楽天市場への出店方法完全ガイド|費用や審査基準も解説
2025.02.28
更新日: 2026.1.5
楽天市場で活用できる広告には、楽天RPP広告やクーポンアドバンス広告などさまざまな種類があります。その中でも、比較的最新の広告としてTDA(ターゲティングディスプレイ)広告が注目されています。
TDA広告を利用すれば、店舗側で分類したターゲットごとにぴったりなバナー広告を配信でき、視覚的にアピールが可能です。より多くのユーザーの目に留まり、アクションを期待できるでしょう。
この記事では、売上アップを目指すうえでしっかりと活用したい楽天のTDA広告について詳しく解説していきます。
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目次
そもそもTDA広告とは、Targeting Display Advertisementの略称であり、楽天に出店する店舗が利用できる広告の一つです。
特定のユーザー層へピンポイントにバナーを配信できるため、効率よく高い成果を期待できるのが特徴です。
楽天内では比較的新しい広告枠であり、競合他社に先駆けて活用できるチャンスがあります。今後、さらなる需要拡大が見込まれる注目の広告です。
RPP(Rakuten Promotion Platform)広告は、ユーザーが検索したキーワードに対応して表示される検索連動型広告です。
設定の手軽さや、クリック課金制で無駄なコストを抑えられるメリットがあります。
CA(クーポンアドバンス)広告は、RPP広告と同様に検索連動型かつクリック課金制であることに加え、クーポンが使えるお得感の高い広告です。
RPP広告やCA広告は、TDA広告とは課金のシステムや広告の表示が異なります。
それぞれの特徴を押さえた上で効果的に活用することがおすすめです。
TDA広告は、楽天市場内にある以下の箇所に掲載されます。
【主なTDA広告の掲載箇所】
いずれもユーザーの利用頻度が高いページであるうえ、上記の他にも表示される可能性があるため、膨大な露出回数を確保することが可能です。
2025年10月1日、楽天のTDA広告において「検索キーワードターゲティング」という新オプションが導入されました。
これまでは、ユーザーの属性(年齢・性別)や興味関心といった「人」を軸にした配信がメインでしたが、今回のアップデートにより、ユーザーの「検索行動(ニーズ)」に直接アプローチすることが可能になっています。
これにより、特定の単語で検索したユーザーに対し、画面の最も目立つ最上段へバナー広告を配信できます。
以前の「カテゴリーワード広告」をよりさらにブラッシュアップした仕組みで、プロモーションメニューから
●広告主がキーワードの選定
●入稿作業
●入札額の管理ができる
以上が強みとなっています。
| 構成要素 | 詳細スペック |
|---|---|
| 表示エリア | 楽天市場の検索結果画面における最上部 (RPP広告よりもさらに上の枠) |
| コスト構造 | vCPM (ビューアブルインプレッション課金) ※広告面積の半分以上が1秒以上 露出した際にカウント |
| 入札価格 | 1インプレッションにつき 3円から10円の範囲 (最小0.05円単位で微調整が可能) |
検索結果のトップ枠は、他の広告枠よりもユーザーの視界に入りやすく、RPP広告を凌ぐインプレッション効果が期待できます。
また、1表示あたりの単価を細かくコントロールできるため、広告予算に応じた戦略を立てやすいのもメリットです。
まずは、売上に直結するメインキーワードから試験的に導入してみましょう。
パフォーマンスを確認しながら、徐々に対象ワードを拡張していく戦略がおすすめです。
この新システムを最大限に活かすための具体的な運用方法を解説します。
すでに楽天広告で成果が出ている語句に対し、重ねてTDAを運用することで、ユーザーが最初に目にする画面領域を自社製品で埋め尽くすことも可能です。
加えて、ブランド名で検索された際に自社が確実にトップ枠を確保しておけば、他店や転売業者への顧客流出を未然に防ぐ「防衛策」としても機能します。
さらに、クリック率や売上実績が露出に反映されやすいRPP広告とは異なり、TDAは入札設定次第で表示機会をコントロールできます。
そのため、実績の乏しい新発売アイテムであっても、半ば強制的に注目を集められるのが大きな利点です。店舗のマーケティング戦略に合わせて、これらの手法を柔軟に組み合わせてみてください。
この新機能を導入する際は、特に以下の2つのポイントに気をつけてください。
まず、表示場所に関する注意点です。
TDAのキーワード広告は、既存のクーポンアドバンス広告と同一のエリアに表示される仕様となっています。システム上、TDAのバナーが優先的に選ばれる仕組みであるため、併用した場合はクーポンアドバンス広告の露出機会が抑制ぎみになることを考慮しておきましょう。
次に、審査のスケジュールの管理も重要です。
広告の審査には、最大で11営業日を要することがあります。キャンペーン開始直前の入稿では間に合わないこともあるため、十分に余裕を持って進めましょう。
また、キーワード広告には従来とは異なる独自の審査基準が設けられています。入稿作業をスムーズに進めるためにも、必ず最新の運用マニュアルに目を通し、規定に沿ってクリエイティブやキーワード選定することが不可欠です。
非常に便利なTDA広告ですが、利用するにあたって一体どれくらいの費用が必要となるのでしょうか?
