保管することができません。
また、エアゾールスプレーや、リチウムイオン電池を含むバッテリー商品も、取り扱いが制限される場合があります。
これらの商品は、事故防止や安全対策のために厳しく管理されており、特別な許可や追加情報の提供が求められることもあります。

AmazonFBAでかかる主な手数料

先ほども少し触れた、AmazonFBAで発生する主な利用手数料についてみていきましょう。

 

結論から言うと、発生する手数料は大きく6種類。

項目 説明
配送代行手数料 注文商品のピッキングや梱包、配送、カスタマーサービス、返品にかかる手数料
在庫保管手数料 フルフィルメントセンターに保管するすべての商品にかかる手数料
返送/所有権の放棄手数料 フルフィルメントセンターの在庫を返送や廃棄するときにかかる手数料
長期在庫保管手数料 保管してから365日を超える商品にかかる手数料
購入者返品手数料 Amazonが返品時の送料を無料にするときにかかる手数料
商品ラベル貼付サービス手数料 適切な準備やラベル貼付なしに納品されたときなどにかかる手数料

中でも、配送代行手数料や在庫保管手数料は、FBA料金シミュレーターを活用して把握しておくことが大切です。

AmazonFBAの納品手順7ステップ

AmazonFBAの納品手順7ステップ

AmazonFBAを利用するために必要な納品手順を7ステップで紹介していきましょう。

  1. セラーセントラルでFBAをセットアップする
  2. 商品登録する
  3. 納品プランを作成する
  4. 商品ラベル貼付してバーコードを確認する
  5. 納品倉庫を確定する
  6. Amazonの基準に従って梱包する
  7. 配送準備を行い完了させる

セラーセントラルでFBAをセットアップする

まず、Amazonの出品者用アカウントを作成して、セラーセントラルにログインからFBAをセットアップしましょう。

 

手続きを進めていくためには、下記7つの必要書類を用意しなければいけません。

  • インターネット環境
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • クレジットカード
  • 銀行口座
  • 有効期限内の顔写真入りの身分証明書
  • 直近180日以内に発行された各種取引明細書1部

すでに出品者用アカウントを持っているなら、FBAとセットアップする作業のみで完了です。

商品登録する

次に商品を登録しましょう。

 

Amazonですでに取り扱いのある商品を販売するケースでの手順は以下のとおり。

1.「在庫」の商品登録をクリックする

1.「在庫」の商品登録をクリックする

 

2.検索窓で商品を検索したら「この商品を出品」をクリックする

2.検索窓で商品を検索したら「この商品を出品」をクリックする

 

3.詳細表示で価格やフルフィルメントチャネルなどを登録する

 

 

4.オリジナル商品の場合は商品カタログの登録を行う

 

 

オリジナル商品の登録は検索窓の下に表示される「Amazonで販売されていない商品を追加します」から設定が可能です。

納品プランを作成する

商品の登録ができたら、納品プランの作成に進みましょう。

 

1.セラーセントラルにある「在庫」から「在庫管理」をクリックする

1.セラーセントラルにある「在庫」から「在庫管理」をクリックする
2.商品一覧から納品する商品にチェックする

2.商品一覧から納品する商品にチェックする
3.「選択中の商品を一括変更」のクリック後「在庫商品を納品/補充する」を選択する

3.「選択中の商品を一括変更」のクリック後「在庫商品を納品/補充する」を選択する
4.「納品手続きに進む」をクリックする

 

5.危険物情報を入力できたら「保存して次に進む」をクリックする

5.危険物情報を入力できたら「保存して次に進む」をクリックする

6.「新規の納品プランを作成」を選択する

 

 

 

7.梱包タイプの選択後に納品個数を入力する

 

 

 

この手順で納品プランの作成も完了です。

商品ラベル貼付してバーコードを確認する

続いて、納品する商品に貼るラベルの印刷と貼付を行います。

 

貼付は出品者本人が行うか有料でAmazonへ依頼も可能。時間的なコストと費用面で検討してみて、どちらが適切か判断しましょう。

 

自分で行う場合は、基本的には商品に記載のあるJANコードの上にラベルを貼付するため、位置を間違えずに貼り付けましょう。

 

なお、商品にメーカーラベルがあるなら、そのラベルが隠れるようにして貼付してください。

納品倉庫を確定する

そして、納品するフルフィルメントセンターを確定させます。

 

フルフィルメントセンターは全国に数ヶ所あり、かつては自分で自由に場所の選択ができました。しかし現在はAmazon側が決定します。

 

ランダムで決定されるわけですが、距離によって納品するときにかかる送料に数千円程度の変動があります。

 

