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Amazonの商品名の決め方は?必要な要素やルールを解説

更新日:2023.8.31

カテゴリ:  Amazon

Amazonの商品名の決め方は?必要な要素やルールを解説

Amazonにおいて、商品名は売上を大きく左右する要素です。

 

商品名に含めるキーワード一つで、売上が何倍も変わってしまうことも考えられます。

 

Amazonで大きな売上をあげていくには、さまざまな規定を守りながらも、他の出品者の商品よりも魅力的に映る商品名を考えていく必要があります。

 

そこでこの記事では、Amazonで商品名をつける際のルールや、売れる商品名はどのようにつければよいのか解説します。

 

商品名の付け方のポイントを知り、売上アップにつなげていただければと思います。

商品名の重要性

Amazonにおいて商品名が重要なのは、ユーザーがキーワードを使って商品を検索し、商品名がそのキーワードの検索対象となっているからです。

 

そのため、商品名が少し異なるだけで、売上は大きく変わってしまいます。

 

ユーザーがほとんど検索しないキーワードを商品名に設定すると、商品がユーザーの目に留まることはほとんどありません。

 

逆に、ユーザーが頻繁に検索するキーワードを商品名に設定したとしても、競合が強すぎる場合、検索結果の上位に表示されることがなく、やはり商品がユーザーの目に留まりにくくなります。

 

つまり、商品名は、検索ボリュームや競合他社の動向などの要素を考慮して設計する必要があるということです。

商品名をつけるときの6つのルール

6つのルール

もちろん、商品名は何でも自由に設定していいというわけではありません。

 

Amazonでは、購入者の安心・安全な購買体験を担保するために、商品名をつける際のルールを設けています。

 

商品名に関してAmazonが設けているルールを6つ、ご紹介します。

①商品の分量を書く

たとえば飲料を販売する場合には、「○本入」「○ml入」など、分量の明記がマストになります。

②体験できる日数を書く

サブスクリプションなどの「無料体験」などがある商品の場合、「いつまで無料なのか」という期限を示す必要があります。

③期間限定の日数を書く

商品の値引き、クーポンなどの特典つきのような、商品の販売を促進する施策を期間限定で実施する場合、「いつからいつまでの限定なのか」を明記する必要があります。

 

こちらを明記していないと、常に同じ値段で販売しているのに「期間限定○円引き」と表記するなど、購入者の満足度を下げることになりかねません。

④特殊文字は使わない

Amazonで販売する商品の名前には、特殊文字を使えません。

 

「¥」「単位記号(kg)」などが特殊文字に該当します。

 

ついつい使いたくなってしまいますが、Amazonではこれらの使用はNGとされています。

⑤主観的な表現は入れない

商品をたくさん売ろうとすると、「美味しい」「安い」「お得」など、魅力的に聞こえる言葉をたくさん入れたくなるものですが、Amazonではこうした主観的な表現はNGです。

 

「安い」と感じるかどうかは購入者次第ですし、「美味しい」と感じるかどうかも、何の保証もありません。

 

「主観的な表現」というのが理解しづらい方は、「形容詞を使わない」「できるだけ数字で表現する」と意識されるとよいでしょう。

 

たとえば、「美味しい」ではなく、「糖度○%」、「安い」や「お得」ではなく、「○円お得」などと表現すると、商品名と実際の商品でギャップが生まれにくくなります。

⑥商品名と関係ない表現は入れない

また、商品名と関係ない表現を入れないこともポイントです。

 

関係ない表現が多く含まれていると、購入者が本当にほしい商品にたどり着くために、数多くの関係ない検索結果を見なければならなくなり、購買満足度が下がるので、あくまでも商品名と関係ある表現だけで勝負していくことが重要です。

その他、商品名に関するルールとポイント

ここから先は、商品名に関するより詳しいルールをご紹介します。

 

Amazonの商品名には、表現に関するルールだけでなく、文字や数字の使い方に関するルールも多く存在します。

 

ここからは、Amazonの商品名における文字や数字に関するルールをご紹介します。

文字数

Amazonの「商品名のガイドライン」では、商品カテゴリーに応じて、商品名に推奨文字数を設定しています。

 

「推奨」と言いつつも、ガイドラインに記載があるため、こちらにしたがっていないと、商品が検索対象外にされてしまう可能性があるため、必ず守るべき文字数と考えた方がよいでしょう。

 