結論から言うと、課金制度はユーザーに広告が表示されると適用される「インプレッション課金」であり、2022年12月時点では一表示あたり0.75〜10.00円、最低予算5万円から利用できます。
インプレッション課金は、成約に関わらずバナーの50%以上が1秒以上表示されたタイミングで換算されますが、予算上限を設定できるので大きな損失を被るリスクは少ないでしょう。
楽天TDA広告は2022年8月17日開始の申込分より、パッケージ形式の広告配信が廃止され、自由に配信単価を設定できる「入札機能」がリリースされました。
この改修により、パッケージごとに「0.3円」または「0.75円」と決まっていたインプレッション単価(Vimp単価)は、「一律0.75円」からスタートする形に統一されました。さらに、ここから0.05円刻みでの入札強化が可能になっています。
機能改修以前は、競合のキャンペーンとターゲティング対象が重複した場合、配信優先度が同等となっていたため、競合が多い状況下ではTDA広告配信が出づらい環境でした。
しかし、機能改修によってVimp単価が一律0.75円、0.05円刻みでの入札強化が可能になったため、理論上は入札強化で入札額を引き上げることによって競合キャンペーンに勝つことが可能な仕様になっています。
ちなみに機能改修前に存在したパッケージの内容は以下のとおりです。
●ノンターゲティングパッケージ(0.3円):セグメントをしないで、低単価で全露出面へ配信する「ユーザー接触重視」のプラン。
●ターゲティングパッケージ(0.75円):セグメント機能を備えたプラン。
以前から単価の高いキャンペーンが優先される傾向はありましたが、パッケージ枠が撤廃された現在では、入札単価を主体的に調整することで、狙ったターゲットへの露出を戦略的に高められるようになっています。

それではTDA広告を活用するメリットについて解説していきます。
TDA広告を活用する最大のメリットは、楽天が独自に保有しているユーザーデータに基づいてターゲティング配信が行えること。
店舗は配信したいターゲットにセグメントを設定するときに、楽天内でのユーザー行動履歴を活用できます。ユーザーの動きに見られる特徴を的確に掴んだうえで設定できるため、効果的なアプローチが実現できます。
前述したとおり、TDA広告は検索結果や閲覧履歴画面など、さまざまな箇所に掲載されます。そこでさらなる認知拡大も期待できるでしょう。
セグメントされたターゲットの中にも、広告を見るまでは自社商品について知らないという方もいるはずです。そういった方に対しても、しっかりとアプローチできるようになるため、アクションに移してもらえる確率を高められます。
TDA広告なら事前にターゲティングしたユーザーへ向けてバナーを用いたビジュアル訴求ができます。
しかもバナーデザインは配信目的に応じて自由に制作可能。訴求したいコピーやデザインを作成して配信でき、ダイレクトに効果的な訴求ができます。
ただしバナーを変更するには、再入稿まで済ませなければならず、再配信までには多少時間がかかるでしょう。また、バナーは設定した予算を消化するまで変更できません。
しっかり計画を練ったうえでバナー制作に取り掛かりましょう。

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ただしTDA広告を活用するうえで、広告枠が取得しづらい点はデメリットかもしれません。
TDA広告は最低予算が5万円となっているものの、競合が増えればその分最低ラインの広告費用は上昇していくでしょう。楽天は広告費の予算がより高いもしくは販売実績の多い店舗が優先的に確保できます。
そのため、TDA広告を活用したいと思ってもなかなか広告枠に掲載されず、効果的な成果が上げられないケースも考えられます。
その点に関しては、広告運用に長けた元楽天のメンバーが在籍している弊社なら獲得できるようにサポートできます。ぜひお気軽にご相談ください。
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それでは、TDA広告の設定手順について紹介していきましょう。
まず、TDA広告のキャンペーンに申し込んでください。
TDA広告枠はRPP広告などと違い入札方式で、一店舗が同時に配信できるのは20キャンペーンまでと制限があるため、きちんと戦略を持ったうえで申し込む必要があります。
