楽天の商品画像の作り方とガイドライン解説!売れるポイントも紹介
2024.10.23
更新日: 2024.10.18
楽天市場で店舗出店および店舗を運営していくにあたって、なくてはならないのが楽天RMSです。
楽天RMSを使いこなせない限り、楽天で売上は伸ばせないと言っても過言ではありません。どんな魅力があり、どのような機能が搭載されているのか、利用開始する前にきちんと理解しておく必要があります。
この記事では、楽天での店舗出店に必須の楽天RMSについて徹底解説していきます。これから楽天RMSを利用しようと検討している方は、ぜひ参考にしてください。
なお、弊社では楽天市場の新規出店ガイドを無料で提供しています。
すでに出店はしているが上手く集客が出来ていない、もっと売上を伸ばしたいという方に向けて、出店後に楽天RMSで確認すべき点や成果を最大化するためのポイントについて解説しています。
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目次
画像出典:楽天出店案内
そもそも楽天RMSとは、Rakuten Merchant Serverの略であり、店舗運営システムのことを指します。Amazon出店で言うならば、セラーセントラルが最も近いと言えるでしょう。
楽天市場を活用しながら、お店とユーザーとでいかに友好的な関係づくりをし、スムーズな店舗運営を行うか、それらに対して必要な機能を搭載しています。
そして、集客や販売促進を目的としてツールも提供。
なお、楽天RMSを利用するために、特定アプリなどのインストールは一切必要ありません。GoogleChromeやSafariなどでRMSにログインし、管理画面を操作します。
EC事業者は楽天RMSを使用することで、店舗構築から受注管理、データ分析、メルマガ配信に至るまでのすべての運営業務を1つのプラットフォームで効率的に管理することが可能です。
例えば、他のECプラットフォームでは、店舗の構築にはWordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)を使用し、受注管理にはExcelや専用の受注管理システムを必要とし、データ分析にはアクセス解析ツールを、メルマガ配信にはメルマガ専用のツールを使用する必要があります。これらを個別に扱うことは、作業の煩雑化やデータの一貫性の欠如を招くことが多いのです。
楽天RMSではこれらすべての機能が統合されているため、システム間でのデータの不整合を防ぎ、マーケティング施策のPDCAサイクルを迅速に回すことができます。これにより、マーケティングのスピードが向上し、運営ノウハウが集約されるため、担当者の異動や退職による知識の喪失リスクを最小限に抑えることが可能です。
楽天市場での店舗運営に必要なすべての機能を包括することで、運営の効率化と戦略的なマネジメントを実現します。
どのような規模の事業者にも適しており、特に多忙な事業者が運営の負担を軽減するための最適な解決策と言えるでしょう。
続いては、楽天RMSが持つ7つの魅力についてそれぞれみていきましょう。
まず楽天RMS最大の魅力は、直感的な操作感で誰もが扱いやすいことです。
商品登録やデザイン設定などの店舗設定、受注・決済管理、店舗カルテやアクセス分析などの売上データ分析、メルマガ配信など、左側にあるサイトメニューから管理・編集したい項目を選択し、行いたい操作は案内を確認しながら実施できます。
ステップ形式でやり方の手順を紹介してくれているので、特別かつ高度な知識は全く必要ありません。手軽に操作できるので初めて利用する方でも、サクサク使いこなせるでしょう。
そして前述した通り、楽天RMSはPC・スマートフォンのブラウザで利用できます。
何かアプリケーションやソフトウェアをインストールする必要はないため、新規登録およびログインができればその場で利用可能。もちろん、インターネット環境さえあればいつでもどこでも操作できます。
ちょっとしたスキマ時間にも操作できるわけですから、まとまった時間の必要な量の多い作業でなくても、手軽に行えてしまうのが大きなポイントです。
さらに、楽天RMSでは何か疑問や分からないことがあれば、コールセンターがサポートしてくれます。
コールセンターの対応時間は以下の通り。
例えば、どうしても操作方法の分からない箇所があったり、使いこなせない機能があったり。そういったケースがあると、楽天RMSを100%有効活用できません。
楽天RMSをただ漠然と活用するのではなく、コールセンターを積極的に有効活用して、売上アップに繋げていきましょう。
楽天RMSは、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからもアクセス可能です。
専用のアプリをインストールすることで、外出先でも手軽に業務を行うことができます。
これにより、場所を選ばずにリアルタイムでの受注管理やデータ分析が可能となり、ビジネスの機動性が格段に向上します。
アプリはGoogle PlayやApp Storeからダウンロードできるため、ぜひ活用してみてください。
ただし、外出先での操作時は、情報の紛失や漏洩に注意が必要です。
