楽天市場のあす楽で売上を加速!設定方法から運用のコツ
2024.09.23
更新日: 2024.7.4
国内最大級の楽天市場で商品を販売している方で「さらに売り上げを伸ばしたい」「SNSを使って販売促進をしたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。
現在、利用者数が増加しているSNSは発信力や情報の拡散力からEC分野でも注目されています。
この記事では、楽天市場でSNSを使うことができる「R-SNS」の活用方法から申込方法、注意点について解説します。SNSを使って楽天市場を運用したい方のお悩みを解決する内容になっていますので最後まで読んでみてください。
目次
R-SNSは、SNSを楽天市場の店舗内で活用できるようにする店舗運営者向けのオプションサービスです。
現在SNS利用者は増加しており、サイトと各種SNSをリンクさせることができるR-SNSの利用で、楽天市場での売上アップが期待できます。
楽天市場からSNSへの誘導は禁止されていますが、SNSを有効活用し売り上げをアップしたいと思う方はR-SNSのサービスに入っておくのがおすすめです。
▶︎楽天市場への出店方法について詳しくはこちら
R-SNSの利用料金は月額3,000円(税別)になります。初期費用なしの月額固定料金でFacebookやInstagram、LINE公式アカウントなどの複数のSNSとの結びつけが可能です。費用は月額制ですが、契約は年間になるため注意が必要です。
LINE公式アカウントはターゲットリーチ数やタイムライン投稿数によって利用料金が異なります。以下がLINE公式アカウントの各プランと料金になります。
プラン名 | 料金(月額) | 内容 |
---|---|---|
フリープラン | 無料 | ターゲットリーチ数・吹き出し数:200通まで タイムライン投稿:月4回まで |
ベーシックプラン | 5,000円(税別) | ターゲットリーチ数:5000人まで タイムライン投稿:無制限 |
プロプラン | 20,000円(税別) | ターゲットリーチ数:100,000人まで タイムライン投稿:無制限 |
以下で各SNS別のR-SNS活用法を紹介します。
実際に使用するSNSの活用方法を事前に確認し、素早く運用できるように準備しておきましょう。
Instagramでは画像のみを投稿するのではなく、ハッシュタグを活用することが重要です。ハッシュタグを設定することでユーザーの目にとまりやすく、フォロワー以外のユーザーにも訴えかけることができます。
自分の店舗にも興味を持ってもらうため、運用する際はプロフィールを充実させることも大切です。
投稿写真に楽天商品のページリンクを貼ることができる「Instagramショッピング」機能もあります。画像から商品ページへと瞬時にアクセスすることができ、購買意欲を高めたり効率よく集客したりすることが可能です。
LINE公式アカウントでフォロワーを獲得した後は、配信リストで定期的にメッセージを送るのが効果的です。
クーポン配布やイベントの告知などフォロワーによってメリットがある内容にすると反応がよく、持続的に購買意欲を上手く高めることができます。
クーポン配布の時間を短縮する場合は「あいさつメッセージ機能」を使用すると、新規フォロワーに自動配信ができるので大変便利です。
Facebookは文字で読み手に情報を伝えることを重点においたSNSのため、ユーザーに伝えたい情報を事前にまとめて文章化する必要があります。
実際のレビューや使用した時の印象など写真のみでは伝えられない情報を具体的に表現するように心がけることが重要です。
写真メインの訴求効果が期待できるInstagramとの連携機能を使うと、Instagramの投稿と同内容をFacebookで発信でき、ユーザーの目にとまりやすくなるため連携機能を使用するのがおすすめです
楽天ROOMはユーザーが楽天で購入してよかった商品を紹介するSNSのため、他のSNSと性質が異なることに注意しておきましょう。
商品を実際に購入したユーザーからの情報のため、楽天ROOM内の情報は商品を購入しようか迷っているユーザーにとって有益な情報源になります。
自分の商品が紹介されている場合は積極的に店舗や商品ページをアピールしていくのがおすすめです。
以下でR-SNSを利用するメリットを紹介していきます。
R-SNSのメリットを把握しておき、有効に活用できるようにしておきましょう。
現代は、SNSを通じて自分好みの商品を探したり知ったりするユーザーが多く存在します。SNSを使用できるR-SNSを活用することで楽天市場内のみならず、集客範囲を拡大し、ユーザーに訴えかけることが可能です。
