Shopifyとは?初心者から上級者まで使える機能やメリット・デメリットを紹介
2024.10.31
更新日: 2024.12.9
「自社ECサイトを構築したい!」と思ったときに気になるのはECサイト構築の相場費用です。
ワードプレスやShopifyなどさまざまなCMSがありますが、どのような機能やデザインを利用して、どの連携ツールを使うのかなどによって、かかる費用は全く変わってくるでしょう。
今回は、ECサイトを構築する際の費用相場と構築の手順、必要なことについて紹介していきます。
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目次
ECサイトの構築にはさまざまな予算や要件がありますが、今回は一般的な費用相場を紹介します。
ECサイトを構築する際の目安として、どのくらいの予算が必要なのか参考にしてみてください。
10万円以下の予算でECサイトを構築する場合、基本的にはテンプレートを使用した簡素なデザインになります。
主に既存のデザインを活用し、カスタマイズは最小限にとどめることが一般的です。また、機能は基本的なものに制限され、ページ数も限られた構成になるでしょう。
このような場合は、自動更新などの機能は含まれず、簡素なECサイトとして運用されます。制作期間も比較的短く、スムーズに完成させられますが、拡張性や維持管理の観点からは制約ができてしまいます。
ECサイトを100万円以下で構築するには、既製のテンプレートを活用するのが効果的です。
有料のテンプレートには多様なデザインや機能が用意されており、カスタマイズも比較的容易にできます。また、デザインのプロフェッショナリズムを保ちながらコストを抑えられます。
コストを節約するために重要なのは、自社でコンテンツを作成することです。商品説明やブログ記事などのコンテンツを自社スタッフが作成すれば、外部ライターの費用をかけずに質の高いコンテンツを提供できます。100万円以下の予算内でECサイトを構築するには、外注せずに自社でおこなうのが重要な要素です。
500万円以下の予算でECサイトを構築する場合は、よりカスタマイズされたデザインや機能を取り入れることが可能です。
デザイン面では、企業のイメージやブランディングに合わせたオリジナルデザインが導入されるので、よりユーザーに魅力的な印象を与えられます。予算が500万円以下であれば、実績のあるデザイナーに依頼してデザイン性を高めることもできるでしょう。
また、機能面では、決済システムや顧客管理システムなどの追加機能を導入し、顧客の利便性やサイトの運営効率を向上させられます。
ページ数も増加できるので、商品やサービスの充実度を高められるでしょう。500万円以下の予算では、より多様なニーズや要望に対応したECサイトの構築が可能となります。
ピュアフラットは、ECモール領域のマーケティング支援に特化した企業です。
売上拡大に向けて、サイト構築から商品ページ作成・広告運用などの集客まで
一気通貫でマルっと代行・サポートいたします。 下記よりお気軽にご相談ください。
ECサイトの構築にはさまざまな方法が存在し、それぞれに異なる費用がかかります。企業や個人が ECサイトの制作や構築をし、ネットショップを運営する際にかかる費用は、構築方法によって大きく変わるので適切な選択が必要です。
ECモール内のショップを運用する場合は10万円以内で済むケースもありますが、クラウドECやECパッケージを利用すると、数百万円の費用がかかることも珍しくありません。
以下では、ECサイト構築の費用相場を構築方法別に詳しく比較し、適切な選択
ができるように各相場を紹介します。
ASPカートを使用したECサイト構築は、費用対効果が高い方法の一つです。
ASPカートは、既存のプラットフォームを利用することで、比較的低コストでECサイトを構築できます。制作期間は1週間~1か月ヶ月と短期間でできるのも特徴です。
外部システムを利用するので、自社システムとの連携がうまくいかない場合があります。また、カスタマイズ性も低くなるのがデメリットとして挙げられるでしょう。