次に、RMSの広告にあるターゲティングディスプレイ広告をクリックし、管理画面にページ遷移してください。
そのページにあるキャンペーンから新規登録の順に進み、新規作成をしましょう。
ここで設定する項目は主に以下のとおり。
キャンペーン名の設定は任意ですが、どういったものなのか分かるように設定しておきましょう。
キャンペーンの詳細設定が済んだら、バナー掲載する画像の入稿に進みます。画像入稿は登録したキャンペーン一覧から行いましょう。
入稿する主な内容は4タイプのバナー素材と遷移先のURLです。それぞれの項目に該当する素材とURLを入力すれば設定は完了です。
設定が完了したら審査フェーズに移動します。原稿欄が審査完了となれば登録完了となるので、出稿可能です。修正依頼が必要な場合は、楽天市場からのメールで通知されるもしくは管理画面からチェックできるので対応しましょう。
なお、バナーのファイル形式など入稿規定は以下の表をご参照ください。
| 画像のファイル形式 | jpg/gif/png |
|---|---|
| 最大ファイルサイズ | 150KB以下 |
| サイズ | 1280px×200px(PC/SP) 880px×320px(SP) 400px×800px(PC) 480px×360px(PC) |
関連記事:楽天RMSとはどんなサービス?3つの魅力とメイン機能を徹底解説

TDA広告をうまく活用していくための戦略ポイントについて紹介していきます。
まず、TDA広告を活用するならセグメント設定は詳細に行いましょう。というのも、TDA広告は的確にターゲティングできていないと十分効果につなげられないからです。
具体的に設定可能なセグメントは主に以下のとおり。
こうした設定をきちんと行うことで、アプローチしたい層に的確なアタックができるでしょう。ちなみに、セグメントが広すぎると広告予算の消費スピードが早まってしまうため注意が必要です。表示されるバロメータをもとに調整しましょう。
TDA広告におけるクリエイティブ作成は、工夫が欠かせません。同じターゲット層でもバナーのコンセプトを変更しただけでクリック率が大幅に上昇したケースもあります。
例えば、商品をアピールしたいなら、大きな商品画像はもちろん、クーポンやサービス面でのお得感をアピールできると効果的です。自社ブランドを認知させたいならロゴやキャッチコピーを強調させたり、受賞歴をアピールしたりするのも良いでしょう。
ただし、ブランドと商品両方の認知を狙って情報を詰め込みすぎると逆効果です。ユーザーに対して何を訴求したいのか明確にしたうえで、刺さるバナー作りを心がけましょう。
TDA広告などディスプレイ広告全般で、パフォーマンス向上に向けて注目すべき指標として、CTVR (クリックスルービジットレート)が挙げられます。
CTVRは、クリックや購入に「最も寄与したクリエイティブはどれか」を判断するための指標です。
計算方法は非常にシンプルで、以下の式で求められます。
CTVR = CTR(クリックされた割合) × CVR(転換率)
ディスプレイ広告では、クリエイティブがどれほどユーザーの興味を引き、クリックされるかが成果に直結します。しかし、クリックされるだけでは不十分で、遷移先のページを見たユーザーがどれだけ購入に至ったかも同時に評価する必要があります。
CTRとCVRを別々に評価すると、次のような問題が起こりがちです。
このように、単体の指標だけを見て判断すると、改善の方向性を誤る危険性があるのです。
また、CTVRを基準に改善を進める際に意識すべきポイントは以下の通りです。
TDA広告もそのほかの広告と変わらず、分析と改善はしっかりと行ってください。最初に作成したものが必ずしもうまくいくとは限りませんし、より良いものにできる可能性が大いにあります。
改善しなければさらなる売上アップにつながらないだけでなく、ただ費用だけが増えていく状態になってしまうでしょう。
そういった事態に陥らないために、さらによくできないだろうかという視点を持ちながら分析することが大切です。

TDA広告を活用するなら、注意すべきポイントがいくつかあります。
まず、TDA広告は掲載するためのバナー作成や広告審査に時間がかかります。作成してもすぐには出稿できないという点に注意しましょう。