倉庫の確認も終えたら「承認して次へ」ボタンを押すと納品プランも確定されますので、もし修正がある場合は戻るようにしましょう。

Amazonの基準に従って梱包する

ここでラベルを貼付した商品を段ボールに梱包していきます。

 

AmazonFBAへの納品に使用する段ボールは新品である必要はありません。しかし、ひどく汚れているものや凹んでいたり破損していたりする箱の場合は、Amazonの基準を満たせずに受け取り拒否の扱いをされてしまい、返送されるため注意してください。

 

段ボールはきちんと隅々までチェックしたうえで利用しましょう。

配送準備を行い完了させる

梱包も完了し、諸々の手続きが済んだら最後に配送業者を選択するフェーズに移行します。自分に合った業者を選択したら「配送ラベル印刷」をクリックしましょう。

 

配送ラベルを段ボールに貼付できたら発送準備完了です。商品を無事に発送すれば完了です。

 

後日、返送されるなどの措置が取られなければ正常に受領してもらえた証なので、安心してください。

 

関連記事:【2024年最新】Amazonの倉庫場所一覧|FBA納品場所の指定や固定ってできるの?

Amazon FBAを利用するときに気をつけたいポイント

Amazon FBAを利用するときに気をつけたいポイント

 

では最後に、AmazonFBAを活用する前に知っておきたい注意点についてお伝えしていきましょう。

  1. FBA利用停止措置に要注意
  2. 配送箱の状態は入念にチェックする
  3. 規定サイズ内の箱と重量であるか確認する
  4. FBA禁止商品がある
  5. 「期限」のある商品は細かいルールに注意
  6. 納品不可な配送方法を利用しない
  7. 商品・配送ラベルのルールを確認する

FBA利用停止措置に要注意

まず最も注意すべきポイントは、FBA利用停止措置でしょう。

 

FBA利用停止措置とは、Amazonが公式に定めるルールを無視して納品などを行ったときに課せられるペナルティ制度です。

 

ルールを守らずに運用していると、運営側からマークされてしまい、商品が着払いで返送されたり、最悪の場合納品停止となったりするため、気をつけなければいけません。

 

AmazonのFBAを活用する前に梱包要件などを確認したうえで利用しましょう。

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配送箱の状態は入念にチェックする

配送箱の状態は入念にチェックしてください。

 

例えば、配送箱が凹んでいたり破損していたりするなど、状態の悪いものは何度配送してもAmazon側に受領してもらえません。

 

商品を着払いで返送されてしまうほか、何度も繰り返していると先ほどもお伝えしたFBA利用停止措置が下される可能性もあるため、気をつけましょう。

規定サイズ内の箱と重量であるか確認する

そして納品するときには配送箱のサイズにも注意しましょう。

 

Amazonはサイズと重量についても明確な基準があります。

  • 小型・標準サイズ:長さ50㎝×幅60㎝×高さ50㎝、重量30㎏以下
  • 大型サイズ:3辺合計が216㎝以内、重量40㎏未満

サイズ区分を守らずに納品しようとしても先ほどと同じく受領してもらえず、返送されてしまいます。配送箱のサイズについてもルールを守って納品しましょう。

FBA禁止商品がある

AmazonFBAには、納品することができない(禁止されている)商品があります。

  • 通貨や硬貨、また金券等現金と同等の価値を持つ商品
  • 違法薬物や危険ドラッグ等
  • 承認が下りていない、または無許可の化粧品や医学部外品
  • 冷凍品、冷蔵品等の室温での保管不可の商品

上記は一例にすぎず、そのほかにも納品が禁止されている商品が存在しています。

 

販売を検討する前に、Amazonのテクニカルサポートに販売可能な商品か否かを確認しておくと不要なトラブルが回避できるため、おすすめです。

「期限」のある商品は細かいルールに注意

消費期限や賞味期限といった「期限」がある商品の販売を検討する際は、細かいルールがあることに注意しましょう。

 

主に化粧品や食品等が対象となります。

 

ルールの一例として、賞味期限は1納品ごとに揃える、商品の納品は「先入れ先出し」する等があります。

納品不可な配送方法を利用しない

納品不可な商品のほかに、納品不可な「配送方法」もあるということに注意してください。

AmazonFBAへの納品は、Amazonが指定している配送業者を使用しなければいけません。

 

Amazonが指定している主な配送業者は以下となります。

  • 日本郵便
  • ヤマト運輸
  • 福山通運
  • ゆうパック
  • 佐川急便
  • 名鉄運輸
  • 西濃運輸

そのほかには以下のルールがあります。

  • コンテナを使用した納品は不可
  • チャーター便を使用する場合は、事前に配送予約をすること

商品・配送ラベルのルールを確認する

商品ラベル、配送ラベルの貼り付けにもルールが存在します。

 

