更新日: 2024.4.18
店舗販売に際して賃料や管理費がかかるのと同じく、Amazonでの販売にも相応のコストが掛かります。
しかし、どれくらい費用がかかるのか、はっきりと理解できていない方も意外と多いのではないでしょうか。
そこで、Amazonの出品手数料について解説します。
なお、弊社ではAmazonの新規出店ガイドを無料で提供しています。
これからAmazonに出店を考えている方にむけて、成果を最大化するためのポイントを解説しております。
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目次
はじめに、Amazon出品時にかかる手数料の種類と計算方法を理解しましょう。
Amazonでの出品に関連する手数料は主に3種類に分けられます。
ご自身が選ぶ出品プラン、販売される商品の種類、そしてFBAサービスの使用の有無によって、売上に対する手数料の比率は異なります。
Amazonの手数料体系が初めての方には少し複雑に感じられるかもしれませんので、こちらでAmazonの手数料に関する基本的な構造をご紹介いたします。
Amazonで商品を出品する際には、「基本料金」と「販売手数料」、「FBA手数料」があり、それぞれの合計で出品時の手数料が決まります。
【出品時手数料の計算式】
出品時の手数料=基本料金+販売手数料+FBA手数料
まず、「基本料金」に関しては、携帯電話の料金プランを選ぶようなイメージです。
携帯電話の場合と同様に、自分の利用状況に合わせてプランを選択しますよね。
たとえば、電話をよく使う方は通話料がお得なプランを、そうでない方は基本料金が低いプランを選ぶことが多いです。
Amazonの場合、「大口出品プラン」と「小口出品プラン」という二つの選択肢があり、どちらかを選ぶことになります。これが「基本料金」の部分です。
次に、「販売手数料」ですが、これは商品が売れた時に発生する料金です。
この手数料は、売る商品のカテゴリーによって異なります。
例えば、Amazonや楽天市場を見ると、様々な商品カテゴリーがありますよね。シューズやバッグ、大型家電、パソコンとその周辺機器、ペット用品など、それぞれのカテゴリーごとに手数料率が設定されています。
最後にFBA手数料です。
FBAとは「フルフィルメント by Amazon」の略で、商品の保管・梱包・出荷・クレーム対応などをAmazonに委託できるサービスをあらわします。
Amazonへの出品者が商品を指定の倉庫に送ることで、上記の全ての作業を代行して対応してもらえる分、追加で手数料が生じるサービスですね。
以上がAmazon出品時にかかる手数料の全体像になります。
Amazon出品時にかかる手数料のうち、販売手数料が最も確認しづらいですよね。
そのため、販売手数料の確認方法を紹介します。
確認方法は簡単で、Amazon公式ページにのっている販売手数料の料金表を確認し、計算するだけです。
【Amazon販売手数料の計算式】
Amazon販売手数料=販売料金×販売手数料の割合
上記計算式なので、販売手数料の割合を確認できれば簡単に計算できるでしょう。
▶︎Amazonの出店方法についてはこちら
はじめに、Amazonに出品し、商品を販売した場合、どのタイミングでどのような費用がかかるのか、その全体像をご説明します。
Amazonに出店する際の流れは下記のとおりです。
上記のうち、「3.出品したい商品の登録」において、最初の費用が発生します。
Amazonの出品の仕方には、「大口出品」と「小口出品」があり、それぞれ費用が異なります。
大口出品は、「月間登録料」として月額4,900円(税込)が発生します。
一方、小口出品は、「月間登録料」がかからない代わりに、商品が売れるたびに「基本成約料」として100円/個(税込)がかかります。
そのため、毎月50個以上の売上が見込める場合は、大口プランの方がお得になります。
また、大口プランの方が受けられるサービスも豊富です。
参照元:Amazon「出品プラン」
Amazon出品用アカウントは、下記URLより登録可能です。
また、上記の手数料とは別に、商品を販売する際には「販売手数料」という費用が発生します。
販売手数料は、商品の金額に対し、カテゴリ別に設定された割合が費用として発生します。(販売手数料では、大口出品と小口出品に差はありません。)
また、複数のカテゴリがある商品には、商品ごとの「最低販売手数料」が設定されており、出品者は、カテゴリ別の販売手数料か商品ごとの最低販売手数料のうち、高い方を支払うことになります。
カテゴリ別の販売手数料率は以下の表の通りです。
引用元:Amazon「Amazon出品サービスの手数料」
カテゴリー | 販売手数料 | 最低販売手数料 |
本 | 15% | なし |
CD・レコード | 15% | なし |