特に楽天は、TDA広告のバナーに詳細なレギュレーションを設けています。テキストやロゴの外側に16px以上のマージンがなければいけなかったり、バナー内のテキスト占有率が1/3までだったりと定められています。もしレギュレーション違反があれば、修正依頼が出されるため、すぐには出稿できません。
修正する時間も必要となりますし、キャンペーン新規登録や入稿には期日があるため、事前にきちんと確認したうえで早めに登録していきましょう。
こちらは仕様上の注意点ですが、クリエイティブバナーは必ず4枚準備する必要があるので、広告配信日に合わせて計画的に準備を進めていく必要があります。
バナー作成のレギュレーションには「背景は2色まで」と記載がありますが、モデル背景やグラデーション、自然背景はカウントされません。
また、「フォントは28~80pxまで」「バナー内のテキスト要素は1/3まで」ですが、「ロゴは含まれない」など、レギュレーションが細かく設定されているため、バナー作成の際は「店舗運営Navi」などのページから確認していただくことをおすすめします。
2023年4月15日以降配信開始のキャンペーンより新規登録は、翌日から31日後までを希望開始日として選択できるようになりました。
入稿後の審査に関しても変更点があり、2023年4月14日以前は前日に審査が実施されていましたが、2023年4月15日以降のキャンペーンは入稿されたものから順次審査が行われるようになりました。
審査着手日が1営業日〜2営業日のため、翌日開始を見込んで申し込んでも審査が間に合わない可能性が高くなります。
お申込みされる場合は、余裕をもった日付を選択することをおすすめします。
「TDA広告の実施に必要な費用」でも触れましたが、インプレッション課金の仕様上、バナーの50%以上が1秒表示された場合に課金される仕組みのため、ユーザーに実際に見られているかどうか分かりません。
スクロール中にバナーの50%以上が1秒間表示されるケースは容易に想定できます。課金回数がそのままユーザーの閲覧数ではないということを頭に入れ、注意しておきましょう。
また、詳細にセグメント設定ができるがゆえに、うまく刺さらないターゲティングをしてしまう可能性もあります。
前述したとおり、適切にターゲティングしていなければ、いくら良質なバナー広告であってもニーズと合わずに成果は得られません。
店舗に訪れるユーザーの行動をきちんと分析し、的確にターゲティングしましょう。
また、楽天市場の仕組み上、TDA広告のROASがリアルな数値よりも高くなる可能性もあります。
具体的にお伝えすると、TDA広告をクリックしてから720時間以内に発生した売上も成果としてカウントされてしまうのです。つまり、TDA広告をクリックして開いたページから戻り、普通に店舗の商品ページや楽天RPP広告などへ遷移して購入したケースでもTDA広告経由とされてしまうため、この点は把握しておきましょう。
関連記事:楽天RPP広告とは?特徴から設定方法・運用のコツまで解説
楽天TDA広告の成功には、効果的な広告入稿が不可欠です。
入稿プロセスをスムーズに進め、より多くの顧客に効果的にアプローチするためのコツをいくつか紹介します。
広告素材は、顧客に与える第一印象です。
高品質な画像と魅力的なキャッチコピーを使用して、顧客の注意を引きます。
また、A/Bテストを行い、どの素材が最も効果的かを確認することが重要です。
さらに、動画やインタラクティブな要素を取り入れることで、顧客のエンゲージメントを高められます。
広告素材の最適化は、単なる美学だけでなく、ビジネス成果に直結するため、十分な時間とリソースを割くべきです。
楽天市場には多様なユーザーがいます。
年齢、性別、地域など、多角的にターゲットを設定することで、広告の効果を最大化できます。
具体的には、楽天の豊富なユーザーデータを活用して、購買意欲の高い顧客層を特定し、その層に合わせたメッセージを設計することが重要です。
これにより、無駄な広告費を削減しながら、高いコンバージョン率を実現できます。
広告の表示時間や曜日、季節によっても効果は大きく変わります。
これを考慮に入れて広告スケジュールを計画することで、コストパフォーマンスを向上させられます。
例えば、週末や祝日、セール期間など、ユーザーのアクティビティが高いタイミングで広告を出稿することで、より多くの顧客にリーチできます。
また、季節に応じたキャンペーンを展開することで、時期に合った商品やサービスを提供し、売上を最大化することが可能です。