ルールに反していた場合、Amazon側での受取不可または受取完了までに時間がかかってしまう恐れがあります。

 

商品のバーコードラベルを隠すような貼り方になっていないか、賞味期限や消費期限がある商品に期限管理用のラベルが貼り付けられているか等チェックするようにしましょう。

Amazon FBAに納品する時はヤマト運輸がおすすめ

Amazon FBAに商品を納品する際、効率とコストを考慮するならヤマト運輸の利用がおすすめです。

 

ここでは、ヤマト運輸がおすすめの理由と詳細について解説します。

FBAパートナーキャリアによって送料が安くなる

ヤマト運輸はFBAパートナーキャリアサービスの一環として、特別な割引料金で納品サービスを提供しています。

このサービスを利用することで、通常の配送料よりも大幅にコストを削減できます。

 

サイズに関して柔軟に対応することができ、160サイズまでの輸送箱に対応が可能です。
(小型から標準サイズの商品であれば15kgまで、大型商品であれば25kgまでの重量制限があります。)

 

加えて、配送伝票とAmazonの配送ラベルが一体化されているため、ラベル貼付作業が簡単になり、手間を減らせます。

請求処理もシンプルで、料金は後日Amazon出品者アカウントを通じて請求されます。

集荷依頼も簡単で、ヤマト運輸のサービスを通じて迅速に手配できます。

 

これらのメリットを活かし、Amazon FBA納品の効率化とコスト削減を図りましょう。

一部ではありますが、FBAパートナーキャリアの料金表については以下のリンクから確認できます。

>>FBAパートナーキャリア料金表

利用手順

手順 説明
1. FBAパートナーキャリアヤマトオプションの選択 Amazonセラーセントラルの納品プラン作成画面で配送業者の選択肢から「FBAパートナーキャリア - ヤマト運輸」を選択します。ヤマト運輸の割引料金が確認できるようになります。
2. 輸送箱の情報入力 画面上で指示されたフィールドに、輸送箱の重量と縦・横・高さの3辺の寸法を入力します。情報の入力は正確に行いましょう。間違いがあると料金計算や後の手続きに影響が出る可能性があります。入力後、システムが自動で提示する見積額を確認し、承認します。
3. 配送ラベルの印刷と貼付け 承認後、指定のラベル台紙(レーザープリンタ用またはインクジェットプリンタ用)に配送ラベルを印刷します。印刷されたラベルは、輸送箱ごとに1枚ずつ必要となり、上面に直接貼り付けます。このラベルにはヤマト運輸の伝票情報とAmazonの配送ラベル情報が一体化しているため、手間が省けます。
4. 納品作成の完了 全ての情報を再確認した後、「クリックすると納品が完了します」ボタンを押して納品プロセスを完了させます。承認後、3時間以上経過すると配送料金が請求されるので、情報に誤りがないか細心の注意を払って確認し、迅速に対応しましょう。
5. 集荷の依頼 納品完了後、ヤマト運輸に集荷を依頼します。Webサイトや電話で集荷依頼が可能です。または、荷物を直接ヤマト運輸の営業所や拠点に持ち込むこともできます。

AmazonFBAの在庫管理

在庫の最適化方法

在庫管理はAmazon FBAで成功するための重要な要素です。

 

過剰な在庫は保管費用がかかり、在庫が少なすぎると売り逃げのリスクがあります。

 

最適な在庫レベルを維持するためには、以下のポイントが考慮されるべきです。

項目 説明
需要予測 過去の販売データや季節性を考慮して、未来の需要を予測します。
リオーダーポイント 在庫がこのレベルに達したら、新たに注文を出すように設定します。
ABC分析 商品を売上や利益マージンに基づいてカテゴリーを分け、それぞれに適した在庫戦略を適用します。
自動リオーダーシステム Amazonの「在庫レベルの自動調整」機能を活用して、手動での在庫調整を減らします。
在庫のローテーション 長期間倉庫に保管されると、商品が劣化する可能性があります。FIFO(先入れ先出し)原則に従い、古い在庫から先に出荷するように管理します。

長期保管料について

Amazon FBAでは、商品が長期間倉庫に保管されると追加の長期保管料が発生します。

 

この費用は通常、6ヶ月以上倉庫に保管された商品に適用されます。

 

長期保管料を避けるためには、以下の戦略が有効です。

項目 説明
在庫の定期的なレビュー 最低でも月に1回は在庫状況を確認し、長期保管料が発生する可能性のある商品を特定します。
プロモーションやセールで在庫を減らす 長期保管料が発生する前に、割引やプロモーションを用いて在庫を減らします。
在庫の引き取り 長期保管料を避けるために、商品をAmazon倉庫から引き取ることも考慮に入れます。

在庫状況のモニタリング

在庫状況をリアルタイムでモニタリングすることは、在庫の最適化とコスト削減に直結します。

 

Amazon Seller Centralでは、在庫レポートやダッシュボードを用いて、在庫状況を継続的に監視できます。

 

特に、「在庫の健全性」レポートは、長期保管料が発生する可能性のある商品や、在庫が不足している商品を一覧で確認できます。

Amazon FBAを活用したら利益がでない。その理由とは?