DVD | 15% | なし |
ビデオ | 15% | なし |
エレクトロニクス(AV機器&携帯電話) | 8% | 30円 |
カメラ | 8% | 30円 |
パソコン・周辺機器 | 8% | 30円 |
(エレクトロニクス、カメラ、パソコン)付属品1 | 10% | 30円 |
Amazonデバイス用アクセサリ | 45% | 30円 |
楽器 | 10% | 30円 |
ドラッグストア |
|
30円 |
ビューティ2 |
|
30円 |
スポーツ&アウトドア | 10% | 30円 |
カー&バイク用品 | 10% | 30円 |
おもちゃ&ホビー | 10% | 30円 |
TVゲーム3 | 15% | なし |
PCソフト | 15% | なし |
ペット用品 |
|
30円 |
文房具・オフィス用品4 | 15% | 30円 |
ホーム(インテリア・キッチン)5 | 15% | 30円 |
ホーム(家具) | 15% | 30円 |
ホームアプライアンス | 15% | 30円 |
大型家電 | 8% | 30円 |
DIY・工具 | 15% | 30円 |
産業・研究開発用品 | 15% | 30円 |
食品&飲料6 |
|
なし |
腕時計 |
|
30円 |
ジュエリー |
|
30円 |
ベビー&マタニティ 7 |
|
30円 |
服&ファッション小物 |
|
30円 |
シューズ&バッグ |
|
30円 |
その他のカテゴリー | 15% | 30円 |
また、本やCD、DVDなどのメディアを販売する場合、上記の販売手数料に加えて商品カテゴリ別の「成約料」が発生します。
また、販売する地域によっても金額が異なります。
引用元:Amazon「Amazon出品サービスの手数料」
商品タイプ | 販売手数料 | 日本 | アジア | 北米や中米など | アフリカや南米 |
本 | 15% | 80円 | 120円 | 300円 | 350円 |
ミュージック | 15% | 140円 | 250円 | 400円 | 450円 |
DVD | 15% | 140円 | 250円 | 400円 | 450円 |
ビデオ(VHS) | 15% | 140円 | 300円 | 500円 | 600円 |
さらに、商品を大量に出品する場合、追加の費用が発生します。
大量というのは、「200万点を超える場合」です。
この場合、200万点を超えた商品の数×0.05円が発生します。
たとえば、500万点を出品した場合は、
(500万点-200万点)×0.05円=15万円です。
また、FBAを利用する場合には、追加でFBA手数料が発生します。
FBAとは、「Fulfillment By Amazon」の略で、受注した商品の梱包から発送、決済までをすべてAmazonが代行してくれるサービスのことです。
FBA手数料には、さらにいくつか種類があるので、一つひとつ解説します。
商品の配送にかかる手数料です。商品のサイズと重量に応じて、商品1点あたりの配送料が異なります。
以下は、Amazonが公表している配送代行手数料の一覧です。
引用元:Amazon「配送料」
Amazonフルフィルメントセンター(Amazonの倉庫)での在庫保管にかかる手数料です。
場所を取れば取るほど高くなるので、各荷物がどれだけスペースを使用するかによって手数料が変わります。
また、季節によっても手数料が異なるうえ、服やファッション小物、シューズ&バッグカテゴリーに属する商品は、他の商品と手数料が異なります。
以下は、Amazonが公表している在庫保管手数料の一覧です。
引用元:Amazon「配送料」
Amazonに出品する製品が小さい、あるいは軽い場合、「小型軽量商品プログラム」に登録することで、配送代行手数料がお得になります。
小型軽量商品プログラムに登録できるのは、下記の条件をすべて満たし、Amazonの裁量で承認された場合です。
・重量が1kg以下
・寸法が3.3cm×30.0cm×35.0cm以下
・価格が1,000円以下
・アダルト商品ではない
・FBA禁止商品ではない
・危険物ではない
・アルコール商品ではない
・温度管理が必要な商品でない
・中古品ではない
小型軽量商品プログラムを使った場合の配送代行手数料は下記の通りです。
引用元:「小型・軽量商品で ビジネスチャンスを広げよう」
上記でご紹介した以外にも、Amazonに出品する際に発生する費用がいくつかあります。
1つずつ解説します。
一度FBAに保管してもらった商品を返送してもらいたい、または破棄してもらいたい場合に発生する手数料です。
販売保管手数料は、FBAに荷物を預けている限り、毎月発生してしまう費用なので、今後売れる見込みのない商品は戻してもらう、あるいは破棄してもらう方が費用がかからないことになります。
その引き上げや破棄の際に発生するのが、ここでご紹介している費用です。