関連記事:楽天市場での成功ノウハウ9つ!ここでしか見られない成功事例も掲載

楽天TDA広告は、単なる販売促進ツール以上の価値があります。
正確なブランドイメージの構築にも寄与する重要な手段です。
広告を通じて、ブランドの背景や価値観、ビジョンをしっかりと伝えることで、顧客との信頼関係を築けます。
このプロセスは、単なる商品の紹介以上の意味を持ちます。
ブランドストーリーを効果的に伝えることで、顧客がブランドに感じる愛着や信頼を高め、長期的な顧客関係を築く基盤を作れます。
ストーリーテリングの技術を用いて、顧客に感動や共感を与える内容を考えることが重要です。
広告のビジュアル要素(色、フォント、画像など)は、ブランドイメージを形成する重要な要素です。
これらが一貫していると、ブランドの認知度が高まります。
具体的には、広告だけでなくウェブサイトやパンフレット、店舗デザインなど、すべての顧客との接点でビジュアル要素を一貫させることが重要です。
これにより、ブランドのプロフェッショナリズムと信頼性が高まり、顧客のロイヤルティも向上します。
ブランドイメージを高めるためには、顧客エンゲージメントも重要です。
質の高いコンテンツを提供し、顧客が積極的にブランドと関わる機会を作ることが重要です。
例えば、ソーシャルメディアでの積極的なコミュニケーションや、顧客からのフィードバックを活用した商品改善などが考えられます。
これにより、顧客はブランドに対するポジティブな印象を持ち、口コミやリピート購入を通じて、ブランドの価値を高められます。

楽天TDA広告を使用することで、多くの企業が売上を大幅に向上させています。
適切なターゲティングと効果的な広告戦略を組み合わせることで、購買意欲の高い顧客層にアプローチすることが可能です。
楽天TDA広告の最大の特長は、楽天市場内の豊富なデータを基にした高精度なターゲティングです。
過去の購買履歴や閲覧履歴を元に、最も関心が高い商品やサービスを顧客に提供することで、コンバージョン率を向上させることができます。
さらに、このデータを活用してリマーケティング戦略を練ることで、一度訪れたが購入に至らなかった顧客に再度アプローチすることが可能です。
これにより、広告の効果を最大限に引き出せます。
広告のデザインやメッセージは、顧客の購買意欲を刺激する重要な要素です。
魅力的なビジュアルとクリアなコールトゥアクションを組み合わせることで、より多くのクリックと購入につなげられます。
また、A/Bテストを活用して、どのデザインが最も効果的かを確認することも重要です。
さらに、広告のデザインは季節やイベントに合わせて更新することで、常に新鮮な印象を与え、顧客の興味を惹き続けられます。
一度サイトを訪れたが購入に至らなかった顧客に再度アプローチするリターゲティングは、楽天TDA広告の強力なツールです。
適切なタイミングとメッセージで再度アプローチすることで、見込み客を購買につなげられます。
具体的には、カートに商品を入れたが購入を完了しなかった顧客に対して、特定の割引やプロモーションを提供することで、購買を促すことが可能です。
このような戦略は、顧客が購買をためらった理由を解消し、最終的には売上向上に貢献します。
TDA-EXP(ターゲティングディスプレイ広告-エクスパンション)は、2023年11月に新たに追加された楽天市場の広告です。
これまでの広告と違い楽天グループ外のメディアで配信できる広告となっており、従来の広告と併用することで更なるプロモーション効果が期待できます。
すでに楽天市場内で一定のシェアを獲得している店舗も、TDA-EXP広告を追加すると既存のユーザー以外への訴求が可能になり、商品やブランド、セールの認知向上も狙えます。
RPP広告やCA広告、TDA広告といった従来の広告では、楽天グループのサービスを利用しているユーザーにしか自店舗の商品をプロモーションできませんでした。
しかし、TDA-EXP広告を活用することで、楽天関連サービスの利用者以外にも広告を表示させられるようになり、これまで訴求できなかった範囲までプロモーション対象を広げられ、売上アップが見込める施策です。
楽天ユーザーであっても、楽天関連サービスを閲覧している時間は限定的だと考えられます。