Amazon FBAを活用してビジネスを行う際、多くのセラーが直面するのが「利益を出しづらい」という問題です。

 

しかし、その背後には明確な理由があり、適切な対策を施すことで利益を増やすことが可能です。

ここでは、Amazon FBAで利益がでない主な理由を紹介します。

理由①商品選定のミス

Amazonで成功するには、市場の需要と供給を理解し、適切な商品を選定することが必須です。
当然ですが、需要の低い商品や過剰な競争がある商品を選んでしまうと、利益を得ることが困難になります。

理由②高額なFBA手数料

前述でお伝えしたように、FBAを利用する際には多くの手数料がかかります。

これが予想以上に積み上がると利益を圧迫します。

特に長期保管手数料や大型商品の取り扱い手数料は高額になりがちです。

理由③不十分な価格戦略

適切な価格設定はAmazonで成功するための鍵です。
市場価格よりも高すぎると売れませんし、低すぎると利益が出ません。
FBAの利用料金も含めて価格設定をしなければ、最悪「FBAを使用しているせいで利益がでない」という事態に陥ってしまいます。

理由④在庫管理の失敗

過剰な在庫は保管手数料を増加させ、キャッシュフローを圧迫します。
一方で、在庫不足は機会損失につながります。

理由⑤マーケティング不足

商品が優れていても、適切なマーケティングが行われなければ、消費者の目に触れる機会は限られます。

AmazonFBAを利用して、利益を最大化するためには

AmazonFBAを利用すれば当然利益は少なくなりますが、FBAを利用するからできる迅速な対応やリソースの確保は、他の場面でメリットを生み出します。
その結果、売上増加、利益最大化を狙うことができるのです。

ここからは、AmazonFBAをうまく利用して利益を最大化するための対策を紹介します。

対策①市場の需要と供給を理解する

市場の需要を満たしつつ供給が過剰でない商品を選ぶことで、競争が激しい市場での生き残りが可能となります。
市場調査を行い、安定した需要が見込める商品に焦点を当てましょう。
顧客のニーズがあるものや競合店舗の調査を怠らず、常に情報をアップデートしながら移りゆく市場の需要に対応できるようにしましょう。

対策②FBA手数料を事前に把握し計画的に対応する

手数料の詳細を事前に理解し、長期保管手数料や大型商品の取り扱いに特に注意を払いながら、コストを抑える商品選定と効率的な在庫管理を心掛けましょう。

AmazonにはFBA料金シミュレーターという便利なツールがあるので、そちらを活用することをお勧めします。

対策③競争力のある価格設定を実施する

市場価格を常に監視し、自身の商品が市場で競争力を持つよう適切な価格設定を行いましょう。
価格は利益を生むための重要な要素ですので、市場と自身のコストを考慮した戦略的な価格設定が求められます。

対策④適切な在庫管理を実行する

過剰な在庫は余分なコストを生みますが、在庫不足は売上機会の損失につながります。
需要予測に基づいて適切な在庫量を維持し、過剰在庫や在庫不足を避けるための計画的な仕入れ、在庫管理が必要です。

対策⑤効果的なマーケティング戦略を展開する

リスティング広告の最適化、広告キャンペーンの実施、顧客レビューの獲得など、様々なマーケティング活動を通じて商品の可視性と魅力を高めましょう。

これらの理由を把握し、それぞれ対応することで、Amazon FBAを用いたビジネスの収益性を大きく改善することができるはずです。

AmazonFBAと他のフルフィルメントオプションの比較

ここからは、FBA以外のフルフィルメントオプションと比較していきましょう。

FBA vs FBM(Fulfillment by Merchant)

FBA(Fulfillment by Amazon)とFBM(Fulfillment by Merchant)は、Amazonでの販売において最も一般的なフルフィルメントオプションです。

 

FBAはAmazonが在庫管理から出荷、カスタマーサービスまでを一手に担います。

 

一方で、FBMは販売者自身がこれらのプロセスを管理します。

項目 説明
FBAのメリット
  • 高い信頼性と速度での配送
  • Amazon Primeの対象となる
  • カスタマーサービスがAmazonによって提供される
FBMのメリット
  • 在庫管理と出荷が自由
  • FBAよりも低い手数料
  • 独自のブランディングが可能

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マルチチャネルフルフィルメント(MCF)とは?