商品のサイズ・重量に応じて、下記のように手数料が変わります。
引用元:Amazon「FBA在庫の返送/所有権の放棄手数料」
ある商品をFBAに保管している期間が270日を超えると、「在庫保管手数料」に加えて、「長期保管手数料」が発生します。
FBAでは、月に一度(毎月15日)に在庫チェックが実施され、その時点での日本のFBAでの在庫保管期間が270日を超えていると、商品1つにつき一定額が請求されます。
具体的な金額は下記の通りです。
引用元:Amazon「FBA長期在庫手数料」
FBAでは、FBAでの商品の受領および保管を正確に行うため、梱包要件や配送・経路指定要件を定めています。
この要件が遵守されていない場合、Amazonでは、梱包やラベリング、手動での納品処理などの「納品不備受領作業」を実施してくれます。
ただし、この作業はAmazon側に負担がかかるうえ、在庫の納品処理の遅れや商品の販売に影響を及ぼす可能性があるため、納品不備受領作業が発生した場合には、別途手数料がかかることになります。
納品不備受領作業手数料は、下記の表の通り、不備の内容によって金額が異なります。
引用元:Amazon「納品不備受領作業」
問題グループ | 問題 | 問題発生率 | コーチングレベルに基づく納品不備受領作業手数料 | ||
軽微 | 悪化 | 重大 | |||
ラベル未貼付_商品関連 | 商品ラベルがありません | 商品レベル | 51円 | 81円 | 81円 |
納品不備商品の梱包_商品関連 | テープでの梱包 | 商品レベル | 51円 | 81円 | 81円 |
納品不備商品の梱包_袋詰め | ビニール袋での梱包 | 商品レベル | 92円 | 102円 | 102円 |
納品不備商品の梱包_エアキャップ | エアキャップでの梱包 | 商品レベル | 92円 | 122円 | 122円 |
FBAでは、一定の条件を満たした商品であれば、Amazon側に商品ラベルの貼付を代行してもらうことが可能です。
Amazonに商品ラベルの貼付を代行してもらった場合には、商品1点ごとに手数料を支払うことになります。
商品ラベル貼付サービスを受けられる商品の条件は、下記の通りです。
・特大型に分類されていないこと
・すべてのコンディションを満たせること
・FBA禁止商品やFBAのポリシーで制限された商品、または高額商品でないこと
・スキャン可能なバーコード(GCID、UPC、EAN、JAN、ISBN)が1つ使用されているこ
と、および、パッケージに記載されているすべての他のバーコードが隠されていること
商品ラベル貼付サービスの手数料は以下の通りです。
引用元:Amazon「商品ラベル貼付サービス」
商品サイズ区分 | 商品あたりの商品ラベル貼付サービスの手数料 |
FBA小型軽量商品 | 10円 |
小型/標準サイズ | 20円 |
大型 | 51円 |
上記の手数料には10%の消費税が含まれます。
FBAを利用して販売する商品では、商品の梱包をAmazonに代行してもらうことができます。
FBA梱包サービスを受けるために商品が満たすべき条件は以下の通りです。
・商品のサイズが小型、標準、大型のいずれかであること。(特大型は利用不可)
・コンディションが「可」であること(新品、中古品、コレクター品、再生品)。
・商品にスキャン可能なバーコード(ISBN、UPC、EAN、JAN)がついていること。
・バーコードに破れや汚れがなく、何かに覆われていて読めない状態でもないこと。
また、FBA梱包サービスの手数料は下記の通り決められています。
引用元:Amazon「FBA梱包サービス」
商品販売に際してクーポンを発行している場合、1回の引き換えにつき税抜き60円の手数料が発生します。
クーポンを発行する際は、この償還手数料のことも考慮に入れるように注意が必要です。
商品のユーザーが代引きにより商品を受け取る場合は、ユーザーがAmazonに代引き手数料を支払います。
しかし、ペイメント上は代引き手数料が出店者側に請求されてしまうため、これを打ち消すために計上されます。
代引き手数料と同じく、配送料もユーザーがAmazonに支払いますが、ペイメント上は配送料が計上されてしまうので、それを打ち消すために、配送料チャージバックが計上されます。
Amazonの手数料についてご紹介しましたが、中には楽天市場やYahoo!ショッピングで出品するかAmazonで出品するかを悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
他にも、すでに楽天市場やYahoo!ショッピングで出品していて、Amazonでも出品しようと考えている方もいるでしょう。
結論から言うと、Amazonの手数料は楽天市場やYahoo!ショッピングと比べると高くなります。
