更新日: 2024.4.17
仕事や家事で忙しいとき気軽に買い物ができるのがネット通販の良いところです。
中には「ネット通販で商品を売ってみたい」「ネット上で出店してみたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。
数あるネット通販サイトの中で今若い女性を中心に人気があるのがQoo10です。
この記事ではQoo10に出店をする際の手順、メリット・デメリットを徹底解説していきます。
出店を考えている方はぜひ最後まで読んでください。
Qoo10は韓国の大手通販サイトのGmarketから派生した日本向けの電子商取引サイトです。
現在はアメリカのオンライン・マーケティングプレイスのeBayが運営をおこなっています。
サイトの中で販売者がショップを出店する形式で、国内と海外の販売者を合わせると1万1000店舗ほどになり、登録会員数は約1400万人です。サイトの規模も楽天、Amazon、Yahooショッピングに次ぐ4番目に大きな規模になっています。
取り扱われている商品はレディースファッションやコスメ、生活雑貨などがメインです。
ユーザー層は10代後半から30代がメインで、女性の利用者が約7割を占めているのが大きな特徴になっています。
Qoo10は、販売した金額に対してのみ手数料の発生する完全成果報酬型を採用しています。ランニングコストを最小限に抑えた運営が可能です。
他のECモールであれば、月額出店料やシステム手数料などの固定費用を毎月支払わなくてはならない場合が多いです。
その場合、固定費用を計算し、商品の価格設定をしなければ利益が上がらない状況になってしまいます。
出店審査が簡単で料金体系も分かりやすいため、他のECサイトよりも始めやすい環境になっています。
扱っている商品の価格も比較的低く、ユーザーには頻繁にクーポンが配信されるので安く良い商品を買い求めることができます。
プロモーションにも力を入れていて、Googleなどの外部広告や多くのアフィリエイトと連携して商品を宣伝・販売しているのも大きな特徴です。
販売者にとっても購入者にとっても利用しやすい環境が整っているのがQoo10の魅力ではないでしょうか。
出店を考えている方で、事前にマーケットのメリットを知っておくことで自分に合っているのか考える際の参考になります。
以下がQoo10の6つのメリットになるのでしっかり確認しておきましょう。
Qoo10は出店する際の初期費用と月額の固定費用がいらないのが大きな特徴です。
販売手数料はかかりますが、毎月の費用がかからないため売り上げの少ない月は手数料を抑えて効率よく運用をすることが可能です。
カード決済の手数料はQoo10が負担してくれるなど、出店者の負担を減らすような条件もそろっているため、費用面での魅力が高いマーケットになります。
初期費用や月額の固定費用の金額をおさえて運用したい方にとってはおすすめのマーケットです。
Qoo10はサイト内でのイベントが多くあります。
特にメガ割は年に4回開催される大規模セールイベントで、人気の高いイベントです。通常よりも大きく割引された商品が多く並びます。期間中はクーポンやポイントバックなどの特典が多いため、安く欲しかった商品を手に入れることができます。
▶︎メガ割の対策について詳しくはこちら
商品を多くの人に購入してもらうにはユーザの目をいかにひきつけるかが重要です。他のECモールではプロモーションのための広告費が高いことが多い傾向です。
Qoo10では、タイムセールなどの露出枠へのプロモーションが1回1,000円~5,000円ほどで利用できます。数千円単位でプロモーションができるECモールは大変めずらしいです。
販売者にとって広告費用をおさえつつ、露出を増やすことができるのはQoo10の大きな魅力といえます。
自分の商品を海外に対して売ってみたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
Qoo10は、海外販売機能(QExpress)を追加するだけで翻訳や決済、配送を代行してくれるうれしいサービスがあります。QExpessの追加に費用はかからず、海外ユーザーから注文があればQoo10側で発送手続きをおこなってくれます。
販売者は国内ユーザー向けの販売時と同じ感覚で出品できるので、業務負担が増えることがないのが大きな魅力です。
