楽天の商品画像の作り方とガイドライン解説!売れるポイントも紹介
2024.10.23
更新日: 2024.5.20
楽天市場で売上向上を目指すには、サンキュークーポンを上手く活用することが大事なポイントの一つです。
中には「楽天のサンキュークーポンの特徴を詳しく知りたい」「楽天のサンキュークーポンの活用方法や設定方法が分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、楽天のサンキュークーポンの特徴や活用方法、設定方法について活用事例も踏まえながら徹底解説します。
ぜひ、最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
目次
楽天のサンキュークーポンとは、楽天市場の自店舗内で商品を購入してくれたユーザーへ、購入後に配布するクーポンのことを言います。
サンキュークーポンを配布することによりリピーターを増やし、売上向上を目指すことを目的とします。
下記に、楽天のサンキュークーポンの特徴を2つまとめました。
・目的に合わせて細かく設定できる
・見積り機能がついている
順番に解説します。
まず1つ目は、楽天のサンキュークーポンはユーザーの状況や目的に合わせて細かく設定できます。
例えば、顧客対象ユーザーを「全てのユーザー」と「初回購入ユーザーのみ」に選択できたり、値引きプランを「定額値引き」と「定率値引き」に自由に設定することが可能です。
目的の内容が、新規顧客の獲得なのかリピート客の獲得なのかによって適用金額や条件を変えて、購入者へクーポンの利用を促しましょう。
しかし、値引き額が少なすぎたり購入金額の基準を高く設定しすぎると、リピート率を下げてしまう恐れもあるため慎重に設定を行うようにしましょう。
2つ目に、楽天の中には「効果見積りフォーム」という見積り機能があります。
効果見積りフォームにて、利益率(%)とクーポン利用金額条件(円)を入力します。
すると「守りのプラン」「おすすめプラン」「攻めのプラン」にそれぞれ提示してくれるため、割引率をどのくらいに設定すれば良いか分からないという楽天のサンキュークーポン初心者の方でも簡単に設定することができるでしょう。
しかし、この見積り機能が使えるのは初回購入ユーザーが配布対象となる場合のみになります。
楽天市場には、サンキュークーポンだけでなく、売上をアップさせるために利用できるクーポンがいくつかあります。
下記に、その他のクーポンをまとめました。
・配布型クーポン
・サービスクーポン
・クーポン広告
それぞれクーポンの違いや特徴をご紹介します。
まず、配布型クーポンとはメルマガやキャンペーンページを利用し、クーポンコードやクーポン獲得URLを配布してユーザーが購入時に利用できるクーポンのことです。
楽天のRMS内で、定額値引きや定率値引き、送料無料などの値引き内容を自由に設定することができます。
他にも、利用回数や利用金額、購入個数条件を細かく設定しながら、店舗側が対象となるユーザー別にカスタマイズできるのが特徴になります。
また、サンキュークーポンのように自店舗の全商品がクーポン対象となるわけではなく、対象商品を個々に選択することもできます。
サービスクーポンとは、楽天が発行するクーポンで値引き分を楽天運営側が負担してくれます。
楽天のサービスクーポンは、お買い物マラソンや楽天スーパーセールなどのイベント時に企画され、楽天RMS内で対象店舗として申し込みを行います。
購入者にとっては、クーポンを利用することで通常価格よりお得に買えるので、サービスクーポンを活用することで売上アップを狙えるでしょう。
また、店舗側も値引き分を楽天市場が負担してくれるので、コストを抑えて訴求力を高めることが可能です。
クーポン広告とは、商品に興味がありそうな購買意欲の高いユーザーに向けて、楽天市場のトップページなどに表示させるクーポンのことです。
クーポン広告は、楽天が保有するデータに基づいてクーポンが配布されるため、高い転換率が期待できるでしょう。
しかし、店舗側がクーポンの値引き分の負担だけでなく、広告費もあわせて負担しなければならないことは覚えておきましょう。
また、クーポン広告は顧客のおすすめに表示させるだけで広告費が発生するのではなく、クーポンをクリックした時もしくはクーポンを利用して商品購入に至った場合にコストが発生することもあわせて知っておいてくださいね。
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続いて、楽天のサンキュークーポンの活用方法について解説します。
サンキュークーポンを上手に活用すると転換率が高まり、売上向上を目指せます。
つまり、サンキュークーポンを無駄なく活用することが売上に大きく関わるので、活用方法をしっかり理解しておきましょう。
楽天のサンキュークーポンは、顧客のリピートを促し売上アップを狙うために大事な役割を果たします。
サンキュークーポンを活用すると、ユーザーの再購入率を高めることが出来るため、継続的に顧客関係を築くことができるでしょう。
そのため、サンキュークーポンを活用することはリピート率を上げて売上向上へとつなげるための重要な手法となります。
サンキュークーポンを活用する際に条件を高く設定し過ぎてしまうと、顧客のリピート率は下がってしまうので施策が必要となります。