というのも、Amazonは初期費用が安く抑えられても、商品が売れるたびにたくさんの手数料が加算されるためです。
手数料で比較すると、Yahoo!ショッピングは初期費用や毎月の固定費、売上ロイヤルティが無料なので、3つの中では一番安いです。
ですが、手数料が安い分出品する店舗数は圧倒的に多く、売上を伸ばしにくいデメリットもあります。
Amazonは手数料が高い分、楽天市場とYahoo!ショッピングと比べて下記のようなサポートが充実しています。
このように、Amazonは手数料が高くても多くのサポートが利用できるため作業の効率化を図ることができます。
そのため、Amazonの手数料が高くても利用するメリットは十分にあるでしょう。
ピュアフラットは、ECモール領域のマーケティング支援に特化した企業です。
売上拡大に向けて、サイト構築から商品ページ作成・広告運用などの集客まで
一気通貫でマルっと代行・サポートいたします。 下記よりお気軽にご相談ください。
ここまで、Amazonで出品し、販売するうえで必要な費用についてご説明しました。
改めてみると、あらゆるタイミングでさまざまな費用が発生しています。
しかも、一つひとつの商品にかかる費用はわずかでも、Amazonの出品者は数多くの商品を扱っているので、その費用は莫大なものになります。
では、ここまで多くの費用を支払ってでも、世の中の多くの企業がAmazonを使うメリットは何なのでしょうか。
ここからは、Amazonを使うメリットについてご紹介します。
Amazonで出品することのメリット1つ目は、出品作業の効率化です。
他サイトであれば、商品一つひとつを登録していく必要がありますが、Amazonの大口出品であれば、一括で商品登録が可能なため、商品登録作業を効率化することができます。
また、Amazonで出品しているというだけで売上が上がりやすくなるメリットがあります。
Amazonは、世界中で多くのユーザーが使っているというだけではありません。
Amazon FBAの導入などにより、「すぐ届く」というイメージを浸透させたこともあり、
・Amazonで出品している製品に悪いものはない
・Amazonで出品しているお店は信頼できる
など、Amazonで出品していることそれ自体が1つのステータスになりえます。
Amazonで出品することのメリット3つ目は、初期投資の安さです。
Amazonに出品すると、さまざまな手数料が発生することになりますが、その大半は、「商品を倉庫に預けたとき」「商品を発送するとき」「成約したとき」など、売上が上がった後に発生する費用です。
売上が上がる前に支払う費用は、月額登録料くらいなので、初期投資を抑えて出店することが可能です。
どの企業にとっても、売上が見込めない状態での初期投資はリスクです。
リスクを最小限に抑えて出店できるハードルの低さも、Amazonに出品するメリットだと言えるでしょう。
▶︎Amazonのデメリットについてはこちら
次にAmazonへ商品を出品・出店する方法を登録から販売までの流れを含めて解説します。
それでは、ひとつずつ説明していきます。
Amazonで出品を始めるには、出品者としての基本情報を最初に記入する必要があります。
次に、身分を証明するための本人確認書類を提出、最終段階でクレジットカード情報を入力し、登録手続きが完了します。
このプロセス自体はスムーズに進めば、約15分ほどで終わるでしょう。
身分証明には、運転免許証やパスポートが必要ですが、顔写真がついたマイナンバーカードは使用できないのでご注意ください。
加えて、過去半年以内に発行された取引明細書を1枚提出する必要があります。
取引明細書として利用できるものは、以下のようなものです。
審査については、書類提出後、約3営業日で完了することが一般的です。
Amazonの出品に関する審査は、楽天市場などの他のプラットフォームに比べて比較的シンプルで、手続きが簡単な傾向がありますよ。
出品用アカウントを取得した後は、「セラーセントラル」と呼ばれる販売管理画面にアクセスし、初期設定をします。
ここでは、代金引換やギフトとしての注文受付の可否、さらには配送料の設定など、販売に必要な詳細設定をすることになります。
Amazonで既に他の方によって出品されている商品を扱いたい場合は、商品名で検索し、ご自身が持っている在庫量や設定したい商品の価格を入力することで、簡単に出品手続きを完了させることができます。
また、Amazonにまだ登録されていない商品については、JANコード(商品識別番号)、商品の写真、そして商品説明を入力することにより、商品の登録が可能です。
商品を発送する際には、Amazonが提供するサービスを活用し、商品の発送からお客様対応、そして売上金の管理までをAmazonにお任せすることができます。
