楽天の商品画像の作り方とガイドライン解説!売れるポイントも紹介
2024.10.23
更新日: 2024.6.27
2024年3月、楽天RMSがついにAIアシスタントのβ版をリリースしました。楽天市場に出店しているまたはこれから出店予定の店舗運営者にとっては大きなニュースではないでしょうか。
中にはAIと聞くだけで苦手意識を持ってしまう方もいるかもしれませんが、AIアシスタントは使い方次第で業務効率化に繋がる便利なサービスです。
この記事ではAIアシスタントの仕組みや活用方法についてご紹介します。せひ自身の店舗運営の参考にしてください。
楽天RMS AIアシスタントとは、楽天市場が提供しているAIを活用した店舗運営支援・ユーザー体験向上のためのツールです。2024年3月にβ版がリリースされたばかりの新しいサービスとなります。
ここでは、AIアシスタントとは何なのか、どのような特徴があるのかについてご紹介します。
AIアシスタントとは、主に人の音声を認識して音声内容(指示や質問等)に応じた処理を行うシステムのことを指します。
AIアシスタントの「AI」はArtificial Intelligenceの頭文字で、日本語では「人工知能」です。現在多くの場面で活用されており、今後ますます進化・発展していくことが予想されるシステムです。
AIアシスタントとは、人々の暮らしをより便利にしてくれるシステムです。
AIアシスタントには人の音声を認識する「音声認識」のほかにも「機械学習」「自然言語処理」の機能があります。
Alexa、Siriといった「ボイスアシスタント」や問い合わせページで見かける「チャットボット」等は、身近にあるAIアシスタント活用事例のひとつです。
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▶︎楽天RMSについて詳しくはこちら
前提として、楽天RMS AIアシスタントは楽天市場に出店している店舗向けの店舗運営システムとなります。自店舗のさまざまなデータを解析・分析したり、文章作成をサポートしたり、ユーザーからの問い合わせ対応をすることが可能です。
現在既に提供されている機能は以下の4つです。
また今後、以下の機能も実装予定です。
ここでは、リリース済みの4つの機能の活用方法についてそれぞれご紹介します。
「店舗カルテ分析支援AI」では、「R-Karte」というデータ分析機能を使用します。以下の店舗データに基づいて、売上傾向やアクセス数の変化等の店舗の解説を行います。
「店舗カルテトップ」内の「データをAIで解説」をクリックすることで解説を読むことができます。
「商品説明文作成支援AI」では、商品名・商品のアピールポイント・商品画像を基に商品の説明文をAIで生成することができます。なお、商品のアピールポイントは、100文字以内で自由に入力することができます。
上記3点の情報を専用フォームに入力し「説明文を生成」をクリックすることで、AIが商品説明文を作成してくれます。
アピールポイント欄の自由度は高く、例えば「〇〇文字以内で商品説明文を作って欲しい」「商品名を考えて欲しい」といったオーダーを記載することが可能です。
また、前後の文章から誤字を判断して自動修正してくれる機能もあります。しかしながらあくまでAI生成文であるため、内容の事実確認や人の手による内容修正はかかさないようにしましょう。医薬品や健康食品といった一部のジャンルでは特に注意が必要です。
「問い合わせ回答作成支援AI」では、ユーザー問い合わせ管理機能「R-Messe」を利用して、ユーザーからの問い合わせに対する回答文を生成することができます。
「R-Messe 問い合わせ管理」内の「AIで回答文を生成」をクリックし、回答概要を入力することで、入力内容とユーザーの問い合わせ内容を基に回答文を作成してくれます。
利用条件として、回答文の生成はひと月1,000回までかつ楽天関係のURL以外のURLの送信には対応していません。
精度の高い回答文を生成することが可能ですが、回答送信前には必ず内容を確認・適宜修正することを忘れないようにしましょう。
「店舗向けAIチャットボット」は、近年さまざまなホームページやアプリで見かけるチャットボット機能の店舗専用版です。
楽天RMS AIアシスタントでは、以下2種類の店舗向けAIチャットボットサービスが利用できます。
質問したい内容を項目選択またはテキスト入力することで、AIが内容を解析して質問内容に適した店舗運営Naviページを提案するサービスです。楽天RMS画面右下の「お困りですか?」から利用することができます。
テキスト入力の場合は自由な形式で質問することが可能で、文章でもキーワードのみを入力しても概ね同様の結果が出力されます。
質問内容が解決しなかった場合、再度質問し直すか、もしくは専用オペレーターに質問し直すことができます。
「EC相談AIサービス」は店舗運営サポートAIサービスと同じ画面上の左にある「EC相談AIを試す」から利用することができます。回答内容はOpenAIのChatGPTをベースとして生成されています。
EC相談AIサービスの活用例は以下の通りです。
▶︎楽天市場への出店方法について詳しくはこちら
楽天RMS AIアシスタントは、上手く使いこなすことができれば業務の効率化やミスの防止等のメリットにつなげることができます。
ここでは、2つのメリットと利用時の注意点についてご説明します。
メリットの1つ目は、業務の効率化と手間の削減です。一部の単純業務をAIアシスタントで自動化すれば、これまでその業務に充てていた時間をほかの業務に充てることができるでしょう。
例えば以下のように、AIアシスタントと人間の業務を組み合わせることもできます。
「商品説明文作成支援AI」で商品説明文の大枠を生成し、その後人間の手で追記・修正する。
文章を作成後、「店舗向けAIチャットボット」で誤字脱字等の簡単な校正を行う。
メリットのふたつめはミスの防止と信頼性向上です。AIアシスタントは機械のため、ヒューマンエラーが存在しません。ヒューマンエラーによるケアレスミス等を減らすことは、業務効率の向上ひいては店舗への信頼性向上にもつながります。
ただし、人工生成された文章だからといって過信は禁物です。より専門的・複雑な内容になればなるほど、内容の正確性や適合性確認を怠らないようにしましょう。
楽天RMS AIアシスタントは、使い方を間違えさえしなければ非常に便利なサービスです。上手に使いこなすことができれば、業務効率を大幅にアップさせることができるでしょう。
しかしながら、以下の2点には注意が必要です。
AIアシスタントはあくまで「アシスタント」であることを忘れずに、利用する際は内容をよく精査しましょう。
▶︎楽天広告について詳しくはこちら
今回は楽天RMS AIアシスタントの仕組みや活用方法についてご紹介しました。
楽天RMS AIアシスタントとは、AIを活用した楽天市場の店舗運営支援サービスです。例えば以下の活用方法があります。
これまでの店舗運営業務の中に楽天RMS AIアシスタントをプラスすることで、業務効率化やミスの防止を図ることができます。利用時はAIアシスタントを過信しすぎず、また個人情報や機密情報を入力しないように注意しましょう。
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RMSのAIアシスタントはいつから導入されますか?
RMSのAIアシスタントは、2024年3月よりβ版がリリースされています。
AIアシスタントを使うための費用はかかりますか?
楽天RMSのAIアシスタントは、楽天市場の出店者であれば無料で使うことができます。