マルチチャネルフルフィルメント(MCF)は、Amazon以外の販売チャネルでの注文にもAmazonのフルフィルメントセンターを使用できるサービスです。

 

例えば、自社のウェブサイトや他のマーケットプレイスで商品を販売しても、その商品の在庫管理と出荷はAmazonが行ってくれます。

 

MCFのメリット

 

・在庫を一元管理できる
・Amazonと同様の高速な配送が可能
・カスタマーサービスが一元化される

どのフルフィルメントオプションが自分に合っているか

選択するフルフィルメントオプションは、ビジネスの規模、商品の種類、販売戦略などによって異なります。

 

小規模なビジネスや独自のブランディングを重視する場合はFBMが適しているかもしれません。

 

一方で、大規模な在庫を効率よく管理したい場合や、Amazon Primeの利点を最大限に活用したい場合はFBAが有効です。

 

MCFは、マルチチャネルでの販売を考慮している場合に特に有用です。

AmazonFBAでのプロモーションとマーケティング

ここからは、FBAを利用することでできるプロモーション、マーケティングについて紹介していきます。

クーポンと割引の活用方法

Amazon FBAを使用している場合、Amazon Seller Centralを通じてさまざまな種類のクーポンや割引を設定することができます。

 

これには、時間限定のライトニングディールや、特定の顧客層に対する割引などがあります。

 

クーポンや割引を効果的に活用するためには、以下のポイントが考慮されるべきです。

項目 説明
目的の明確化
  • クーポンや割引の目的を明確にし(在庫処分、新規顧客獲得など)、それに合わせたプロモーションを設定します。
ターゲット顧客の特定
  • どの顧客層にクーポンや割引を提供するかを明確にし、それに合わせてプロモーションを設計します。
成果の測定
  • クーポンや割引の効果を測定するためのKPIを設定し、プロモーションが終了した後でその成果を分析します。

Amazonスポンサー広告とFBA

Amazonスポンサー広告は、商品を目立たせるための有力な手段です。

 

FBAを利用している場合、スポンサー広告の設定は非常に簡単です。

 

Amazon Seller Centralで広告キャンペーンを作成し、予算とキーワードを設定するだけで広告が表示されます。

 

スポンサー広告を効果的に活用するためには、以下のポイントが重要です。

項目 説明
キーワードの選定
  • 商品に関連するキーワードを選び、それを用いて広告を表示します。
予算の設定
  • 広告の予算を設定する際には、商品の利益マージンを考慮します。
成果の分析
  • 広告の効果を測定するためには、クリック率(CTR)やコンバージョン率、広告費用対効果(ACoS)などのKPIを用います。

セールイベント(プライムデー、ブラックフライデー等)での戦略

Amazonでのセールイベントは、大量の在庫を一気に処分したり、新規顧客を獲得する絶好の機会です。

 

特にFBAを利用している場合、プライムデーなどの大規模なセールイベントでの販売機会は多いです。

 

成功するためには、以下の戦略が有効です。

 

項目 内容
在庫の確保 セールイベント前には十分な在庫を確保しておきます。
価格戦略 競合他社との価格競争に勝つための戦略を練ります。
プロモーション セールイベント専用のクーポンや割引を提供して、顧客の購入意欲を高めます。
広告 セールイベントに合わせて、Amazonスポンサー広告や外部メディアでの広告を強化します。

 

以上の戦略とポイントを考慮することで、Amazon FBAを最大限に活用し、ビジネスを成功に導くことができるでしょう。

Amazon FBA料金シミュレーターを活用しよう

Amazon FBA料金シミュレーターは、Amazonの FBAの利用者にとって利益を出すために、重要なツールの中のひとつです。
ここでは、下記の内容について解説します。

  • Amazon FBA料金シミュレーターとは
  • Amazon FBA料金シミュレータの使い方
  • Amazon FBA料金シミュレーターの注意点

Amazon FBA料金シミュレーターを正しく理解し、上手に活用しながら利益率をアップさせましょう。

Amazon FBA 料金シミュレーターとは

まず、Amazon FBA料金シミュレーターとは、Amazonが出品者に向けて提供しているツールのことで、各種手数料や利益計算ができる便利なサービスです。
Amazon FBA料金シミュレーターでは、下記の手数料を確認することができます。

  • 販売手数料
  • 在庫保管手数料
  • カテゴリー別成約料
  • Amazonストアで販売される商品のFBA手数料

上記の手数料については、計算してくれるので把握ができますが、それ以外にかかる月間登録料や返品手数料などその他費用は計算に含まれないので、あらかじめ理解しておきましょう。

 