そのため、商品名に使う文字数は、この推奨文字数以内にするのがおすすめです。

アラビア数字

商品名で数字を用いるときは、「1」「2」といった、半角のアラビア数字を設定するのがおすすめです。

 

ユーザーが商品を検索する際に最もよく入力するのがアラビア数字なので、検索に引っかかりやすいという点、Amazonでもアラビア数字が推奨されている点が理由です。

半角スペースで商品名を区切る

商品名に多くの要素を盛り込むときは、「半角スペース」で区切るのが重要です。

 

「/」や「・」で区切りたくなるものですが、これらは特殊文字に該当するため、Amazonのガイドラインに違反することになります。

 

また、全角スペースで区切ると、その分文字数を使ってしまうので無駄が生じます。

 

商品名を区切る際は、必ず半角スペースを使いましょう。

売上アップに有効な商品名の決め方

商品名の決め方

商品名については、最低限ルールを満たしたうえで、売上を最大化する(流入数と転換率を最大化する)ために、さまざまな工夫を凝らす必要があります。

 

そこでここからは、Amazonで売上を上げていくうえで有効な商品名の決め方についてご紹介します。

①メインキーワードを先頭にする

最初のポイントは、メインキーワードを先頭にすることです。

 

メインキーワードとは、商品の購入者でボリューゾーンになりそうなターゲットにとって魅力的に映るワードです。

 

メインキーワードをきちんと商品名に含めたとしても、商品名の末尾に記載されていては、商品名をきちんと読まないユーザーの目には止まらず、意味をなさないことになります。

 

そこで、可能な限り見てもらいやすい先頭に、メインキーワードを設定するのがおすすめです。

②ニッチキーワードも含める

続いて、ニッチキーワードを含めることも重要です。

 

売上を上げるとなると、流入数を増やすことが重要なので、検索ボリュームの多いキーワードばかりを商品名に含めがちです。

 

しかし、検索ボリュームの多いキーワードは、上位店が非常に強力で、なかなか検索結果の上位に表示されにくいです。

 

検索順位が低いと、自社商品を見る人が減ってしまい、結果的に流入数を増やせません。

 

一方、ニッチキーワードも含めると、母数となる検索ボリュームは大きくないものの、検索結果の上位に表示されているので、自社商品を見にくる人が多く、結果的に流入数を増やせる可能性があります。

 

メジャーなキーワードと、ニッチキーワードを双方盛り込んで、工夫された商品名を設定しましょう。

③スマホ表示を意識する

Amazonの商品登録や、商品名設定は、パソコンで行うため、盲点になりがちですが、Amazonで商品を買うユーザーの大部分は、スマホからAmazonにアクセスします。

 

そのため、パソコン上で見て問題なくても、スマホ上では見づらい商品名になっていると、商品名を見ただけでクリックをやめてしまうユーザーも出てきてしまいます。

 

商品名に限らず、自分が設定した商品画像などもすべて、一度はスマホでの見え方を確認するようにしましょう。

Amazonの運用にお困りならピュアフラットへ

Amazonの商品名の設定は、さまざまなルールから逸脱しない範囲で、検索ボリュームを意識しながら、適切なキーワードを入れていく必要があるため、一筋縄ではいきません。

 

何度も試行錯誤を繰り返しながら、売上最大化を測っていくことになるため、相当な時間と労力がかかります。

 

そんな方におすすめなのが、ピュアフラットの運営代行、あるいはコンサルティングサービスです。

 

貴社のリソース削減に貢献しながらも、売上アップにコミットします。

まとめ

Amazonの商品名には細かなルールがあり、また、競争が激しいために、「売れる商品名」の選定が難しいのが実情です。

 

さらに、自力で「売れる商品名」を見つけ出したとしても、競合にそれをパクられてしまうのは一瞬です。

 

したがって、工数がかかる割に他社との差を付けづらいのがSEO対策と言え、これを1人ですべてこなしていくことには限界があります。

 

ぜひ、コンサルティングや運営代行といったサービスをご活用いただき、最短ルートで売上最大化を実現されてみてはいかがでしょうか。

Amazon 商品名に関するよくある質問

Amazonの商品名は何文字まで?

Amazonのガイドラインに、商品カテゴリーに応じて推奨文字数が明記されています。
この文字数を満たしていないと、検索対象から外れてしまうおそれがあるため、文字数については、ガイドラインに従うのがよいです。

Amazon商品名に関するガイドラインは?

Amazon商品名に関するガイドラインでは、商品名に含めるべき情報、含めてはならない情報、文字や記号に関する規定などが記載されています。

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