楽天RMSでは、効率的な画像管理機能を提供しています。
特に商品画像のサイズ変更が簡単に行えるため、異なるプラットフォームやマーケティングキャンペーンに合わせて迅速に調整することが可能です。
さらに、商品情報の一括登録や削除が可能なため、季節商品やセールアイテムなど、時期に応じた商品の追加や削除を大量に行う際の時間と労力を大幅に削減できます。
日々の運用効率が向上し、よりスムーズな店舗管理が実現します。
楽天RMSでは、受発注や配送関連データの抽出が非常にスムーズに行えます。
この機能により、楽天市場での販売動向を詳細に追跡し、在庫管理や配送スケジュールを効率的に管理することが可能です。
具体的には、売上情報、受注情報、配送情報などを一括でダウンロードし、ExcelやCSV形式での出力が可能です。
これにより、ビジネスの状況に応じた柔軟なデータ分析が実現し、適切なマーケティング戦略や販売施策の策定が可能になります。
楽天RMSを活用すれば、ビジネス運営がより円滑に進むでしょう。
楽天RMSは、担当者間での施策共有が簡単にすることができます。
このシステムにより、チームメンバー全員が楽天市場での販売戦略やプロモーション計画を一元的に理解し、迅速に情報を共有できます。
たとえば、売上データや顧客情報をリアルタイムで把握し、即座に新しい販売戦略をチームに展開することが可能です。
この透明性と利用のしやすさによって、チーム全体の効率と生産性を大幅に向上させることができます。
それでは、楽天RMSでどのような機能が利用できるのか、以下のメイン機能4選とその他機能について詳しく紹介していきます。
まず1つ目は、店舗構築(R-Storefront)です。
店舗構築機能とは、楽天市場内に構えるECサイトの店内レイアウトや商品配置、ピックアップ商品の表示など、店舗を作り上げるうえで欠かせない作業をWeb上で行える機能のこと。
要するに、店舗サイトを作るわけですが、パソコンの基本操作さえできれば以下の4ステップで誰でも簡単に作れてしまいます。
本来、ホームページを作るにあたって、プログラミングやWebデザインのスキルは必須ですが、楽天RMSなら直感的な操作で簡単に制作可能。
画面の指示に従って作成していきましょう。
次に2つ目は、受注管理(R-Backoffice)です。
受注管理機能は、店舗開店後にお客様から注文が入った商品一覧の確認および受注処理、該当する商品の発送手続きなどを進めていく機能です。
受注処理および処理中のステータスは以下の通り。
【受注処理のステータス】
【処理中のステータス】
注文の確認が取れたタイミングで注文の確定手続きとサンクスメールの送信を行い、お客様とのコミュニケーションを取りながら進めていきます。受注管理機能ではメールの一斉送信にも対応。
お客様の決済完了後に発送準備へと進み、発送日と配送伝票番号を入力して手続きを済ませましょう。
細かくステータスが設定されているため、発送漏れを起こすことなく進められます。
そして3つ目が、メール配信機能(R-Mail)です。
メール配信機能は、売上を上げられる店舗になるために必須となるお客様とのコミュニケーションを目的とした機能です。テキストメールを通じて、適切なコミュニケーションを実現します。
例えば、以下のような使い方が想定されます。
このように様々なお客様がいる中で、それぞれに的確なアプローチができるようにメール配信が行えます。積極的に活用しながら、お客様との関係づくりを強化しましょう。
そして最後の4つ目は、データ分析(R-Karte)です。
データ分析機能とは、売上アップを達成するために必要なデータを洗い出し、分析する機能のこと。主に以下のようなデータは売上アップに繋げる改善策を練るうえでとても大切です。
また、円グラフや棒グラフを用いた視覚的にも分析しやすいデータにより、一目で分析できる店舗カルテも利用できます。
これらの分析を行い、より良い店舗づくりに活かせます。
なお、弊社では出店後に売上が伸びない方や楽天のショップ運用方法がわからない方に向けて店舗の無料診断を行っております。
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なお、楽天RMSにはその他機能も充実しています。
具体的な機能としては、以下の通り。
上記の機能は作業の効率化や幅を広げるうえでとても大切なので、積極的に活用していきましょう。
楽天RMSで出店するメリット3つを下記にまとめました。
それぞれのメリットについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
楽天市場には、定期的にイベントが多数開催されており、楽天RMSで出店することで全てのイベントに参加ができます。
中でも、楽天市場には「楽天スーパーセール」という年4回行われるビッグイベントがあり、お得なクーポンが発行されたりポイント還元率が高くなったり、ユーザーがお得に買い物できるイベントが多数あります。
他にも「楽天マラソン」や「楽天大感謝祭」など楽天市場にはお得なイベントが多く、イベントを上手く活用すると集客だけでなく売上アップに繋がるでしょう。