また、Amazon FBA料金シミュレーターは、Amazon出品者以外の出品を検討中の方でも使える便利なサービスになります。

Amazon FBA 料金シミュレーターの使い方

続いて、Amazon FBA料金シミュレーターの使い方について解説します。
使い方の流れは下記の通りです。

  1. Amazon FBAシミュレーターにアクセス
  2. 調べたい商品の検索
  3. 必要事項の入力
  4. 計算をクリックし比較する

まずは、Amazon FBAシミュレーターにアクセスし、Amazonセラーセントラルのアカウントを持っている方は「セラーセントラルにサインインします」を選択し、持っていない方は「ゲストとして続ける」を選択しましょう。
そこからは、自分の調べたい商品の商品名やASINコードなどを入力して検索ボタンを押します。

AmazonFBA料金シミュレーター

すると、Amazonから出荷の場合と出品者出荷の場合とで比較する画面が出てくるので、それぞれ入力項目に従って埋めていきます。

AmazonFBA料金シミュレーター

入力が終わり、計算ボタンをクリックすると「商品あたりの費用」に対して「純利益」と「純利益率」が表示されます。

そこで、出荷方法の違いによる利益率の比較を行い、利益率を参考にしながら料金設定や出荷方法の選択をしましょう。

AmazonFBA料金シミュレーターの注意点

Amazon FBA料金シミュレーターは、出品者にとって利益率を把握するのに便利なツールですが、いくつか注意点があります。

  • 販売手数料の消費税は含まれていない
  • キャンペーンは適用されない
  • その他雑費が含まれない

まず、Amazonの販売手数料には消費税が加算されます。
しかし、Amazon FBAシミュレーターの販売手数料の中には消費税を含まない金額が表示されるため、注意が必要です。
販売数が増えれば増えるほど、その分の消費税の加算も増えていくので利益率を把握する場合は注意しましょう。
Amazon FBAシミュレータは、手数料が改定されると正しく反映されますが、期間限定のキャンペーン時は正しく反映されていない場合があります。

 

また、配送作業時には梱包資材やシールなどの雑費が必要になりますが、このような雑費もAmazon FBAシミュレーターの中には含まれないため、別途計算する必要があるでしょう。

Amazon FBA倉庫の場所指定はできる?倉庫一覧(エリア別)

Amazon FBA倉庫は全国の様々な場所にありますが、中には「場所指定はできるのだろうか?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
そこで、 Amazon FBA倉庫の場所指定はできるのかについて、Amazon FBA倉庫一覧をご紹介します。

FBA倉庫の場所指定はできない

結論からお伝えすると、出品者がAmazon FBA倉庫の場所指定はできません。
というのも、Amazonは効率的に物流管理を行うため、自動的にそれぞれのFCへ振り分けています。
また、Amazonが商品カテゴリーなどによって倉庫を振り分けており、出品者がFBA倉庫の指定をしたくてもできない仕組みとなっています。

Amazon FBA倉庫一覧

Amazon FBA倉庫一覧を下記にまとめましたので、参考にして下さい。

 