このサービスを使えば、商品の配送から代金回収に至るまでのプロセスをAmazonが一手に引き受けてくれるため、販売者様は手間をかけずに、安心してビジネスを展開することができます。
以上が、Amazonに商品を出品(出店)する方法4ステップです。商品登録から販売・発送まで簡単にできるので、是非試してください。
最後に、Amazonで出品するときの注意点を3つご紹介します。
Amazonで出品する前に、よく読んで参考にしてくださいね。
Amazonでは、どのような商品でも出品してもいいわけではありません。
Amazonで出品禁止商品を誤って出品してしまうと、販売停止などのペナルティが課せられるため注意が必要です。
そこで、Amazonの出品禁止商品の一部を下記にご紹介します。
このように、Amazonで出品禁止とされる商品は多岐にわたります。
出品準備を始めてしまってからでは遅いので、準備を始める前の段階で確認しておくといいでしょう。
Amazonには、出品禁止商品だけではなく出品制限がかかる商品もあります。
出品禁止商品とは違い、特定の認定基準をクリアすれば出品することができます。
では、Amazonの出品制限がかかる商品にはどのようなものがあるのか下記にご紹介しますね。
これらの中の一定のブランドは、必要書類を添えてAmazonに出品許可申請を行い、認められなければ出品できません。
さらに、販売実績が少ない出品者は出品制限がかかりやすいので、まずは販売実績を積んでいくことも大切なポイントになります。
Amazonの出品方法には「大口出品」と「小口出品」の2種類があります。
それぞれ手数料が異なるため、月に商品がどれだけ売れるかによって、これらの出品方法も慎重に選択しなければなりません。
大口出品は、月額登録料4,900円(税込)がかかりますが、代わりに小口出品は売れるたびに基本制約料がかかるので、どちらの出品方法が損しないかを考え判断しましょう。
さらに、大口出品と小口出品は手数料だけでなく、受けられるサービスも異なります。
そのため、中には大口出品を選ぶ方が手数料が高くついても、受けられるサービスが魅力的なためあえて大口出品を選ぶ出品者もいるでしょう。
Amazonで出品するとき、多くの手数料が発生するためなるべく手数料を抑えたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、手数料を安く抑える方法を3つご紹介します。
順番に解説していきます。
Amazonで出品する時、サイズや重量によって配送手数料が変わります。
そのため、商品の単価のわりに配送手数料が高いとその分売上金額も少なくなってしまいます。
また、AmazonのFBAを利用する場合、サイズが大きい商品が多いほど在庫保管手数料も高くなってしまうため注意が必要です。
手数料を安く済ませたい場合は、単価が低くてサイズの大きい商品やあまり売れないサイズの大きい商品は出品を避けると良いでしょう。
Amazonは、販売手数料に加えてカテゴリー別に成約手数料がかかります。
カテゴリー成約料のかかる商品は下記になります。
これらの商品は、販売手数料と別で成約手数料が発生するので手数料を抑えたい方は出品を避けると良いでしょう。
AmazonのFBAは、出品者にとって在庫管理や梱包、発送までしてくれる便利なサービスではありますが、多くの手数料がかかります。
FBAでかかる手数料は下記の通りです。
FBAを利用せずに、自社で出品作業を全て行うとその分の手数料が大幅に削減できます。
そのため、売上数もまだ少ない出品して間もない頃は、FBAを利用せず自身で出品作業を行い、売上が伸び始めた頃にFBAの利用を始めると良いでしょう。
▶︎ Amazonの出品規約についてはこちら
Amazon出品にかかる費用と、Amazonを使うことのメリットについてお伝えしました。
Amazonに出品すると多くの費用が発生しますが、費用を払うことで享受できるメリットがあったり、自社で対応すれば支払う必要のない費用があったりと、活用の仕方はさまざまです。
ピュアフラットでは、出店に必要な情報をまとめた
Amazon新規出店ガイドを無料配布中です。
ぜひ参考にして頂ければと思います。下記バナーからダウンロードください。
Amazonの出品手数料はいくらですか?
出品するだけなら、大口出品プランの、月間登録料4,900円か、小口出品プランの基本成約料100円/個のみです。 ただし、商品が売れるたびに別途販売手数料がかかったり、大量出品したり、FBAを利用したりした場合には追加費用が発生するなど、状況に応じて費用は変動します。
FBA手数料に含まれるものは?
FBAには、たとえば以下の費用が含まれます。 ・配送代行手数料 ・在庫保管手数料 ・在庫の返送/所有権の放棄手数料 ・長期保管手数料 ・納品不備受領作業手数料 ・商品ラベル貼付サービス手数料 ・FBA梱包準備手数料 ・クーポン償還手数料