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Amazonで並行輸入品を販売したい!出品方法と注意点を紹介

更新日: 2024.5.30

カテゴリ:  Amazon

Amazonで並行輸入品を販売したい!出品方法と注意点を紹介

Amazonには、多くの海外輸入商品が出品されています。
並行輸入品を販売するには、正しい知識を持って販売を行わなければ、アカウント停止になってしまう恐れがあります。
これからAmazonで並行輸入品を出品したいと考えている方は、以下の悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
「Amazonの並行輸入品の出品方法を知りたい」「Amazonの並行輸入品を出品するときの注意点が知りたい」
そこで、本記事ではAmazonの並行輸入品の出品方法を注意点やポイントと共に徹底解説します。

Amazonの並行輸入品とは?

Amazonには、2種類の輸入品が存在します。
1つ目は、海外のメーカーやブランドから日本の正規代理店へ直接輸入し販売する「正規輸入品」です。2つ目は、日本の正規代理店を通さずに海外正規代理店や免税店、海外直営店などから仕入れた商品である「並行輸入品」になります。
つまり、商品をどこから仕入れたかによって正規輸入品なのか並行輸入品なのかが分かれます。

Amazonの「並行輸入品」の定義

Amazonの「並行輸入品」の定義には「メーカーが認める正規輸入代理店以外を通じて国内に輸入された商品」と記載があります。
正規輸入代理店を通さずに仕入れることが可能なので、仕入れ価格が安かったり日本で取り扱っていない商品を販売できる場合もあるでしょう。
しかし、並行輸入品を出品するには輸入制限があったり、トラブルが起こるリスクもあるため正しい知識を持って出品しなければなりません。
そのため、安易に売上向上のために並行輸入品を販売するのではなく、注意点を抑えながらAmazonのルールに従って出品しましょう。

 

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Amazonで並行輸入品を販売するときの注意点

Amazonで並行輸入品を販売するときの注意点
Amazonで並行輸入品を販売するときの注意点を順番に解説します。
Amazonの並行輸入品は、安く仕入れることができるため高い利益率が見込めますが、その分リスクも伴うため下記の注意点は必ず頭に入れておくようにしましょう。
順番に解説するので、参考にしてみてください。

商品名に「並行輸入品」と記載される

Amazonで輸入品を販売する際、正規輸入品は商品名のみで大丈夫ですが、並行輸入品は商品名に「並行輸入品」と必ず記載されます。
Amazonでは、正規輸入品と並行輸入品を別ページで販売する必要があり、並行輸入品の販売ページでは商品名の最後に自動で「並行輸入品」と記載されるため、自身で変更することはできません。
やはり、購入者の中には並行輸入品にあまり良いイメージを持たない方もいるため、商品名に「並行輸入品」と記載されていることで購入に至らないケースもあるでしょう。

 

ですが、並行輸入品なのにも関わらず正規輸入品として販売してしまうと、アカウント停止になるので絶対にしないようにしましょう。

品質不良などの理由でクレームが来やすい

並行輸入品は、正規代理店を通さずに仕入れるため、仕入れた時点で品質不良の商品がある場合が出てきます。
中には、外側の箱は綺麗でも中身の状態が悪いなどを理由に、消費者からクレームが来るケースも少なくないでしょう。

 

並行輸入品は、仕入れ価格が安い分商品の品質も悪い状態である可能性が高いので、検品する際に外側も中身も念入りにチェックしなければなりません。
もしも、品質不良などでクレームが出た場合低評価レビューが増え、店舗の売上にも影響が出る恐れがあります。
クレームや低評価レビューを避けるためにも、品質チェックは入念に行いましょう。

アフターサービスを受けられない

Amazonの並行輸入品は、メーカーや正規代理店の保証がないため、アフターサービスを受けることができません。
また、並行輸入品はAmazonによるサポートも受けることができないので、購入した商品が不良品だとしても、どうすることもできない状態になってしまいます。
そのため、例え購入商品が破損していたとしても修理に出すこともできません。
その結果、購入者に不良品があった場合、出品者にクレームが来たり、低評価レビューを書かれてしまう可能性が高まります。

偽物を仕入れてしまう可能性がある

並行輸入品は、輸入する際に偽物やコピー商品を仕入れてしまう可能性が出てきます。
中には、Amazonの並行輸入品を偽物と分かっていながら販売していたり、偽物と分からず販売している出品者もいるかもしれません。
どちらの場合にしても、 Amazonで偽物を販売していると発覚した場合、アカウント停止となるリスクを伴います。
誤って偽物やコピー商品を販売しないために、正規品の商品の特徴を細かく照らし合わせて相違がないか確認をしましょう。
また、自身で確認しても正規品が偽物か見分けがつかない場合は、輸入品の修理を対応しているメーカーのプロに判断してもらうのもおすすめです。

日本の規格に合わない商品である可能性も

並行輸入品は、日本の規格に合わない商品である可能性もあるため、注意が必要です。
輸入規制をクリアしていない商品を販売してしまった場合、アカウント停止になるので輸入規制のある該当商品かどうか販売前に確認が必要です。

 

また、 Amazonには商品が正規品であるという証明書が必要なものや、出品条件や出品制限のある商品のカテゴリも存在します。
さらに、ブランドによっては並行輸入品として出品することを禁止されているものもあるため、仕入れる前に該当ブランドがないかチェックする作業も必要になるでしょう。