 名称 コード 所在地
Amazon小田原FC FSZ1 〒250-8560 神奈川県小田原市扇町4-5-1
Amazon狭山FC HND2 〒350-1301 埼玉県狭山市青柳915
Amazon川島FC HND3 〒350-0195 埼玉県比企郡川島町かわじま2-1-1 2F
Amazon川崎FC HND6 〒213-8516 神奈川県川崎市高津区北見方3-14-1 Amazon HND6
Amazon川崎FC HND9 〒213-8517 神奈川県川崎市高津区北見方3-14-1 Amazon HND9
Amazon鳥栖FC HSG1 〒841-8505 佐賀県鳥栖市弥生が丘3-1-3
Amazon堺FC KIX1 〒590-8589 大阪府堺市堺区築港八幡町138-7
Amazon大東FC KIX2 〒574-8531 大阪府大東市緑が丘2-1-1
Amazon茨木FC KIX3 〒567-8507 大阪府茨木市松下町2-1 Amazon KIX3
Amazon藤井寺FC KIX4 〒583-8533 大阪府藤井寺市津堂4-435
Amazon京田辺FC KIX5 〒610-0397 京都府京田辺市松井宮田1 Amazon KIX5
Amazon尼崎FC KIX6 〒660-8582 兵庫県尼崎市東海岸町20-1
Amazon多治見FC NGO2 〒507-8585 岐阜県多治見市旭ヶ丘10-6-136
Amazon市川FC NRT1 〒272-0193 千葉県市川市塩浜2-13-1
Amazon八千代FC NRT2 〒276-8525 千葉県八千代市上高野2036
Amazon川越FC NRT5 〒350-1182 埼玉県川越市南台1-10-15
Amazon流山FC QCB1 〒270-0196 千葉県流山市西深井字早稲田1603-1
Amazon狭山市広瀬台FC QCB3 〒350-1383 埼玉県狭山市広瀬台2-4-3
Amazon千葉みなとFC QCB4 〒261-8528 千葉県千葉市美浜区新港68-1
Amazon相模湖FC QCB5 〒252-5282 神奈川県相模原市中央区田名字白雨台3532-13
Amazon座間小松原FC TPB1 〒252-0002 神奈川県座間市小松原2-7-1
Amazon上尾堤崎FC  TPB2 〒362-8502 埼玉県上尾市堤崎362-1
Amazon神戸西FC TPB3 〒651-222 兵庫県神戸市西区見津が丘1丁目26 MCUD神戸西2
Amazon吉見FC TPF2 〒355-0194 埼玉県比企郡吉見町西吉見480 Amazon TPF2
Amazon高槻FC TPF3 〒569-0823 大阪府高槻市芝生町1-52-2 Amazon TPF3
Amazon稲沢FC TPF4 〒492-8224 愛知県稲沢市奥田大沢町2-1 Amazon TPF4
Amazon習志野FC TPF9 〒275-0024 千葉県習志野市茜浜3丁目7-2 ランドポート習志野2F
Amazon野田FC TPFA 〒270-0237 千葉県野田市中里字光淨寺3078-2
Amazon伊勢原FC TPFB 〒259-1116 神奈川県伊勢原市石田100
Amazon戸田FC TPFC 〒335-0026 埼玉県戸田市新曽南4-3-76 ESR戸田
Amazon八幡FC TPFD 〒614-8302 京都府八幡市八幡カイトリ1-1
Amazon埼玉FC TPFI 〒339-8503 埼玉県さいたま市岩槻区浮谷1512-1
Amazon大和FC TPN1 〒242-0008 神奈川県大和市中央林間西3-7-1
Amazon名古屋FC TPN2 〒453-0862 愛知県名古屋市中村区岩塚町高道1番地1ロジポート名古屋3F
Amazon阿見FC TPX1 〒300-1161 茨城県稲敷郡阿見町よしわら6-21-1 DPLつくば阿見Ⅰ-B
Amazon印西FC TPX2 〒270-1380 千葉県印西市松崎台2-4-3 Amazon TPX2
Amazon札幌FC TPX4 〒007-0033北海道札幌市東区東雁来13条3-1-1
Amazon仙台FC TPX5 〒982-0003 宮城県仙台市太白区郡山6-7-20
Amazon中台FC TPY1 〒350-1150 埼玉県川越市中台南3-5-1-26ロジプレイス・ディー川越
Amazon柏FC TPY2 〒277-0872 千葉県柏市十余二506-1
Amazon 愛川FC TPY3 〒243-0303 神奈川県愛甲郡愛川町中津4025-1
Amazon古河FC TPZ1 〒306-0292 茨城県古河市北利根8-14
Amazon神戸FC TPZ2 〒651-2241 兵庫県神戸市西区室谷1-3-5
Amazon加須FC TPZ3 〒347-0124 埼玉県加須市中ノ目7 加須PDセンター
Amazon上尾堤崎FC TPZ6 〒362-8502 埼玉県上尾市堤崎362-1
Amazon大和FC TPZ7 〒242-0008 神奈川県大和市中央林間西3-7-1
Amazon所沢FC TPZ8 〒359-0001 埼玉県所沢市下富585
Amazon市原FC TPZ9 〒290-0266 千葉県市原市海峰1545-2
Amazon川口FC TYO1 〒332-8503 埼玉県川口市領家5-14-35 Amazon TYO1
Amazon久喜FC TYO2 〒346-8511 埼玉県久喜市上清久字桟敷1000-1
Amazon青梅FC TYO4 〒198-8501 東京都青梅市末広町2-9-14
Amazon坂戸FC TYO6 〒350-0282 埼玉県坂戸市西インター1-2-1
Amazon上尾FC TYO7 〒362-8508 埼玉県上尾市大字中新井字前826-5
Amazon相模原FC  TYO8 〒252-5220 神奈川県相模原市中央区字白雨台3532-10
Amazon狭山日高FC TYO9 〒350-1389 埼玉県狭山市広瀬台4-5
Amazon柏FC VJGT 〒277-0931 千葉県柏市藤ケ谷1823 Amazon VJGT
Amazon柏FC VJNA 〒277-0931 千葉県柏市藤ケ谷1823 Amazon VJNA
Amazon東灘FC VJNB 〒658-0023 兵庫県神戸市東灘区深江浜町65 グッドマン神戸3F Amazon VJNB
Amazon門真FC VJNC 〒571-0034 大阪府門真市東田町5-18 1F
Amazon立川FC VJND 〒190-0015 東京都立川市泉町935
Amazon平塚FC VJNE 〒254-0012 神奈川県平塚市大神455-1 Dプロジェクト平塚
Amazon柏FC VJWA 〒277-0931 千葉県柏市藤ケ谷1823 Amazon VJWA
Amazon住之江FC VJWB 〒559-0031 大阪府大阪市住之江区南港東5-2-46
Amazon相模原FC(冷凍庫) TPR1 停泊所: 〒252-0244 神奈川県相模原市中央区田名字赤坂3700-1 GLPアルファリンク相模原I、東ウィングE16~E18
Amazon海老名TC XHD3 〒243-0480 神奈川県海老名市中新田3290 MFLP海老名I 3F
Amazon流山FC XHD4 〒270-0105 千葉県流山市平方字上谷383番地2 DPL流山IV 1階(南棟)
Amazon茨木FC XKX3 〒567-0084 大阪府茨木市彩都あかね1番地三井不動産ロジスティクスパーク茨木5F
Amazon鳴尾浜 XKX4 〒663-8530 兵庫県西宮市鳴尾浜1丁目20 GLP鳴尾浜4階