R-SNSを使用することで運営するSNSアカウントのフォロワーを獲得することができます。
SNSは、フォロワーに対して伝えたい情報を迅速に伝えることができ、メールと比較しても開封率が高いため効率よく情報を拡散することが可能です。
R-SNSを利用することで、SNS運用のサポートを楽天運営から受けることが可能です。
フォロワーの獲得方法やイベント開催時のテンプレートバナー、SNS運用の学習会への招待など幅広いサポート体制が整っています。
サポートをしっかり活用することで効率よくSNSを運用し収益を上げることが期待できます。
SNSは情報を自由に発信できるため、自分の店舗や商品のイメージの紹介の際に独自性をもたせることが可能です。
商品に関する情報以外に、商品への思いやつぶやきなどをSNS上で発信することで、商品のみならず自分が運営する店舗に興味を持ってもらうことができます。
他の店舗にはない独自の個性をもった投稿をするのが効果的です。
ピュアフラットは、ECモール領域のマーケティング支援に特化した企業です。
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R-SNSの申し込みは楽天のRMS内の「R-SNS利用申込/契約状況確認」の欄をクリックし、必要事項を打ち込むだけで簡単に申込ができます。
実際にSNSを利用できるまでには審査があるため、申し込み後すぐに利用できるわけではないので注意が必要です。
以下が各SNSが利用できるまでにかかる日数になります。R-SNSを申し込む前に大まかな目安期間を知っておきましょう。
SNS名称 | 利用までにかかる期間 |
---|---|
LINE公式アカウント | 最短4日~最長10日間 |
Instagram 楽天ROOM |
5日程度 |
以下でR-SNSを利用する際の注意点を紹介します。
申し込みや利用する前に確認するようにしましょう。
R-SNSを利用する際には楽天市場やSNSの審査があり、審査が通った後サービスを利用できます。
申し込みの際の情報が不足していた場合には楽天市場から通知が来ますので、通知内容に従って情報の記入や処理をおこなうようにしましょう。
R-SNSの料金は月額制ですが、契約は年間契約になるため途中解約ができないので注意が必要です。
解約申請をしても即解約にならず、契約した日から1年後の同日まで契約が続くため、期間中SNSを使用していなくても月額料金は発生します。
解約する場合は事前に解約申請を必ずするようにしましょう。
R-SNSで登録したSNSアカウントは解約と同時に削除され、外部リンクURLもすべて無効になります。
ROOMのアカウントは解約後も引き続き利用可能ですが、LINE公式アカウントやInstagram、Facebookのアカウントは継続利用が不可になります。
解約後、R-SNSのサービスを再度始める際は新たに申請が必要になるため注意が必要です。
▶︎楽天市場の出店規約について詳しくはこちら
R-SNSを利用する際には、他のECサイトへユーザーを誘導することが厳しく禁止されています。
このルールは、R-SNSが楽天市場と連携し、そのプラットフォーム内での活動を促進するために設けられています。
R-SNSアカウントを持つ事業者は、楽天市場の商品やサービスの宣伝に専念し、外部の販売チャネルへ誘導する行為を避ける必要があります。
特に重要なのは、楽天市場以外の商品やサービスへの直接的なリンク提供を避けることです。
これに違反すると、R-SNSのアカウントが停止されるリスクがあります。
そのため、R-SNSを適切に活用し、楽天市場のプロモーションに集中することが推奨されています。
安全かつ効果的にR-SNSを利用するためには、これらのガイドラインを厳守することが必須です。
R-SNSを最大限に活用するためには、いくつかの重要なポイントがあります。
ここでは、その5つのポイントを詳しく解説します。
R-SNSの効果的な利用には、ユーザーにとって価値のある情報を提供することが欠かせません。
ただ情報を発信するだけでなく、受け手が求めている内容かどうかを深く理解し、それに基づいた情報提供を心がけることが重要です。
例えば、新商品の紹介や限定セールの情報など、ユーザーが実際に役立つと感じる情報を選んでください。
また、情報の正確さと鮮度も保つことで、フォロワーの信頼を得ることができます。
有益な情報は自然と共有されやすくなり、それによってさらに多くのユーザーの目に触れる機会が増えます。