例えば、1日の中でスマホやパソコンを眺めている時間を考えると、さまざまなアプリやSNSを日常的に利用している人が多いはずです。
何か欲しいものがあり購入を検討している人も、1つのブランドやサイトだけで検討するとは限らず、色々な媒体を使って情報を比較しながら検討することが多いでしょう。
そのため、広告を展開できる範囲を楽天市場外まで広げることで、これまでの広告効果をさらにアップさせられる可能性が広がります。
特定の購入層へピンポイントに情報を届けるため、高度な制御システムが備わっています。
TDA-EXPの主な役割は、以下のとおりです。
特に、同一ユーザーへの過度なアプローチを抑制する「フリークエンシー管理」は非常に有効な手段といえるでしょう。
これにより、消費者に不快感を与えるしつこい広告表示を抑制し、ブランドの好感度を傷つけることなく、効率的な配信を実現できるのです。
TDAでは、多角的な切り口からターゲット層を選択できます。
主な手法として、デモグラフィック、インタレスト、そして行動履歴を活用したターゲティングが挙げられます。
デモグラフィックによる抽出:性別、年代、居住エリアといったユーザーの基本情報を軸に、配信対象をセグメント化します。
インタレスト(関心領域)に基づく設定:個々のユーザーが日頃抱いている興味や好みの傾向を分析し、それに合致する層へアプローチします。
行動ログの活用:サイト内での閲覧や購入といった過去の履歴を基に、ターゲットを特定します。
配信設定を成功させるコツは、第一に「プロモーションのゴール」から逆算することです。
例を挙げれば、特定のアイテムの成約を狙うなら、そのジャンルに強い関心を示している層や、類似のアイテムにアクションを起こしたユーザーに絞り込むのが近道です。
ただし、条件を絞りすぎて配信母数が極端に減ってしまうことには注意しましょう。
一定のインプレッションを維持し、広告としての認知機能を損なわないよう、状況に応じてターゲットの幅を柔軟に調整することも欠かせません。

TDA-EXPを戦略的に活用することによって、これまで以上に広告の効果を飛躍させることにつながります。
押さえておきたい3つのメリットを確認しましょう。
楽天グループのサービス以外で広告を配信できることにより、これまで以上に商品および自店舗の認知向上や新規顧客の獲得が期待できます。
現状では、FacebookやInstagramなどMeta社が提供しているメディアで広告を配信することが可能です。
年代問わずSNSを活用するユーザーが増えている中で、Meta社のメディアを使っている多様な利用者をターゲットとして広告を展開できます。
広告運用の際、細かく複雑な設定が必要になることもありますが、TDA-EXP広告では自動キャンペーン設定を採用しているため面倒な設定は不要です。
手動で原稿や画像の編集、入稿などをする必要がないため、手間を減らしながら商品を効率的にプロモーションできるメリットがあります。
また、TDA-EXP広告が展開できるMeta社のメディアでは、高度な機械学習技術により個々のユーザーの行動パターンや興味関心に基づいて、自動的に商品名や画像を組み合わせた広告が配信されます。
メディアが提供する多様な広告フォーマットを利用することで、自動生成されるクリエイティブな広告内容が可能になり、広告の準備にかかる労力を抑えながら商品の魅力を効果的に伝えられます。
TDA-EXP広告では、日々の予算や配信対象を自動調整することで、各ユーザーに最適化された広告を効率的かつ効果的に提供し、コストパフォーマンスを高めることが可能です。
設定できるターゲティングは以下の3つから選択可能です。
TDA-EXP広告を戦略的に活用することで、楽天市場内だけにとどまらず楽天グループ外まで広告を展開でき、プロモーション効果を向上させることが期待できます。
楽天市場において、すでに一定のシェアを獲得している店舗は取り入れてみると新たな成果につながるかもしれません。
今後は配信機能をさらに強化したり、ターゲティング設定や広告フォーマットのカスタマイズが可能な機能も追加されていく見込みです。
TDA広告は、さまざまな欄に掲載され、狙いたいターゲットにピンポイントでアプローチをかけるためには活用すべき広告の一つです。
しかしだからこそ、ライバル店舗も活用を模索しています。たとえどんなジャンルだったとしても競合の存在はいるでしょう。そこで広告運用はプロにお任せするのがおすすめです!