 

 

引用:Amazonセラーセントラル

Amazon FBAを解約する際の注意点

Amazon FBAを解約する際の注意点

Amazon FBAを解約する際には、3つのポイントを押さえておく必要があります。
解約手続きの遅延や未処理の在庫、顧客対応の混乱などが発生しないよう、スムーズに進めるための準備が不可欠です。

 

ここでは、未使用在庫の返却手配や解約手続きの流れ、解約後の顧客対応に与える影響について説明します。

未使用在庫の返却手配が必要

AmazonFBAを解約する際、FBA倉庫に保管されている未使用在庫をどう処理するかは重要な課題です。
解約後も倉庫に在庫が残っていると、保管手数料が発生し続けるため、事前に返却手配を進める必要があります。

 

セラーセントラルから返却依頼を行うと、指定した配送先へ商品が返送されますが、その際の送料や手数料は自己負担となります。効率的な返却計画を立て、無駄なコストを避けることが大切です。

解約手続きに時間と手数料がかかる

AmazonFBAの解約手続きは、セラーセントラル上で行うことが可能です。

 

まず、FBA利用を停止するための申請を行い、その後、未使用在庫の返却や処分を選択します。
手続きには一定の期間がかかるため、余裕を持って進めることが重要です。また、在庫処分や返却に伴う手数料が発生する場合があり、解約時にはそのコストも考慮しておく必要があります。

 

特に大量の在庫を保有している場合は、手数料の影響が大きくなるため注意が必要です。

顧客対応に影響がある

AmazonFBAを解約することで、顧客対応に影響が出る可能性があります。
FBAは商品の保管や発送、カスタマーサービスを一括で管理してくれるため、解約後はこれらの対応を自社で行わなければなりません。

 

特に、返品やクレーム対応が遅れると、顧客満足度が低下し、結果として売上やレビューに悪影響を及ぼすことがあります。そのため、FBA解約後もスムーズな対応ができる体制を整えることが重要です。

まとめ

AmazonFBAは、Amazonでビジネスを加速させようとしているなら、まず利用しない手はありません。実際、在庫管理やお客様対応などを代行してもらえるため、自社のリソースをフル活用して売上アップのために尽くせます。

 

Amazonに出店してしっかりと売上を作りたいなら、FBAを活用していきましょう。

 

なお、株式会社ピュアフラットでは、Amazonに出店する事業者様の売上アップを実現させるためのコンサルティングを行っています。元Amazonメンバーが在籍しているため、確かなノウハウをもとに的確な支援が可能です。
店舗の無料診断を行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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関連するご支援実績

ピュアフラットのAmazonでのご支援実績を紹介します。

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AmazonFBAに関するよくある質問

  • AmazonのFBAとは何ですか?

  • AmazonFBAとは、フルフィルメントby Amazonの略で商品の管理から注文などのお客様対応、配送などをトータルで請け負う代行サービスです。 フルフィルメントセンターと呼ばれる専用の倉庫があり、そこで24時間365日どんなときでも出荷できる管理体制や対応の代行といったサポートが充実しています。よって、自社は商品の仕入れなどにコミットできます。

  • AmazonのFBAへの納品方法を教えてください

  • AmazonFBAへの納品手順はこちらの7ステップです。 1.セラーセントラルでFBAをセットアップする 2.商品登録する 3.納品プランを作成する 4.商品ラベル貼付してバーコードを確認する 5.納品倉庫を確定する 6.Amazonの基準に従って梱包する 7.配送準備を行い完了させる

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