楽天RMSで出店するメリットとして、楽天市場の圧倒的な集客力があります。
楽天市場の「楽天ID数」は1億以上にもなり、数字からもわかるように、多くのユーザーが利用しています。
また、2023年の楽天グループ国内EC流通総額は「6.0兆円」で、前年比と比べて「+ 6.9%」と年々右肩上がりとなっています。
さらに、インターネット通販全体のシェア率は「28.9%」と非常に高いシェアを獲得しており、楽天市場を利用しているユーザーは購買意欲が高いことが考えられます。
ECモールで出店するにあたり集客力は非常に重要なポイントなので、圧倒的な集客力を持つ楽天市場を利用して出店するのは、大きなメリットと言えるでしょう。
ECモールで出店し売上を伸ばすために、店舗の信頼度は大きく関係します。
楽天市場は、どこよりも安心安全なECモールを目指しお店や商品の品質を守るために「品質向上委員会」を2024年に設立しました。
また、模造品の疑いがある商品についてブランドの権利者や団体等に協力を依頼し調査する「模造品対策」も実施されています。
このように、楽天市場はユーザーが安心して購入ができるように取り組みが行われているため、ユーザーからの信頼度が高いと言えます。楽天市場の信頼度の高さは、楽天RMSで出店する上で大きなメリットになるでしょう。
楽天RMS(Rakuten Merchant Server)は、楽天市場での出店をスムーズに行うためのシステムです。
多くのメリットがありますが、デメリットも無視できません。
特に、多店舗運営や時間的制約がある場合、よく考慮する必要があります。
楽天RMSを使用して複数の店舗を運営する場合、管理が煩雑になる可能性があります。
各店舗の在庫管理や価格設定、プロモーション活動などを一元管理することは難しく、手間と時間がかかる場合があります。
このような状況は、特に季節商品やセール商品を扱っている場合に顕著です。
そのため、楽天RMSをフルに活用するには、専門のスタッフが必要になる可能性もあります。
楽天RMSは多機能であり、その全てを習得し活用するには時間がかかります。
特に、初めての出店者にとっては、システムの使い方を覚えるだけでも一苦労となる場合があります。
さらに、商品登録や価格設定、プロモーション戦略など、多くの要素に時間と労力を割く必要があります。
楽天RMSの利用には月額費用が発生します。
高度な機能をフルに活用しない限り、その費用対効果を十分に得られない可能性もあります。
特に、小規模な店舗であれば、費用対効果が低くなるリスクが高まります。
そのため、事前にしっかりとROI(投資対効果)を計算することが重要です。
楽天RMSは非常に多機能なシステムですが、そのカスタマイズの自由度は必ずしも高くありません。
特定の業種やビジネスモデルに合わせてシステムを調整することが難しい場合があります。
このような制限は、独自のビジネス戦略を展開したい店舗にとっては大きなデメリットとなる可能性があります。
楽天RMSを効果的に活用するためには、SEO対策も重要です。
以下のポイントを考慮して、より多くの顧客に店舗を訪れてもらいましょう。
楽天市場内での検索順位を上げるためには、キーワード戦略が不可欠です。
商品名や説明文に、顧客が検索しそうなキーワードを効果的に盛り込むことが重要です。
また、季節やイベント、トレンドに合わせてキーワードを更新することで、検索順位をさらに向上させることが可能です。
このような戦略を継続的に行うことで、長期的な集客効果を期待できます。
関連記事:【2024年】楽天SEOとは?元楽天コンサルタントが施策9選を徹底解説
顧客からの商品レビューと評価は、新たな顧客を引きつける強力な手段です。
良いレビューと評価を多く集めることで、信頼性と検索順位が向上します。
また、レビューを積極的に募集し、それをマーケティングに活用することも有効です。
特に、高評価のレビューを店舗ページや商品ページの目立つ位置に掲載することで、購買意欲を高める効果があります。
楽天市場は競争が激しいため、定期的なコンテンツ更新が必要です。
新商品の追加やセール情報など、顧客が興味を持ちやすいコンテンツを提供しましょう。
また、更新頻度が高いと、検索エンジンにも好意的に評価される可能性があります。
このような定期的な更新は、検索エンジンのアルゴリズムにも対応するため、SEO対策として非常に重要です。
SNSを活用して楽天RMSの店舗を宣伝することで、より多くの顧客にアクセスしてもらえます。
特に、キャンペーンや新商品の情報をSNSで発信することで、顧客とのコミュニケーションが活発になります。
SNSでのプロモーションは、楽天市場内での競争を有利に進めるためにも、非常に重要な要素です。
SNSのフォロワーを増やす戦略や、投稿内容の工夫なども考慮に入れると良いでしょう。
ピュアフラットは、ECモール領域のマーケティング支援に特化した企業です。
売上拡大に向けて、サイト構築から商品ページ作成・広告運用などの集客まで
一気通貫でマルっと代行・サポートいたします。 下記よりお気軽にご相談ください。
関連記事:R-SNSとは?楽天市場でインスタやSNSを活用して売上向上!