弊社では、元楽天のメンバーがコンサルタントとして在籍しているため、広告運用の知見やノウハウが豊富にあります。成果につなげる的確なアドバイスや施策の実行ができますので、これから広告を導入したい方はぜひお気軽にご相談ください。
なお、弊社では出店後に売上が伸びない方や楽天のショップ運用方法がわからない方に向けて店舗の無料診断を行っております。
お気軽にお問い合せください。

TDA広告は比較的最新の広告なので、これから積極的に活用すべきでしょう。RPP広告などと比較するとセグメントなどの設定がやや細々としていますが、それだけ柔軟な広告配信が実現できます。
最低予算5万円からと参入ハードルの低い広告でもあり、うまくいけば高い費用対効果も期待できるでしょう。
TDA広告も視野に入れながら、より大きな売上アップを図るためにぜひ検討してみてください。
ターゲティングディスプレイ広告とは何ですか?
ターゲティングディスプレイ広告とは、ターゲットとした楽天ユーザーに対して、楽天市場内でバナー配信できる広告のことです。 2020年3月から開始された比較的新しい広告であり、今後注目が高まるだろうと予測されています
楽天TDA広告の費用はいくらですか?
楽天TDA広告の費用は「掲載料金=広告の表示回数×配信単価」で計算されます。 ただ、月の予算を50,000円〜と上限を設定できるため、使い過ぎてしまうということはありませんので安心してください。

執筆者
柴田 達郎
EC業界歴15年。大手アパレル会社に入社後ECサイトをゼロから立ち上げを行い10億規模までスケール。
その後、大手美容家電メーカーに入社し、主にマッサージガンなど美容家電のECサイト運営責任者を担当。
多様なモールでの販売戦略、データ分析を通じた売上拡大、広告運用やCRMにおいても成果を上げ、売上数十億円達成。

編集者
井家大慈
2022年に食品メーカーへ入社し、1年で店舗運営責任者に昇格。EC事業部では販促施策、フルフィルメント改善、商品開発、広告運用、新規店舗出店など幅広く担当し、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Qoo10など複数のモールでの運営を経験。3年間で月商を15倍に成長させ、Qoo10では食品ながら他モールと同等の売り上げ規模を達成。EC業界の可能性を感じ、株式会社ピュアフラットへ入社。現在は食品、ヘアケア、家電、インテリア、生活雑貨など多様なジャンルのクライアントを支援し、売上拡大や課題解決に取り組んでいる。

監修者
高杉 史郎
PR会社にて大手企業の売上促進プロジェクトを多数担当し、事業部責任者として新規開拓とマーケティングに従事。
「本当にいいものをキチンと届けられる世の中を作りたい」という考えに共感し、ピュアフラットに入社。
企業のEC売上を飛躍的に伸ばし、MVPを受賞。EC未経験のクライアントに対しても 寄り添ったうえで成功に導けるサポートを心がけております。