定期的な更新と質の高いコンテンツで、R-SNSを活用した効果的なコミュニケーションを実現しましょう。
R-SNSでの成功は、投稿頻度にも左右されます。
適切な頻度で投稿することで、フォロワーとの関係を強化し、エンゲージメントを高めることが可能です。
具体的には、コンテンツの質を保ちつつ、一日に複数回の投稿を行うことが理想的です。
しかし前述で述べたように、ただ多く投稿するだけではなく、その内容がユーザーにとって価値あるものである必要があります。
また、投稿スケジュールを事前に計画し、一定のリズムで情報を提供することが、フォロワーの期待に応えることにもつながります。
このように計画的かつ戦略的に投稿頻度を管理することが、R-SNSを上手く活用するための鍵となります。
R-SNSを利用する際、外部リンクの効果的な使用も重要です。
外部リンクは、楽天市場内の商品ページやキャンペーンページへ誘導する手段として役立ちます。
このリンクをSNS投稿に組み込むことで、直接的な販売促進に繋がります。
例えば、商品紹介の投稿に商品ページのリンクを添えることで、興味を持ったユーザーがすぐに購入ページにアクセスできるようにします。
また、QRコードを利用すると、実店舗でのプロモーションにも活かせます。
リンクの応用は多岐にわたり、それを適切に活用することが、R-SNSでの成功に繋がるため、各種リンクを戦略的に使い分けることが推奨されます。
R-SNSを利用する際、登録特典としてクーポンや限定オファーを提供することは、ユーザーの関心を引きつけ、登録を促進する強力な手段です。
楽天市場では、新規登録者に対して「いますぐ使えるクーポン」を提供することが一般的です。
このようなクーポンは、購入意欲を即座に刺激し、ユーザーがSNSアカウントに友だち追加やフォローをするきっかけになります。
また、特定のキャンペーン期間中に追加の割引を提供することで、既存のフォロワーを維持し、新規ユーザーの獲得を促すことができます。
クーポンの内容は、明確で具体的な利益を示すことが重要です。
例えば、「次回購入時10%オフ」や「送料無料」など、具体的な割引を前面に出すことが推奨されます。
これにより、R-SNSを通じたプロモーションがより効果的になります。
R-SNSの運用においては、自社商品やサービスと最も相性の良いSNSプラットフォームを選定することが非常に重要です。
各SNSは異なるユーザー層とコミュニケーションスタイルを持っており、それぞれに最適なコンテンツ形式があります。
たとえば、若年層に人気のあるプラットフォームでは、ビジュアルに訴える動画や画像が効果的である場合が多いです。
自社の商品やサービスを利用するであろうターゲット層がどのSNSを頻繁に使用しているかを分析し、その結果に基づいて主要な運用プラットフォームを選ぶべきです。
選定プロセスでは、具体的なユーザーデモグラフィック(年齢、性別、興味関心等)を考慮することが必要です。
こうすることで、SNSを通じたマーケティング活動の効率を大いに高めることが可能になります。
R-SNSの利用料金や各種SNSの活用方法、利用するメリットから申し込み方法と注意点について解説してきました。
SNSは利用者数が多く、発信力が高いためEC分野で効果的に活用できれば短期での売り上げアップが期待できます。
R-SNSのサービスを利用し、売り上げを上げたい方は申し込み方法を確認したのち、各SNSの活用方法を事前におさえるようにしましょう。
この記事を通じて多くの方がR-SNSのサービスについて知って、楽天市場での売上アップの一助となれば幸いです。
実際にR-SNSを利用し確実に売り上げが伸びるのか心配な方、どのようにSNS運用をおこなっていけばよいか分からない方は多いのではないでしょうか。
ピュアフラットには元楽天市場出身のメンバーを中心に、楽天市場で効果的に売り上げを上げる確固たるノウハウがあります。
これまでの支援実績や業界トップクラスの広告運用も生かし、専門のコンサルタントが短期間での売り上げアップを目指す環境が整っています。
いきなりの契約に抵抗がある方やお話しを聞いてみたい方、現状の課題について相談にのってほしい方はまず無料診断を受けるとよいです。
R-SNSでは、どのSNSを利用できますか?
R-SNSで活用できるSNSは下記のとおりです。 1.Instagram 2.LINE 3.Facebook 4.楽天ROOM
R-SNSの審査にはどのくらいの時間がかかりますか?
R-SNSの審査は、そのSNSによって違います。 LINE公式アカウントの場合は4~10日ほど、Instagram・Facebook・楽天ROOMは5日ほどの期間を要します。