楽天RMSのデータ分析の中には「商品別参照元」の機能があります。
参照元の機能は、集客力アップにつながったり売上アップへと導くための重要なツールになるため、ぜひ活用にしてみてくださいね。
参照元とは、ユーザーがどのページを経由して自社の商品にたどり着いたのか流入経路が分かる機能になります。
自社の商品をどのような経路で見つけたのか割合別に分かるので、集客力をあげるためにどこに注力すればよいかの目安ともなるでしょう。
商品によって、楽天サーチからの流入が多い場合やカテゴリー検索からの流入が多い場合など違いがあるはずです。
商品別に、参照元の機能を使って分析し、売上アップへと繋げていきましょう。
ここからは、参照元の活用方法をご紹介します。
参照元の分析機能は、楽天市場内だけのデータだけではなく楽天市場外の流入データも分析してくれます。
そのため、楽天市場内だけでなくSNSやGoogleから流入の割合も多いことに気付けたり、分析することで新たな流入経路を知ることもあるでしょう。
また、思ったよりも自社の店舗内の商品ページからの流入が多い場合もあります。
その場合は、商品ページでさらに関連のある商品を積極的にアピールするのも良いでしょう。
参照元のデータは、CSVダウンロードができます。ダウンロードを行ってから、商品ごとに集計すると比較しやすくなるでしょう。
楽天RMS(Rakuten Merchant Server)は、楽天市場での出店をサポートする多機能なプラットフォームです。
この楽天RMSがAPI(Application Programming Interface)と連携することで、さまざまな新たな可能性が広がります。
API連携によって、自動化、データ分析、マーケティング戦略など、より高度なオペレーションが可能になります。
楽天RMSとAPIを連携させることで、在庫管理が大幅に効率化されます。
特に、他のECサイトや物流システムと連携することで、在庫状況をリアルタイムで一元管理することが可能になります。
これにより、在庫切れや過剰在庫による損失を最小限に抑えることができます。
さらに、自動での在庫調整や発注システムとの連携も容易になり、人手をかけずに効率的な在庫管理が可能になります。
API連携によって、楽天市場だけでなく、他のオンラインショッピングモールや自社サイトとのデータ連携がスムーズに行えます。
これにより、商品情報や価格、プロモーション情報などを一元的に管理し、マルチチャネルでの販売戦略を強化することができます。
一つのプラットフォームで全てを管理できるため、作業の効率化と戦略の統一が可能になります。
楽天RMSのAPIを活用することで、販売データや顧客データを効率的に収集・分析することが可能になります。
これにより、ターゲット顧客に対するマーケティング戦略をより精緻に行うことができます。
例えば、購買履歴に基づいたレコメンデーションや、季節・イベントに応じたプロモーションが容易になります。
さらに、A/Bテストや多変量解析などの高度な分析も容易に行えます。
関連記事:楽天のトラッキングデータ分析で売上直結!行動分析の重要性と収集する情報
API連携により、楽天RMSは他のシステムやサービスと容易に連携できます。
これにより、店舗運営に必要な機能を自由に追加するなど、カスタマイズが可能になります。
例えば、CRMシステムやメールマーケティングツール、AIを活用したチャットボットなど、多様なサービスとの連携が可能です。
このような拡張性は、ビジネスが成長するにつれて必要な機能を柔軟に追加できる大きなメリットとなります。
楽天RMSは、単なる店舗運営のツールにとどまらず、売上やアクセスデータを詳細に分析することで、店舗の接客力を向上させるための強力なサポートを提供します。
RMSの分析機能を活用すれば、顧客の購買傾向や訪問数の推移を把握し、ターゲットに合わせた効果的な販売施策を打ち出すことが可能になります。
パーソナライズされた接客や販売戦略を実現し、売上向上に繋がるでしょう。
売上の方程式は、「売上=アクセス数×転換率×客単価」となります。
最初に確認すべきは、アクセスの状況です。
アクセス数が不足している場合は、増加させるための施策を検討する必要があります。