ASPカートを利用したECサイト構築は、30万円から100万円程度が一般的なので、初期投資を抑えたい中小企業や個人事業主には適しているでしょう。
ECモールとは、楽天市場やAmazonのようなモールに複数の出店者が出店して商品を販売する仕組みのことです。
ECサイトの構築を一から始めずに済むため、初期費用をかけずにEC運営をスタートできます。また、ECモール自体の集客力が大きいため、EC運営を始めたての方でも集客しやすいのが特徴です。運営においてモールのサポートが受けられるのもメリットの1つになります。
ECモールはカスタマイズがしにくいので、見た目で独自性を出すのは厳しいです。また、出店料として売上の一部が出費になってしまいます。
ECモールを利用した際の相場は、数万円~20万円ほどです。ECモールへの出品は、自由度がない代わりにテンプレートが用意されているので、作業が少なく、比較的費用を抑えられるでしょう。
ECパッケージとは、汎用性の高いテンプレートを使用しているCMSのことです。
ECパッケージは必要な機能がテンプレート化されているため、簡単にECサイトの構築ができます。また、後から追加したい機能やサービスがあれば変更することも可能です。サイトに問題が起きても運営サポートを受けられるので安心できるでしょう。
パッケージを利用してECサイトを構築する相場は、500万円前後なので初期費用が高くなるのがデメリットです。また、サーバー費用やドメインの維持費用、ソフトウェアのバージョンアップ費用もかかるので出費は多くなります。
手軽にECサイトを構築し、定期的なメンテナンスをしてサイトの安全性も守りたい方にはおすすめです。
関連記事:【最新版】イージーマイショップとは?特徴や料金・メリットを徹底紹介
オープンソースとは、外部に公開されているソースコードを無料で使うことです。
オープンソースを利用したECサイト構築は、ECパッケージよりも柔軟性が高く、カスタマイズや拡張機能も豊富です。多くの場合、無料で提供されているオープンソースのシステムをベースに開発を進められます。
オープンソースは無料で利用できますが、開発の工数や導入に費用が発生することがあるため、総額ではECパッケージよりも高額になる場合があります。オープンソースを利用してのECサイト構築の相場は、数万円から数百万円かかるのが一般的です。また、ECサイト構築のための知識やスキルがないと制作できないのはデメリットです。
オープンソースは、ECサイト構築の専門スキルをもち、自由にデザインやカスタマイズしたい方には向いています。
最も自由度の高いECサイト構築方法がフルスクラッチです。全てを自社で開発するため、デザインや機能に関して完全にオリジナル性を追求できます。
フルスクラッチはECサイト構築を自社で一から制作するため、費用が最も高額になります。相場は数百万から数千万ほどの費用がかかることもあります。また独自で全て開発するため、4か月~8か月と時間を要するのもデメリットです。
フルスクラッチは、企業やブランド価値にこだわりがある場合に選ばれる構築方法といえるでしょう。
関連記事:ECサイトを立ち上げたい方必見!ECサイトの作り方とおすすめの出店先
ECサイトを構築するために利用できる補助金や助成金があります。国や自治体が一部費用を支援してくれるので、活用すれば初期費用の負担を大きく軽減できるでしょう。
ECサイト構築の際に利用できる一部の制度をまとめました。
制度 | 内容 | 補助金額 |
小規模事業者持続化補助金 | 小規模事業者の販路開拓などを支援 | ECサイト構築費用の2/3を補助(上限50万円) |
IT導入補助金 | 中小企業・小規模事業者向けのデジタル化支援制度 | ECサイト構築費用の最大1/2を補助(上限450万円) |
自治体独自の支援制度 | 都道府県や市区町村が実施する独自の補助金制度 | 自治体により異なる
(例)東京都の中小企業デジタルツール導入促進支援事業:ECサイト構築費用の1/2以内を補助(小規模企業者は1/3) |
補助金には上限金額や補助対象が決められており、制度によって申請条件が異なります。また、補助金や助成金を活用する際は、制度内容が変わっている可能性があります。運営団体のWebサイトで最新の情報を確認してから申請しましょう。
