半期で年間目標を達成 株式会社グッドハウス様
2023.10.31
更新日: 2024.9.20
今回ご紹介するのは、ミニマルで洗練されたクラシックなデザインが特徴の時計ブランド「ダニエル・ウェリントン」を扱う、Daniel Wellington Japan株式会社様です。
Daniel Wellington Japan株式会社の杜様(以下「杜様」)と、弊社コンサルタント鷲巣(以下「鷲巣」)への弊社広報によるインタビュー形式でお送りします。
目次
会社名:Daniel Wellington Japan株式会社
ブランド名:ダニエル・ウェリントン
業種:小売業
—御社の事業内容について教えてください。
杜様:ダニエル・ウェリントンは、スウェーデンで2011年に創業した、腕時計とアクセサリーのブランドです。
Daniel Wellington Japan株式会社は、スウェーデンの会社の日本法人です。「お客様の自信を引き出せる、シンプルなファッションアイテムを作りたい」という想いで起業しました。
また、北欧の雰囲気を思わせるタイムレスなデザインも商品の魅力で、現代のファッションにマッチし、年齢を選ばず着用できるところを強みとしています。
—御社は世界的に展開されていますが、日本でのEC事業はいつ頃から開始されましたか。
杜様:弊社は2014年に日本で事業を展開し始めましたが、当初は自社サイトのみ運営していました。その後、店舗やECモールの運営を通じ、日本がとても魅力的なマーケットだと分かり、積極的な販促活動を行っています。その結果、数年間でECショップの売上は自社サイトと遜色ないレベルにまで成長しました。
—以前にも別会社からEC支援を受けていたとのことですが、ピュアフラットに切り替えようと思われた理由を教えてください。
杜様:弊社が日本でEC事業を展開し始めた際は、受注管理などのオペレーションを依頼するために代理店を探していました。
ですが、ダニエル・ウェリントンはスウェーデンが本社ですので、日本市場には詳しくありません。また、オペレーションのみを重要視していたこともあり、新しい戦略を立てた際に、相談できる方がいなかったんです。
売上を伸ばすことに焦点を合わせた結果、日本市場に精通しており、マーケティングに強い会社に依頼したいと考え、代理店の変更に踏み切りました。
—代理店を探す際に重視したポイントを教えていただけますか。
杜様:特に重要視していたのは業務内容と専門性です。最初の打ち合わせの際、ピュアフラットのコンサルタントである鷲巣さんが元楽天の社員ということが分かり、専門性については間違いないと思いました。
また、支援実績に関しても、EC未経験の企業の立ち上げにゼロから携わり、大きく成長させた実績があることを知り、安心して任せられるだろうと感じました。
ほかに印象的だったのが、コミュニケーションの相性です。ピュアフラットさんは話にじっくりと耳を傾け、検討を重ねたうえで施策を実行に移してくれました。外国人の私にもとても優しく接してくださり、ありがたかったです。
—ありがとうございます。「日本市場に詳しく、マーケティングの知見がある」ところを重視されていたのですね。最初に打ち合わせした際の鷲巣の印象を伺えますか。
杜様:「プロフェッショナルでしっかりしている方だな」と思いました。頼りがいがあり、一生懸命になってくれるだろうと感じましたね。最初の打ち合わせの際に「もし鷲巣さんが弊社の担当になってくれたら、すごく助かるだろうな。」と思いました。
—次にピュアフラットのコンサルタントの鷲巣に話を聞いていきます。コンサルタント目線で、支援開始直後のDaniel Wellington Japan様の店舗はどのような印象だったのでしょうか。
鷲巣:「シンプルですっきりとしており、商品が陳列されているだけ」という印象を持ちました。私自身の話になりますが、昔お付き合いしていた彼女とダニエル・ウェリントンのペアウォッチを購入したことがあり、その経験をもとに「ギフトとして購入するイメージを沸かせる訴求を強めよう」という提案をさせていただきました。