楽天RMSにはアクセス数を確認できるメニューが豊富にありますが、直感的に推移を把握できるのは「データ分析>アクセス・流入分析>店舗全体」のメニューです。
このメニューでは、アクセス数の推移グラフや前年・前月比を確認できます。
表示端末を切り替えて、全端末でアクセス数が下がっているのか、一部の端末に限られているのかを分析できます。
もし、昨月や昨年と比べてアクセス数が増えていない場合は、さらに詳細な調査が必要です。
「店舗全体」項目内にある「参照元・検索キーワード分析」から、より具体的な現状を確認します。このページでは、以下の項目を確認可能です。
これらのデータをもとに、どの施策が必要かを判断し、アクセス数の改善に取り組みます。
検索キーワードを確認することで、店舗に訪れているお客様が「何を求めて」来店しているのかを把握できます。
店舗運営の中で、特に「売りたい」と考えている商品がある場合、その商品と実際に使用されているキーワードに差異がないか確認することが重要です。
もし差異がある場合、キーワードの見直しが必要です。
売りたい商品の関連キーワードが不足している場合、店舗内にそのキーワードが適切に設置されていない可能性があります。
そのため、顧客が探しやすいように、売りたい商品に関連するキーワードを設定しましょう。
また、店舗によっては、売りたい商品とは異なる商品のキーワードが多く検索されており、その商品が実際に売れているケースもあります。
この場合、「売れている商品の売上をさらに伸ばす」という戦略も非常に重要です。
売りたい商品に固執するのではなく、売れている商品にフォーカスして、その売上をさらに拡大する方が、効率よく売上を伸ばす近道です。
楽天市場での店舗運営において、優先すべきは「売れている商品のメンテナンス」です。
キーワードを確認して、売るべき商品やテコ入れが必要な商品の状況を把握した後は、該当商品のページをチェックし、改善点を探して対策を講じていきましょう。
「データ分析>アクセス・流入分析>商品ページ」では、各商品ページに、売上の方程式に基づいたデータが表示されます。
アクセス数があるにもかかわらず、転換率が低いページがないかを確認しましょう。
アクセス数があるということは、多数の商品が並ぶ楽天市場の中からお客様がその商品を選び、ページを訪れていることを示しています。
しかし、購入に至っていない場合は、ページに何らかの課題がある可能性が高いです。
検索結果には「価格」も表示されているため、価格が主な問題であるとは考えにくいです。
アクセスしているお客様は、ある程度価格に納得した上でページを訪れていると推測できます。
特に、商品購入を後押しするようなコンテンツが不足しているかもしれません。
商品情報は十分に記載されていますか?エビデンスばかりを強調しがちですが、最も重要なのは「ベネフィット」です。
お客様がその商品を購入することでどのようなメリットを得られるのか、具体的な使用シーンを思い描かせるようなコンテンツを設置しましょう。
商品のメリットを中心に、お客様にその価値をしっかりと伝えることが大切です。
楽天市場で店舗を運営していると、イベント対応が中心になってしまい、分析にまで手が回らない、または売上がイベント時にしか上がらない、という店舗は少なくないでしょう。
しかし、RMSのデータをしっかりと読み解くことで、イベント対応の合間にも効果的な施策を行うことが可能です。
無理なく、効率的に自店舗でできる施策を実行していくためには、数字に基づいた根拠が欠かせません。
RMSでデータを確認できるのは知っているが、どの項目をチェックすべきかわからない、数字を基にどのような施策を行うべきか分からない、という店舗も多いかと思います。
そうした店舗のために、RMSのデータを「どのように読み解くか」と「そのタイミングで実施するべき施策例」を挙げながら、確認すべきポイントを紹介しました。
次の施策を考え、店舗の改善に役立てていきましょう。
画像出典:楽天出店案内
楽天RMSでは、1つ目の機能で紹介した店舗構築の流れを体験できます。
実際に販売したい商品情報がある場合にどのような流れで登録するのかを体系的にお試しできます。もちろん、無料で何度も行えます。
店舗構築は店舗を立ち上げる大切なフェーズですので、一度試してみてはいかがでしょうか?
