更新日:2023.10.10
Amazonで商品を販売する際には、Amazon側に支払う「販売手数料」が発生します。
この販売手数料を正しく計算することで、商品の販売価格やセール価格を、利益を最大化できるように設定することができます。
今回は、Amazon FBAシミュレーターでできることや使い方、正しく使うための注意点について紹介していきます。
これからAmazonでの販売を検討している方、Amazonでさらに利益を最大化したい方はぜひ参考にしてくださいね。
AmazonのFBAシミュレーターは、Amazonでの販売に必要な手数料や利益の計算をするためのツールです。
FBAシミュレーターはAmazon出品者以外でも利用することができるので、これからAmazonでの出品を検討している方にも使えるサービスです。
Amazon FBAシミュレーターを正しく活用することで、利益を最大化した販売価格を設定することができます。
Amazon FBAシミュレーターを活用すれば、下記の手数料を簡単に計算することができます。
これらはAmazonで販売するたびに発生する手数料であり、商品の上代設定やセール価格を設定する際に計算する際に役立ちます。
ここからは、Amazon FBAシミュレーターの使い方を紹介していきます。
FBAシミュレーターを初めて使う方でもわかりやすく紹介していきますので、参考にしてください。
まずは、「Amazon FBA シミュレーター」にアクセスしましょう。
Amazon FBAシミュレーターは、Amazonのセラーアカウントを持っていなくても利用できます。
Amazonのセラーアカウントを持っている方はログイン、持っていない方は「ゲストとして続ける」を選択してください。
次に、販売手数料を計算したい商品を選択しましょう。
これから出品を考えている方は、自分がこれから出品したい商品と類似した商品を検索するといいでしょう。
検索するときは、商品名やASIN、JANコードなどを入力します。
商品を選択すると、商品価格や商品原価などを入力する画面に移ります。
出荷方法によって販売手数料が変わってきますが、出品者自ら出荷する場合とAmazon側から出荷する場合の販売手数料を比較することができるので、利益と手間を考慮しながら配送方法を選択できるようになります。
FBAシミュレーターで正しく販売手数料を計算するためには、配送方法を選択する必要があります。
出品者自ら出荷するのか、Amazon側に出荷を依頼するのかによって送料や手数料は変動しますが、それ以外にも購入者が送料を負担する場合もあります。
その場合、「配送料」の項目に、購入者が負担する送料を入力しましょう。
また、Amazonからの出荷を依頼する場合、一度商品をAmazonの倉庫に納品する必要があるため、Amazonの倉庫へ送る際の送料も計算しなければなりません。
Amazonの倉庫への送料は出荷場所や商品の数量によって変動するため、概算で構わないので「Amazonへの納品」の項目に記入しましょう。
これらの入力が終わり「計算」ボタンをクリックすると、売上・費用/コスト・出品者の利益・純利益がグラフでわかりやすく表示されます。
この情報をもとに、利益を確保できる料金設定をしたり、配送方法を選択していきましょう。
iPhoneやAndroidなどのスマホでもFBAシミュレーターを使うことは可能です。
しかし、基本的にFBAシミュレーターはPC向けのつくりになっているので、スマホでは多少の使いづらさがあります。
また、スマホからの場合はゲストからの利用ができないので、Amazonセラーアカウントを持つ必要があります。
ここからは、Amazon FBAシミュレーターをスマホで使う方法について解説していきます。
iPhoneでAmazon FBAシミュレーターを開くことはできますが、
画面からテキストがはみ出てしまったり、検索入力欄が小さくなってしまったりと何かと使いづらくなってしまいます。
かろうじて使うことはできますが、使いづらさが拭えません。
そのため、FBAシミュレーターはPCからの使用をおすすめします。
Andoroidの場合は、PC版サイトを表示することができます。
Amazon FBAシミュレーターを開き、右上の「・・・」からPC版サイトを選択しましょう。
やや表示の崩れはありますが、PC同様のシミュレーターを表示することができます。
iPhoneの場合もAndroidの場合も、かろうじてFBAシミュレーターを利用することはできますが、基本的にはPC向けのサイトであるため、PCで利用することをおすすめします。
Amazon FBAシミュレーターを利用していると「なんだか数字が合わない」と思うことが多々あります。
その場合、これから紹介する項目を見落としていたり、FBAシミュレーターが最新のキャンペーンなどに適応していない可能性があります。
ここからは、FBAシミュレーターを正しく利用するための注意点について紹介していきます。
「数字が合わないかも?」と思ったら、下記項目をチェックしましょう。
Amazon FBAシミュレーターには、消費税を入力する項目がありません。
そのため、FBAシミュレーターで計算した販売手数料とは別に消費税を計算する必要があります。
FBAシミュレーターで商品価格を入力する際には、税抜き価格で入力しておくと安心です。
また、Amazonでかかる販売手数料にも消費税がかかります。
販売手数料+消費税で正しく計算できるように注意しましょう。
FBAシミュレーターは、キャンペーンなどの割引に適応されていないこともあります。
Amazon内では、特定の商品カテゴリーの販売手数料を期間限定で割引するキャンペーンを定期的に行っています。
キャンペーンによる販売手数料の割引は出品者にとってありがたいことですが、FBAシュミレーターがまだキャンペーンの割引に適応しておらず、正しく販売手数料を計算できなくなる場合もあります。
また、キャンペーンだけでなく、Amazonの販売手数料が変動することがあります。
定期的に販売手数料に関するキャンペーン情報や販売手数料の変動についてチェックするようにしておきましょう。
商品を顧客に配送する際には、商品原価だけでなく雑費や送料がかかります。
例えば、商品を顧客に配送する際に必要になる梱包資材や商品のリーフレット、シールなどの雑費が必要になりますが、これらの雑費はFBAシミュレーターに含まれません。
そのため、それらの雑費は別途計算する必要があり、それらを加味することで正しい利益や販売手数料を算出することができます。
また、Amazon側に出荷を依頼する場合は、Amazonの倉庫に納品する際の送料もかかってきます。
Amazonに納品する際の送料については、FBAシミュレーター内に記入する項目があるので、忘れずに記入するようにしましょう。
株式会社ピュアフラットでは、「売上アップが叶う、Amazon特化のコンサルティング」を提供しています。
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今回は、Amazon FBAシミュレーターでできることや使い方、正しく利益を計算するための注意点について紹介しました。
Amazon FBAシミュレーターに正確な情報を入力し、適切な戦略を立てることで、Amazonでの販売を効率化し、利益を最大化することができます。
また、これからAmazonでの出品を検討している方も利用することができるので、利益を計算しながら正しく価格設定を行うことができます。
この記事を参考に、Amazonの販売での利益最大化を目指しましょう!
ここからは、Amazon FBAシミュレーターのよくある質問について紹介していきます。
FBAシミュレーターは無料ですか?
はい、AmazonのFBAシミュレーターは無料でご利用いただけます。また、Amazonセラーアカウントを持っていない方でも、無料でご利用いただくことが可能です。
FBAシミュレーターと実際の金額が合いません
シミュレーションの結果と結果と実際の金額が大きく異なる場合、FBAシミュレーションがキャンペーンやプロモーションなどに適応していない可能性があります。FBAシミュレーションは基本的にキャンペーンや割引に適応するようになっていますが、期間限定のキャンペーンなどは適応していない場合があります。そのため、「数字が合わない」と思ったら、キャンペーンなどの情報を公式サイトから確認するようにしてください。?