ECサイトを構築する際に、見積もりを取るのは重要なステップです。見積もりの段階で見落としがあると、後々の費用や進行に影響を及ぼす可能性があります。
以下では、ECサイト構築の見積もりを取る際のポイントについて紹介します。
ECサイトの見積もりを取る際に重要なポイントの一つがデザインです。
デザインはECサイトの顔であり、ユーザーが最初に目にする部分になります。そのため、使いやすさやインパクトのあるデザインを重視するのは必須です。
デザインにも費用が発生するため、見積もりを取る際には、デザインに関する詳細な要件やイメージをしっかり伝えるのが重要です。
多くのECサイトでは、外部ツールやシステムとの連携が欠かせません。
たとえば、在庫管理システムや決済システムなどが挙げられます。
見積もりを取る際には、どのような外部ツールやシステムと連携する必要があるかを明確にし、対応できるかどうかも確認するのが大切です。
ECサイトにおいて決済方法は非常に重要な要素です。
顧客が購買を完了する際に利用する決済手段は顧客満足度や購買率に直結します。
見積もりを取る際には、対応する決済方法やセキュリティ面についても確認し、顧客の利便性や安全性の確保が不可欠です。
見積もりを比較検討する際に欠かせないのが内訳の確認です。
一見しただけでは表面的な価格比較に留まりがちですが、実際には内訳を見ることでサービスや機能の差異を把握しやすくなります。
必要な機能が全て含まれているか、また追加料金が発生する項目がないかをきちんと確認すれば、後々の追加費用を避けられます。
価格だけでなく内訳をしっかり確認することで、予算の範囲内で最適な提案を選べるでしょう。
ECサイトの構築は一時的なプロジェクトではなく、長期的な視点で考える必要があります。
そのため、構築後のリニューアルやメンテナンスが円滑におこなえるかを確認するのも重要です。
将来的な拡張や改良を考えた際に、同じ制作者との連携がスムーズにおこなえるかどうかも検討材料となります。
見積もりを取る段階で、長期的な視点でサポート体制やアフターケアについても十分に確認しておくと安心でしょう。
ECサイトの構築には個々のニーズに合った見積もりを取るのが重要です。適切な内訳の確認と将来を見据えたリニューアル・メンテナンスの可能性を考慮することで、成功したECサイトの構築が実現します。
ECサイト構築の相場に左右されず、自社に最適なパートナーを見つけるために、見積もりのポイントを把握しておきましょう。
関連記事:ECサイトを立ち上げるメリット7つ!リアル店舗との違いも徹底比較
ピュアフラットのコンサルタントは、大手ECモールや自社ECサイトのサポート・運用支援をおこなうプロフェッショナルです。
大手モールはもちろん、ECサイトの構築も承っています。
豊富な経験によって蓄積されたノウハウを活かし、顧客満足度の高いECサイトの構築をおこないます。
資料請求や見積もりは完全無料です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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ECサイト構築を依頼する時、どのくらいの業者に見積りをとるべきですか?
希望するデザインやサービスによって費用が異なったり、業者によって得意な分野・苦手な分野もあるので、最低でも5社ほど見積りをとっておくと安心です。
ECサイトの構築にはどのくらいの期間がかかりますか?
どのような機能を使ってどのようなデザインにするかにもよりますが、一般的なECサイトであれば1~2ヶ月程度で完成します。
監修者情報
柴田 達郎
株式会社ピュアフラット ECコンサルタント
EC業界歴15年。大手アパレル会社に入社後ECサイトをゼロから立ち上げを行い10億規模までスケール。
その後、大手美容家電メーカーに入社し、主にマッサージガンなど美容家電のECサイト運営責任者を担当。
多様なモールでの販売戦略、データ分析を通じた売上拡大、広告運用やCRMにおいても成果を上げ、売上数十億円達成。