「RMSサービススクエア」とは、楽天市場での店舗運営支援サービスを提供・紹介してくれるサービスのことです。
利用者のニーズに合わせて、サービス内容を選ぶことができます。
サービス内容の例は、下記のとおりです。
制作支援ツールは、簡単にページは作成したいけど、自分のこだわりも取り入れたい方におすすめ。
デザインのテンプレートがあるため、難しいデザインの知識が必要ありません。
ページ制作外注は、とにかくクオリティの高いページがいい方や、オープンを急ぎたい方におすすめ。
プロにお任せできるので安心できますが、制作支援ツールと比べてコストは高めです。
他にも、業務の効率化したい方や店舗管理の手間を減らしたい方など、お悩みに合ったサービスを提供してくれます。
楽天市場には、定期的に行われるイベントや各種セールがたくさん開催されます。
楽天市場で出店し売上向上を目指すためには、セールやイベントを上手く活用することがポイントになります。
楽天で開催されるセールやイベントのスケジュールは、逃さないようにしっかり頭に入れておきましょう。
楽天市場で開催されるセールやイベントを下記にご紹介します。
まずは、楽天市場の大規模セールをまとめました。
中でも、楽天スーパーセールと楽天お買い物マラソンは定期的に行われますが、楽天ブラックフライデーと楽天イーグルス感謝祭、楽天大感謝祭は年に1回しか行われません。
次に、その他頻繁に行われるセール・イベントをまとめました。
上記のその他のセール・イベントは、毎月開催され、大規模セール時とあわせて利用するとユーザーにとってさらにお得にお買い物ができます。
楽天市場で出店する場合、セールやイベント時を上手く活用しながら対策するようにしましょう。
というのも、セールやイベント時は購買意欲の高いユーザーが最も多く集まりやすく、購入に繋がりやすい重要な日となります。
しかし、いつも通り変化なく出店していると、この機会にも売上アップのチャンスが減ってしまう可能性があります。
そのため、セールやイベントのスケジュールは入念にチェックし、サーチ申請やバナー申請、メールマガジンの発信など行い、イベント時前に事前準備しておきましょう。
楽天市場で出店する場合、セールやイベント時にいくつか注意点があるのでご紹介します。
楽天スーパーセール時「半額サーチ・割引サーチ」の検索対象にするためには「楽天スーパーセールサーチイベント商品申請」が必須となります。
申請の期間を過ぎてしまうと、検索対象の中に入らず集客率や売上に大きく影響してしまう可能性があるため、申請を忘れないようにしましょう。
また「楽天スーパーセールサーチイベント商品申請」には、割引サーチを出す方法として「10%以上割引」、半額サーチでは「50%以上割引での二重価格設定」で申請しなければなりません。
しかし、割引率の計算のミスにより審査に落ちてしまうケースがあるため、割引率の計算には十分に注意しましょう。
さらに「楽天スーパーセールサーチイベント商品申請」を行う際、セール期間に設定することが多いと思いますが、セール終了後も設定を解除しないままで販売できていなかった例もあります。
セール終了後は、速やかに期間の指定解除を行うようにしてください。
ここからは、楽天RMSのログイン方法について紹介します。
1.「R-Login IDの認証(共通ID)」の箇所にIDとパスワードを入力
R-Login IDとパスワードはどの権限であっても共通のものです。
2.「楽天会員の認証(個人ID)」とパスワードを入力します。
正しくIDとパスワードが入力できていればログイン完了です。
ここでは、楽天RMSにログインができない場合の原因と解除方法を解説します。
まず、ログインができない場合に考えられる原因は下記のとおりです。
上記の場合の対処法をあわせて紹介するので参考にしてみてください。
まずは、楽天RMSにログインできないときの原因として考えられるのが、パスワードの入力間違いです。
パスワードを入れても、ログインできない場合は、以下の点をもう一度確認しましょう。
ログイン時、何回も間違えてパスワードを入力することのないように、慎重に正しいパスワードを入力することが大切です。
また、メモに残しておいたパスワードをコピー&ペーストしたにもかかわらず、ログインできなくて困っている場合もあるかもしれません。