Qoo10はECモール利用者にとって出店しやすい環境が整えられています。
出店費用がかからないことはもちろん、事前の書類審査なども他のECモールと比較し通りやすくなっています。販売やお客様対応などで困った際も電話でセラーサポートに問い合わせが可能です。受付電話は9:00~12:00、13:00~18:00(土日祝日を除く)で対応しています。
ECモール出店が初めての方でも安心して利用できるのも魅力の1つといえるでしょう。
ピュアフラットは、ECモール領域のマーケティング支援に特化した企業です。
売上拡大に向けて、サイト構築から商品ページ作成・広告運用などの集客まで
一気通貫でマルっと代行・サポートいたします。 下記よりお気軽にご相談ください。
Qoo10で出店をおこなう際の手順を以下で紹介していきます。
事前にどのような流れか確認しておくことでスムーズに審査なども通過できます。
しっかりと確認しておきましょう。
出店する際は、審査に必要なものを事前に確認してそろえておくようにしましょう。
以下が審査の際に必要になるものです。
Qoo10の会員登録を専用ページでおこなっていきます。
会員登録の際は、登録メールアドレスと電話番号の本人認証が必要になるので注意が必要です。
Qoo10会員登録専用ページはこちら
Qoo10会員登録画面に入ったら必要事項を順に打ち込んでいきます。
以下が登録画面で打ち込みや選択、書類のアップロードが必要なものです。事前準備が必要なものがないか確認しておきましょう。
<ショップの詳細情報確認のための必要情報>
<オープンするショップに関する情報>
<精算に必要な情報や書類のアップロード>
※法人の場合は、3か月以内に発行された履歴事項全部証明書
※個人の場合は、運転免許証(裏表両面)や健康保険証のうちの1つ
※個人事業主の場合は、個人事業開設・廃業等届出書
会員登録、出店者登録が完了したら出店審査になります。
およそ7営業日以内に完了する場合が多いです。
▶︎Qoo10のおすすめ運用代行業者はこちら
各ECモールにはさまざまな特徴があり、登録者ごとに向き不向きがあります。
事前に登録をしようと考えているなら、ECモールのデメリットを知っておくことも重要です。
以下ではQoo10の主なデメリットを紹介していきます。
Qoo10のユーザーの多くは10代後半から30代の女性です。
若い女性が興味関心のある商品は売れやすく、それ以外をターゲットにした商品は売れにくい傾向にあります。
Qoo10ではコスパモールなど商品を安く買うことができるイメージを打ち出しています。そのためECモールで商品をなるべく安く手に入れたいユーザーが集まる傾向にあります。
モール全体での価格帯が安くなるため、高単価のものもなかなか売れづらいのが現状です。
Qoo10の販売者管理画面には様々な機能があり、慣れるまで使いづらい印象を受ける方がいるようです。
使いづらいと思った方は、セラーサポートにて管理画面の操作方法をたずねてみると良いかもしれません。
Qoo10のターゲット層は10代後半から30代の女性です。
他のECモールと比較するとターゲット層が限定されているため、若い女性向けの韓国のコスメなどの美容商品が多く出品されています。
自分が出品した商品が、Qoo10のメインターゲット層に合ったものか事前に確認しておきましょう。
▶︎QWMSについて詳しくはこちら
「ECモールに出店したいけど1人で全てできるのか」とお困りの方もいるのではないでしょうか。
出店や販売の事で困ったときは、ピュアフラットを活用するのが効果的です。
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サービス内容がECコンサルティングに特化しているのが大きな特徴です。
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「初めての出店なのでプロに相談したい」「ECモールで収益を確実に上げたい」と思っている方は活用してみてはいかがでしょうか。
Qoo10と他のECモールの違い、メリット・デメリット、ピュアフラットについて解説してきました。
この記事を通じてQoo10の魅力を感じ、出店の第1歩を踏み出すきっかけになればうれしいです。