購入者のレビューは、新規顧客の獲得に重要な役割を果たします。
そのため、購入者の中でレビュー投稿してくれた方限定でサンキュークーポンを配布することで、レビューが集まりやすくなります。
サンキュークーポンを活用してレビューしてもらうことで、新規顧客の獲得だけでなくリピート率も高められるでしょう。
ただし、注意が必要なのがレビューを条件に、購入前の割引及び送料無料にする行為は禁止されているので行わないようにしましょう。
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次に、購入時の条件別にサンキュークーポンを活用する事例をご紹介します。
サンキュークーポンは、目的に合わせて細かく設定できるため、条件に合った活用を行うことが大事なポイントになります。
サンキュークーポンの活用の仕方次第で売上に大きく影響するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
サンキュークーポンの獲得条件を初回購入ユーザーのみに設定すると、店舗で初めて購入する顧客と直近2年間購入がなかったユーザーが対象になります。
初めて自店舗で買い物をする新規顧客の獲得だけでなく、休眠顧客へのアプローチにも効果的です。
あまり高過ぎない料金設定を行い、リピート顧客獲得につなげるといいでしょう。
(初めて購入したユーザーへの活用事例)
2,000円のコスメを購入した場合、次回3,000円以上購入で10%OFFのクーポンを配布する。
サンキュークーポンの獲得条件を全てのユーザーに設定すると、その名の通り初回購入者だけでなくリピート客にも配布できます。
リピート客が他店舗に離脱してしまわないように、割引率を低めに設定し過ぎることのないようにしましょう。
(全てのユーザーへの活用事例)
2,000円のコスメを購入した場合、次回4,000円以上購入で500円OFFのクーポンを配布する。
低価格帯商品を購入したユーザーへは、購入した商品と関連のある高単価商品が対象となるクーポンを配布するといいでしょう。
購入した商品と関連のあるものであれば、高単価であってもサンキュークーポンを利用してお得に購入できるという購入意欲が高まります。
(低価格帯商品を購入したユーザーへの活用事例)
1,000円のベビーグッズを購入した場合、次回5,000円以上購入で5%OFFのクーポンを配布する。
高価格帯商品を購入したユーザーへは、購入した商品と同じ価格帯の人気商品や関連商品を対象にするといいでしょう。
もしも、自店舗の人気商品の購入を促すことができれば、継続的な顧客獲得へと繋げることができます。
(高価格帯商品を購入したユーザーへの活用事例)
10,000円のベビーグッズを購入した場合、次回全商品対象に5%OFFのクーポンを配布する。
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続いて、サンキュークーポンの設定方法について解説します。
順番にご紹介するので、設定を行ってみてください。
1.楽天のRMSの管理画面より「店舗設定」を選んだ後「クーポン設定」を選択する
2.「クーポン情報設定」の中の「サンキュークーポン(自動付与型)」を選択する
3.「サンキュークーポンを新規登録する」を選択する
4.サンキュークーポンの新規登録入力フォームより各項目を入力して「登録する」を選択する
サンキュークーポンの入力フォームの中にクーポン併用可否を選ぶ項目がありますが、ここは併用不可を選んだ方がいいでしょう。
というのも、併用可にしてしまうと他のクーポンの割引も適用されるため、利益がなくなる可能性があるためです。
サンキュークーポンの設定方法は比較的簡単に出来ますので、利益率を考慮しながら上記を参考に設定してみましょう。
本記事では、楽天のサンキュークーポンについて詳しく知りたい方や活用方法について知りたい方に向けて徹底解説しました。
新規顧客を獲得するためには、広告費などの高いコストが発生しますが、サンキュークーポンはコストを抑えてリピート顧客の獲得が狙えます。
低いコストでリピート顧客が増えると、その分売上アップへと繋げることができるでしょう。
そのため、サンキュークーポンを上手に活用することで、売上向上が見込めます。
売上に伸び悩んでいたり、上手く集客できないなどの悩みがある店舗様は、ぜひピュアフラットへご相談ください。
株式会社ピュアフラットには、元楽天市場のメンバーが在籍しているため、楽天に関するノウハウや知識が豊富です。
そのため、サンキュークーポンを上手く活用してもっと売上を伸ばしたいとお考えの店舗様に向けたフルサポートが可能です。
ピュアフラットは、一般的なコンサルティングよりも早い段階での売上増加を実感していただき、効率的かつ短期間での売上アップへと導きます。
さらに、弊社ではサンキュークーポンの活用のみならず、集客ができないという悩みにも幅広く対応可能ですので、ぜひとも一度ご相談くださいね。
楽天市場のクーポンにはどんな種類がありますか?
楽天市場では、サンキュークーポン以外にも「配布型クーポン」や広告としてクーポンを配布する「クーポンアドバンス広告」などがあります。
楽天のクーポンは誰が負担していますか?
原則、クーポンの割引額については店舗負担です。しかし、楽天側から提供される「サービスクーポン」については、楽天側が負担します。