 

 

▶︎Amazonの出品規約について詳しくはこちら

並行輸入品を販売してアカウント停止を回避するポイント

並行輸入品を販売してアカウント停止を回避するポイント
並行輸入品は、出品方法を誤るとアカウント停止になるリスクがあります。
アカウント停止になると、販売が継続できないだけでなく、売上金も全額没収になるため必ず避けなければなりません。

 

そこで、アカウント停止を回避するためのポイントを順番に解説するのでぜひ参考にしてみてください。

商品に「並行輸入品」と明記する

Amazonで並行輸入品として販売する際「並行輸入品」と商品名に明記しなければなりません。
並行輸入品と記載がない場合、商品が正規品であると認識されるため、Amazonから本当に正規品であるかどうか証明を求められるケースがあります。
並行輸入品だと知りながら、売上目的に正規品として高く販売してしまうと、アカウント停止になるリスクが発生します。

 

そのため、アカウント停止を回避するためにも並行輸入品で仕入れた場合は、きちんと並行輸入品として明記して出品しましょう。

商品が本物であることを確認する

並行輸入品を出品する場合、正規代理店を通さずに仕入れるため、商品が偽物やコピー商品である可能性があります。
商品が偽物やコピー商品であると分かった場合、購入者が Amazonへ通報しアカウント停止になるだけでなく、逮捕になる恐れもあります。

 

それほど、ブランド商品を販売するのはリスクの高いものとなりますので、本物であるかを十分に確認しなければなりません。
仕入れた商品が全て正規品であると信じず、きちんと本物であるか細かく検品を行いましょう。

商品説明で必要事項を明記する

Amazonで並行輸入品を出品するときは、コンディション説明欄に保証や修理などのアフターサービスや付属品についてなど必要事項を明記しましょう。
コンディション説明欄に、必要事項が抜けている場合トラブルの原因になったり、クレームになるリスクが高まります。
後々のトラブルを事前に防ぐためにも、商品説明でアフターサービスの有無であったり、付属品などの必要事項をきちんと記載し、出品情報と相違のないようにしましょう。

輸入に関する規制や出品制限について確認する

Amazonで並行輸入品を出品する場合、輸入に関する規制及び出品制限について理解し、Amazonのルールに従う必要があります。
さらに、輸入自体を禁止されているものや並行輸入品による販売を禁止しているブランドもあります。

 

また、出品制限のあるカテゴリーも存在するため、その中の一部を下記にまとめました。

 

  • ビューティー(一部のブランドの出品禁止)
  • ベビー&マタニティ(一部のブランドの出品禁止、PSE・食品衛生法などの遵守)
  • スポーツ&アウトドア(一部のブランドの出品禁止)
  • 服&ファッション小物(一部のブランドの出品禁止)
  • 腕時計(一部のブランドの出品禁止)
  • ジュエリー(一部のブランドの出品禁止)
  • シューズ&バッグ(一部のブランドの出品禁止)

 

このように、身近なカテゴリーの中にも多くの出品制限があるため、出品する際に商品が違反になっていないか十分に確認する必要があります。

 

▶︎Amazonのペナルティについて詳しくはこちら

混合在庫としてFBAに納品しない

並行輸入品は、混合在庫としてFBAに納品しないようにしましょう。
というのも、Amazonの並行輸入品は、FBA倉庫での混合在庫が禁止されているからです。

 

混合在庫とは、同一商品を自社と他社で在庫を混ぜて管理することを言います。
並行輸入品以外でも、混合在庫に設定してしまうと他の出品者が納品した商品を、自分の商品として発送される可能性があります。
そうなると、万が一他の出品者が納品した商品が偽物だった場合に、自社が偽物を販売したことになってしまう恐れがあります。

 

もしも偽物を販売してしまうと、アカウント停止や逮捕に至るリスクも発生するため、混合在庫はオススメしません。
今後混合在庫を利用しない場合は、セラーセントラルのFBAの設定を開き「無効」に設定しておきましょう。

 

▶︎AmazonのFBAについて詳しくはこちら

まとめ

本記事では、Amazonの並行輸入品を販売したい方に向けて、 Amazonの並行輸入品の出品に関する注意点やポイントを押さえながら徹底解説しました。
Amazonの並行輸入品は、安く仕入れることができるためその分高い利益率が見込めますが、同時にクレームに繋がったりアカウント停止になるリスクも高まります。

 

しかし、本記事でお伝えしたように注意点やアカウント停止を回避するポイントをしっかり理解し、Amazonのルール通りに行えば売上アップも期待できるでしょう。

Amazonで並行輸入品を出品する際は、本記事を参考にしながら販売してみてください。

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Amazonの並行輸入品販売に関するよくある質問

  • 商品名の「並行輸入品」という表示を消すことはできますか?

  • Amazonで並行輸入品を販売する場合、「並行輸入品」の表記を消すことはできません。

  • 並行輸入品を販売してアカウントが停止された場合、どのような事態が起こりますか?

  • 例として挙げると、「売上金の全額没収」「出品アカウント開設が二度とできなくなる」「大量の不良在庫が発生」などが起こり得ますので、アカウント停止されないよう規約を確認して販売するようにしましょう。

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