このような場合でも、コピーしたパスワードにスペースが入ってしまっていればログインはできないため、念入りにパスワードを確認した方が良いでしょう。
次に、楽天RMSにログインできない時「アカウントがロックされている」と表示される場合があります。
アカウントがロックされるのは、複数回パスワードの入力を間違えたことが原因だと考えられます。
アカウントがロックされてしまうと、たとえ正しいパスワードを入力したとしても、30分間ログインできない状態となります。
すると、ショップアカウントがロックされてしまうため、別の担当者がログインしようとしても30分間ログインできません。
そのため、パスワードを入力するときはアカウントがロックされないように、6回以上は間違えないようにしましょう。
また、パスワードを忘れてしまっている場合は、パスワードの再設定を行ない、その際忘れずメモを取っておくようにしましょう。
楽天RMSは2024年に大きな仕様変更を経て、より詳細で使いやすい機能が追加されました。
主な変更点は、時間単位でのデータ提供と新たな分析軸の導入です。
これにより、楽天市場の店舗運営者はより精密なデータに基づく意思決定を行うことが可能になります。
従来の楽天RMSでは、売上データの集計期間として「全期間」「2か月以内の任意期間」「月ごと」または「日ごと」までのデータ提供が可能でした。
しかし、新しい仕様では、日次カレンダーで2日以内の期間を選択した場合、1時間単位での売上データ表示が可能になりました。
日々の売上の波を細かく把握し、短期間でのトレンドや変動を追跡することが容易になります。
新たに追加された分析軸には、「新規・リピート別売上」「性別・年齢・性別×年齢別売上」「商品ジャンル別売上(TOP10)」「クーポン利用売上」「ポイントアップ適用売上」などが含まれます。
これにより、様々な角度から売上データを分析し、具体的な販売戦略を練るための有力な情報を得ることができるようになりました。
新しい仕様では、検証可能な項目が「人数比率」から「金額と件数のみ」に限定されるように変更されました。
また、店舗カルテ内のタブの詳細をCSV形式で出力する機能がなくなり、「表をコピー」する機能のみが提供されるようになりました。
これらの変更により、一部のデータアクセス方法が制限されることになりますが、全体的にはより詳細で使いやすいデータ分析機能が強化されています。
変更を理解し、適切に活用することで、楽天市場での売上向上に繋がる可能性が高まります。
新しい機能をフルに利用して、競争が激しいEC市場での優位性を確保しましょう。
楽天RMSは、楽天市場で店舗出店するうえで欠かせません。当然使いこなせるようになる必要があるでしょう。
しかし、使いこなせるようになったとしても、そもそも売れる商品ページの作り方や写真撮影方法など、正しいノウハウを知らなくてはより良い店舗には仕上がりません。
弊社では、楽天市場に出店する店舗へ売上を伸ばすことにコミットしたノウハウを提供、支援しています。
これから短期間で目に見える結果を出したい方、長期的に売上を作る店舗に成長させたい方は、ぜひお気軽に無料でできる店舗診断からお試しください。
出店したのに売上が伸びないとお悩みの方はこちらから
楽天RMSにアプリはありますか?
楽天RMSアプリは、iPhone・Android両方で提供されています。ブラウザだけでなく、スマートフォンからも確認や分析をしたい方はぜひ活用してください。
楽天RMSの使い方や利用できる機能を教えてください。
楽天RMSはR-Login IDとパスワードがあれば、ログイン画面からすぐに利用できます。なお、楽天RMSで利用できるメイン機能は以下の通りです。 1.店舗構築 2.受注管理 3.メール配信 4.データ分析
楽天RMSでのお問い合わせ先は?
楽天RMSについてのお問い合わせ先 電話番号:050-5533-1899 受付時間:平日9:00〜20:00 土日祝9:00〜18:00 お急ぎでない場合は、電話だけでなくメールでのお問い合わせもできますので、活用してみてください。
楽天RMSのマニュアルはありますか?
下記のページより、楽天RMSのログインマニュアルが確認できます。楽天RMSの概要からページ制作について詳しく掲載されています。 URL:https://www.rakuten.co.jp/ec/pdf/manual_rlogin.pdf