—実体験にもとづいた戦略を提案したのですね。その後支援を進めていくうえで、特に難しいと感じる部分はありましたか。
鷲巣:自社倉庫と委託倉庫を併用しながらの店舗運営に難しさを感じました。それに相まって、楽天市場の最強配送、Yahoo!ショッピングの優良配送に適応していかなければいけません。こういったオペレーションは、現在も難しいと感じていますが、徐々に改善を重ねながら進めています。
—また杜様にお話を伺います。ピュアフラットの支援がスタートして半年が経ちましたが、一緒に取り組んでいく中で、ここはよかったと感じる点はありましたか。
杜様:レスポンスの早さです。メッセージを送ると、すぐに、鷲巣さんが返信をくれるんです。「弊社を大事にしてくれているな」と感じました。
—対応のスピード、柔軟性は弊社の強みとしているポイントですので、お褒めいただき嬉しい限りです。では次に、改善してほしいと思うところはありますか。
杜様:強いて言えば、デザイン面に関してでしょうか。弊社には自社独自のブランドガイドラインがあります。欧米の方が作成したものなので、日本の方には少し適していない可能性もあります。ですので、日本のお客様向けに、魅力的な画像と合わせて弊社のガイドラインを遵守したデザインにしていただければ、嬉しいですね。
—ここまで杜様の感想やご意見を頂きましたが、支援会社を変更した後の御社内の評判はいかがでしょうか。
杜様:まだ半年ですので、明確な評価は定まっていませんが、現地にカスタマー対応がいることはとても安心だと聞いています。以前の代理店にもカスタマー対応はいたんですが、今回は以前よりももっとお客様に親切なサービスを提供したいと思っているので、現地にスタッフがいることにとても安心しています。
—ほかの国では、ピュアフラットのようなカスタマー対応は少ないのでしょうか?
杜様:そうですね。基本的にダニエル・ウェリントンのカスタマーサポートが対応しております。ですが、現地の顧客に寄り添ったサービスを重要視していますので、今後は現地にカスタマー対応の体制を確立し、よりよいサービスを提供したいと考えています。
—これから先ピュアフラットに期待していることはありますか。
年間売上20%成長に向け、これからも引き続きご支援していただきたいです。
—鷲巣は、今後どのように店舗を運営していきたいと考えていますか。
鷲巣:主に2点あります。1点目は、オペレーションの安定化です。「Daniel Wellington JapanのEC運営は、すべてピュアフラットで完結する」という状態まで持っていきたいですね。
先程お伝えした、楽天市場の最強配送とYahoo!ショッピングの優良配送を、御社のサポートがなくても問題なく遂行できるとベストだと思います。その結果、杜様をはじめとした本社の方々が、より多くの時間をマーケティングに割いていただけるようなかたちを作っていきたいですね。
2点目は、先ほど杜様が仰った「売上アップ」です。ダニエル・ウェリントンのブランド自体が減少傾向に入ってしまっているという現状を「ピュアフラットのおかげでV字回復できた」というところまで持っていきたいと思っています。
これまでいくつかの失敗がありましたが、PDCAをしっかり回しながら、最終的に売上拡大に着地させようと考えています。
—では最後に、杜様が思い描いておられる御社の展望やビジョンについて、お聞かせいただけますか。
杜様:我々は単なる贅沢な飾りではなく、日常の一部に自然に溶け込み、自分のスタイルと自信を引き出せるアクセサリーを作ることを目指しています。これからも、シンプルでこだわったデザインを通して、弊社のお客様も社員も、その自信と価値を感じていただけるように努力したいと思います。
以上Daniel Wellington Japan株式会社の杜様にお話を伺いました。杜様、ありがとうございました。
ピュアフラットでは、楽天やAmazonをはじめとするECモールに出店している企業様向けに、コンサルティングサービスを提供しております。ECモールでの売上アップを目指している企業様は、ぜひご相談ください。